「捨てられない」と悩む人は多いのです。様々な捨てる本を読んでも捨てられないのはなぜでしょう。
実は「捨てる」方法は、難しくありません。なぜなら方法は限られているからです。これだけです。
捨てる方法は5つしかない
- 業者に依頼する
- 売る
- 寄付する
- 譲る
- ゴミに出す
後はどれを選択するか決めるだけです。ところがここで葛藤が起きます。一番は「捨てる物にお金を払いたくない」というものです。買う物にお金を払うのは当然。でも、「捨てる物にお金を払うのは許せない」というわけです。
第二に「手間が面倒」というもの。これも「優先順位が低い」という理由でしばしば先送りされます。しばしば優先順位を考えてと言われていますが、本当に適切な順は主観で判断がついていないことがあります。一見、優先順位の低い事が実は真っ先に取り組むべきことだというのは、あり得ることです。
第三に「他人が得することが許せない」というケチ根性が原因というもの。例えば自分が高く買った服を、誰かが安く手に入れることが許せない気持ちです。
自分濃度と我欲
一度手に入れた物を手放せなくなってしまうのは、縄張り根性のような気持も働きます。つまり、我が強すぎるのです。
このようなとき、とるべき方法はシンプルです。それは「自分濃度」を薄めること。そうすれば強い我も薄れてきます。執着は強い我欲がなくては成立しないものです。