「よく考えて」も「よく考えないで」も、結果の良し悪しは無関係です。その出来事に遭遇したとき、結論は瞬時に出ているものです。けれども、実際は即断しない事は多いはずです。
それは、毎日の平穏な暮らしに少しだけ風穴を開けるような事、そうしたことに対する恐れです。どんなに良さそうな事でも、新しい事を始めるのは勇気がいります。
平穏な暮らしとは、穏やかである反面、変化とは無関係の世界です。どちらが良い、悪い、ということではありません。迷いとは、高い確率で「変化に対する恐れ」です。
そして、「恐れ」はじっくり考えようが、即断しようが結果とは無関係です。昨日までの自分に何かしら変化をもたらしたいとき、そんなときは即断してみれば良いのです。
さいごに
迷った時間が長くても最善の結論が出るとは限りません。であれば、結論を先に出してしまう。そんなやりかたがあります。万が一、何か問題が起きたなら、それはそれで対策をとるだけのことです。