パスタを常備するメリットがたくさん
常備しておきたい食品のナンバーワンはパスタです。
理由は・・
- 常温保存できる
- 賞味期限が長い
- 添加物がほとんどない
- アレンジが効く
- 一品でも格好がつく
- 安い
- どこでも買える
- パスタ嫌いの人はいない
- 分量の調節が簡単
- 調理が簡単
こんなにメリットがあります。
(冒頭パスタはイメージです。)
常温保存できる
常温で保存できるので冷蔵庫のスペースの心配がいりません。
賞味期限が長い
賞味期限を気にして食べなくてはいけないと管理が大変です。でもパスタは賞味期限が長いので一度買ったらあまり考えなくても大丈夫。我が家はパスタを結構食べます。だからアマゾンでまとめ買いしています。
添加物がほとんどない
たいていのパスタは原材料の小麦だけが原料です。いまどき、こんなシンプルな食材はありません。米同様のシンプルさです。「ほとんど」と書いたのはメーカーにより、多少の添加物を使っている場合もあるからです。また、小麦の栽培時の農薬にまで考えを巡らせた場合厳密には「何も添加物がない」とは言い切れないからです。これはパスタに限ったことではありませんが、念のため。こだわればそうです。表示法の規制という意味ではなく現実的な意味です。
そのうえ、パスタは茹でて食べます。ですから仮に添加物や雑菌があっても熱湯消毒され、洗い流される利点がありますね。
メニューのアレンジが効く
パスタはアレンジが自在です。まずはパスタだけでも味付けは無限です。その他、私がよくやるのはサラダスパゲティです。パスタを好みの長さにポキポキ折ってゆでます。
また、マカロニ代わりに短くカットすればまたアレンジの幅が広がります。
一品でも格好がつく
ご飯の場合、最低でもご飯、みそ汁、おかずと3つの食器と食品が必要です。(一般的に)それどころか、それでは物足りない印象があります。ところがパスタは一皿で格好がつきます。厳密にはサラダやスープがあったほうが良い感があります。でもごはんは、ご飯、みそ汁、おかず一品だけでは質素なイメージがあります。それに対し、パスタは一皿でも格好がつきますね。
安い、低コストである
パスタは低コスト、激安です。食べる量で違いがありますが、こんな感じですね。
パスタ 一回ひとり100g~200g
私が食べる場合,一食で100gくらい食べます。夫、息子はそれぞれ200g食べます。ということは、5キロの場合一食200gなら25食分、100gなら50食分もあります。
今回買ったパスタは5キロ約1600円として、
一食当たり
- 200gで64円
- 100グラムで32円
(このパスタはコシがありモチモチしています。好みですが食べごたえがあります。 )
激安ですね。もちろん、これにガス、水道とソース、具材、調味料が必要ですが微々たるものです。ガス代が微々たるものの理由はのちほど。
パスタはどこでも買えます。コンビニ、小さいスーパー。パスタが全く売っていないということは有りません。「こだわりのパスタ」でなければいつでも手に入ります。
パスタ嫌いの人はいない
米が嫌いな人がいないのと同じくパスタ嫌いの人はいません。もちろん、アレルギーや味付けの好みはわかれますが基本、万人に合います。
分量の調節が簡単
米の場合は米に対し水が何グラム、と基本の比率があります。けれどもパスタはパスタが被る量のお湯さえあればいいんです。つまり面倒な計測がほとんどいりません。ベストな茹で加減にこだわるなら別ですが、基本はテキトーでも良いラフさがあります。
調理が簡単
パスタは誰でも作れます。ゆで時間を間違えなければOKです。せいぜい、味付けとソースのタイミングですね。
さらにガス代節約のために、一度沸騰させたお湯にパスタを入れ、数分茹でたらフタをして火を止めてOKです。あとは既定の時間が経ったら普通ゆであがります。実践している方もいるでしょうが、お試しください。
なんにもない日でもパスタがあれば何とかなる
先日は雨なのに食品がなんにもなくなっていました。そこでパスタを作ったんです。でもパスタソースもケチャップも何にもありません。しかも洗い物は極力やりたくありません。そこで冷蔵庫を見て使った物は・・
- マヨネーズ
- 味ぽん
- トマト
- キャベツ
- レトルトのささみ
・・
だけです。
これに
- パスタ
- オリーブオイル
- こしょう
を使いました。
普通、
- マヨネーズ
- 味ぽん
- トマト
- キャベツ
- レトルトのささみ
だけなんて、わびしすぎます。手抜きもいい所って感じがします。ですがパスタにしたら、あら不思議。オシャレカフェ(と私は思っています。)のパスタが出来上がりです。
作り方は簡単です。
- パスタをゆでる(最初2~3分ゆでたら火を止めてフタをする)
- その間にキャベツ、トマトをカット。(キャベツはざく切り、トマトは大き目カットがいいです)
- パスタが茹で上がる3分前くらいにキャベツを投入してフタをする。(お湯が冷めたようなら再び火をつけて少し加熱)
- ゆであがりのタイマーが鳴ったらザルに(パスタとキャベツ)空ける
- 再び茹でた鍋に湯を切ったパスタとキャベツを戻す。
- 上記に味ぽん、マヨネーズをと入れて混ぜる
- 上記の鍋を弱火~中火で加熱。
- 好みで火を止める。
- トマト、ささみをざっくり混ぜる。
- 皿に盛りつけてできあがり。
写真を撮っておけば良かったですね。食べちゃいました。ポイントはマヨネーズです。マヨネーズは卵とマヨネーズが使われているので、コクが出るんです。マヨネーズも味ぽんも酸っぱいのでトマトと相性が良く味を引き立てます。
パスタは気軽に。「あるもの」で作ろう
味ポン以外でも麺つゆでもOKです。お好みと「あるもの」でいいんです。
文章にすると長いですが、簡単です。脇で見ていた夫が驚いていました。たったこれだけの材料で見た目に普通のメニューが出来上がることに、です。(脇で見ていたのは、鍋の湯を空ける作業が今の私にはちょっと危ないからです。家族3人分だったので夫から危ない作業は手伝ってもらいました。大量の熱湯を扱うためです。)そのあと、味も夫に好評でした。洗い物もなべは1つだけです。ガスも途中は火を止めるので吹きこぼれません。
ケンタロウさんのお母さん小林カツ代さんのパスタで焼きそば
とにかく、今回のメニューは一例ですがパスタは、「あるもの」なんでもできます。料理研究家のケンタロウさんは子供の頃、お母さんの小林カツ代さんが作る焼きそばが実はパスタで出来ていると知ったのは大人になってからだったそうです。こういう臨機応変さこそが家庭料理の神髄ですね。私もこの話を知ってからパスタで焼きそばを時々作ります。息子に言わせるとパスタと簡単にわかるそうです。小林カツ代さんとはさすがに何か違うのでしょうね。
パスタ保存は見た目より使いやすさが大事
パスタの保存は、これにたどり着きました。以前は、縦型のパスタケースを使っていました。見た目はおしゃれです。でも縦型のパスタケースは取り出しにくいです。使いたい分だけを出そうとすると無関係なパスタまで一緒にザザッと出てきます。結局、横からガシッとつかめる容器が一番ラクです。
5キロのパスタを入れられるのはこれです。厳密に言えば少し余ります。密封されるので湿気の心配がありません。これでパスタの取り出しはストレスフリーになりました。