(明日の朝食べるアジの煮付け)
さんま
アジ
青魚は血液サラサラ効果があると言われています。けれども買うのに戸惑ってしまいませんか?最近は内臓が除去され、ちゃんとした処理された魚が売られています。それでもハードルを感じていませんか?
魚の調理が億劫な理由
答えは簡単です。魚は
焼いた臭いと煙
焼いた後の後始末
これが嫌なんです。
魚は煮る
でも対策はあります。煮ればいいんです。
サンマもアジも煮るんです。サンマ、アジは焼き魚のイメージがあります。確かに美味しい。でもにおいがすごいし、煙も出ます。髪の毛や洗濯物や服ににおいが付きます。部屋にもにおいが立ち込めます。
でも煮魚ならこれらが半減します。
煮魚=手間がかかる
(夕飯のサンマの煮付け)
(向きが反対ですが気にしないでくださいませ。)
イメージがありますが、そんなことはありません。フライパンとぴったり閉まるサイズのフタがあれば大丈夫です。
- 半調理された魚をフライパンに並べます。
- 魚の身が半分くらい浸るくらいの水を入れます。
- はちみつ、てんさい糖、みりんなどお好みで甘み調味料を適量入れます。煮魚は甘めが美味しですが、入れなくても大丈夫です。次に醤油をお好みで適量入れます。
- フタをして中火で12~3分煮ます。途中様子を見て加減してください。
- 火を止める2~3分前か、火を止めてからか、どっちでもいいのですが最後に香味系野菜を入れてフタをします。ネギ、ショウガ、セロリの葉など香味系野菜をなんでもいいので適当に入れて再びフタをします。
- 食べる頃にはふたを開けると火が通っています。
ちなみに今回のサンマ、アジは一緒のフライパンで煮ました。さんまは夜、アジは朝食べました。夜に作ったアジは良く味がなじんでいます。
似た味の素材はまとめて調理する
似た味の素材ならまとめて調理もアリなんです。手間は3尾煮るのも6尾煮るのも同じ。このようにすれば手がかかるイメージの煮魚だってハードルが低いんです。
火は最後に点ける
それから火は「全部スタンバイしてから」でいいんですよ。煮汁がに立ってから魚を入れる・・ではやけどしやすいし、焦げるし、焦ります。
家庭料理はあせらなくていいし、順番の思い込みは外していいんです。フライパンを温めてから具を入れ・・たらやけどのリスクが出ます。でも火をつけない状態で具を入れ、スタンバイOKで初めて火をつけても全然遅くありません。
魚と言えば焼き魚・・いかにも秋の風物詩っぽいですが、それは画像的に季節感を出しやすいからに過ぎません。だから魚売り場ではたいてい、年配の男性が買いたそうにしていますが、奥さんはスルーしたがっています。それはニオイ、煙、後片付け・・が面倒だから。
さんまは「脂が乗ってる」のが苦手な人もいます。でも煮魚なら気にならないんす。
煮魚は焼き魚と違ってグリルを洗わなくていいから、後片付けがラク。煙も普通の煮物程度です。ぜひお試しください。