ワードプレスから、はてなブログへの引っ越しは、想像以上に苦戦しています。けれども変化を受け入れることは大なり小なり、こういうことは付き物です。「変更したい」という気持ちにフタをすれば、安定は得られます。けれども「変えたい」という本音にさからわないようにしたいのです。「まずは、やってみる。」失敗してもいい。そう思って進む事にします。
約3年前も「変えたい」とブログを仕切り直し。そして再びイチからのスタート。
考えてみれば、今のブログを無料ブログから一転、全て仕切り直した2,015年1月にも似たような状況がありました。アクセスが伸び始めましたが、どうしても仕切り直しをしたくなった。案の定、アクセスは落ち、一からのスタートになりました。けれども読者様のおかげもあり、多くの方に足を運んでもらえるようになりました。あれから2年10か月経過して再度仕切り直しをしたくなったのです。
今回のブログで当初、引っ越しをためらっていたのは、まさに今の状態を想定していたからです。IT関連の知識もないのに(IT関連というレベルの技術ではないのですが)ワードプレスを使ってしまったのですから、いずれは通らない道でした。一日で取り掛かれる量にも限界があります。わからない事は調べながらとりあえず出来る範囲で修正しています。あらためて振り返れば、ワードプレスにはプラグインという便利な機能がありました。だから普段、使うには知識がなくてもいろんな設定が出来てしまう利便性がありました。それに対して、はてなブログは、必要以上に機能を求めると自分で調べなくてはいけない部分があります。
変化というリスクで得られることがある
おそらく、はじめからはてなブログを使っていれば今の様な手間は不要です。普通に気軽に使えていたでしょう。勝手が違い戸惑う事も数知れず。けれどもそのおかげでグーグルの便利な機能の存在に気が付くことができました。これは収穫です。例えばメールフォームの設置がそうです。ワードプレスはプラグインという機能で簡単に設置できていました。他のブログサービスでは、簡単に設置できるシステムが用意されているところもあります。ところが、はてなの場合は、そういうサービスがないんですね。そこでグーグルフォームというものを使えば良いとわかりました。現在、お問い合わせフォームとウェブ読書会のフォームを分けて作りました。作成には手間取りましたが、一つ新たに知ることが出来たシステムがあるのは嬉しいことです。
はてなブログはchromeシークレットモードと相性が良くない
ほかにとまどったこと。それは、はてなはブラウザでchromeを使った場合、シークレットモードにするとスムーズに使えないことです。これは自由度に制限があるブログサービスを使うのでやむを得ないことです。とはいえ、グーグル先生に尋ねても答えが出ないこともあります。それが今回は、はてなとchromeのシークレットモードの関係です。はじめ、それに気付かず余計な困惑をしました。内部リンク(自分のブログに自分のブログの他のページの記事リンクを貼る事)を貼りたいのに、なぜか記事URLが変になるのです。しばらくして気がついたのは、私のパソコンがchromeでシークレットモードを使っていることでした。このことに気付いたら解決。わからなくて散々ああでもない、こうでもない、とやり直してみたり。けれども最終的には気が付くことができました。これで「知らなかったことにひとつ気付くことができた」恩恵です。
ブログ引っ越し難航で、サイアク失うものは何もない。
客観的には、楽するつもりが逆に作業を増やしています。このほか、サイトのネット上の評価引継ぎなどSEO的にはかなりテキトーになっています。散々調べましたが、少しずつ段階的に設定するしかありません。ブログ村の方も検索流入もブログ引っ越しによりかなり変動しています。はじめ「しくじった」とかなりショックでした。
(※追記
その後、グーグルからメールが来ました。簡単に言うと「URL変更による反映が開始したと」いう意味のメールです。「簡単に暮らせ」で検索をすると、旧URLではなく現在のURLが反映されるようになっていました。)
けれどもやってしまった物は仕方ないんです。こういう時はお風呂です。お風呂に入ったらあら不思議。前向きになれます。
「ブログの引っ越しをしくじったかもしれない、って失うものはある?」と自問しました。
- 「新たなブログで早速読者登録してくれた人がいる。」
- 「前からの読者さんも読みにきてくれている。」(探してたどり着いたかもしれないのですが)
- 「ブログ村ポイントバナーを押してくれる人もいる。」
- 「グーグルの評価的にはどうなっているかわからないけれど私はブログを書くことができている」
- 「サイアクでも、一から書き直せばいいだけ。」
考えてみたら、たいしたことではありません。所詮はネット上のサイトとしての評価です。これが企業さんなどのサイトなら、こんなではいけませんが、個人ブログですから。がんじがらめになっちゃいけません。というわけで、これからも書きたいことを書くことに変わりはありません。