ブログは「こんなこと誰でも知っている」とか、一切気にせず書きましょう。
私がその事実に気付いたのは、まだブログを始める少し前のことでした。
「当たり前」は誰が決めるか
古い友人と久々にランチを食べました。
で、ランチを食べながら何気なく言った私の発言に、友人たちは「え~、そうなのー」と興味津々。
話の内容は、「この肉はカットされた断面が鋭角だから、冷凍物」とか、(せっかくの料理に水を差しているともいえるけど)野菜は国産か中国産か、必ず見る、とかそんなたわいもない話です。
私にしてみればどれも当たり前のことだという認識です。ところが友人たちはそうじゃなかったんです。
「野菜は値段しか見ない。」
そんな感じ。そして買い物の仕方とか、食材の選び方とか、いろいろ聞いてくるんです。
私にとっての当たり前も、人によっては目から鱗ってことがあるんだ、と悟った瞬間でした。
そしてブログを始めた時に心がけたのは「誰でも知っている」と思わないで洗いざらい書くことです。
当たり前は誰が決めるんでしょう。
知っているならスルー出来るのがブログ
確かに知っている人はいます。けれども知らない人もいるんです。知っていればスルーすれば良いだけです。読んでみようと思うなら読み進めればいい。
ブログは相手に気を遣って読む必要はありません。それが対面なら気を遣って話を最後まで聞かなくちゃいけない。
ブログは読むのが苦痛なら読まなければ良く、読みたければ読めばいいというラフさがいいですね。
「これはちょっと違うな」
と思えば、他に行く自由があります。
こっそり読みに来れるのがブログの魅力でもある
そしてブログはこっそり読みに来ることができます。だから「こんなことも知らないと思われる」と考えずに読むことができます。
今は知っている人でも、知らなかった時代だってあったはず。だから「当たり前に知っていそうなこと」も書き続けるのです。