書店で偶然見つけた「毒出しうがい」というタイトルが気になって買ってきました。
「うがい」というと、風邪予防などで喉の奥でガラガラするものをイメージしますが、この本で紹介されている「うがい」はちょっと違います。ですがこれがとても良さそうなので紹介します。
歯と歯茎をきれいにする毒出しうがいとは
歯の近辺で歯と歯茎をきれいにするための「うがい」です。
歯と歯茎をきれいにする「うがい」なので、のどではなく歯と歯茎近辺でクチュクチュさせる「うがい」です。
本の冒頭に写真入りでやり方が書いてあります。特別、難しいものでもないし、手間も要らない方法です。
「毒出しうがい」の実践方法概要
早速、この本を見て実践してみました。本で紹介されている「毒出しうがい」は、口に水を含んだ時、体を起こして正面を向きます。これによって水圧が歯と歯茎に当たりやすくなるとのことです。
だいたいのやり方としては、口に30mlくらいの水を含んで(人によって最適な量は変わります)
- 前の歯
- 下の歯
- 右の奥歯
- 左の奥歯
を、それぞれ歯に、水を勢いよく音を立てて、ぶつけるように、クチュクチュと、出来るだけ大きな音を立てて10回で、水を吐き出します。(10回×4か所)
「え?それだけで?」
と半信半疑でした。
(書籍には注意点やQ&Aがあります。実践する場合はご確認ください。歯科治療中や、何か気になることがある場合は必ず歯科医師の許可を得てくださいね。)
実際にやってみると、歯はもちろんですが、歯と歯の間に水が勢いよくかかるイメージです。
口腔洗浄器も「毒出しうがい」の原理かも
これをやってすぐに連想した機器があります。それは、口腔洗浄機です。これは以前も当ブログで紹介しました。この手の口腔洗浄機も、要は水圧で歯と歯茎や歯間の汚れを吹き飛ばすわけです。
( 我が家にあるのはこちらですが・・)
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「毒出しうがい」は、まさに口腔洗浄機の原理そのものに思えました。口腔洗浄機は確実に緻密にピンポイントに汚れを取ります。ただし機器は準備や後始末、音、などの手間がいります。
また、口腔洗浄機がピンポイント寄りであるに対して、「毒出しうがい」は、歯と歯茎、歯間等を一通りケアできます。口腔洗浄器はあくまで歯間や歯と歯茎の境目のピンポイントケアがメインです。けれども「毒出しうがい」はこまめに実践できるし、歯近辺全体を綺麗にできる印象です。
すぐ実践できるから、やらない手はない
もちろんどちらも「これだけで万全」と過信せず定期的に歯科医院に通うなどもあわせて必要です。とはいえ、これほど時間も手間もお金も物も必要ない方法は、ないのではないかと思えました。
「毒出しうがい」なら道具はコップだけです。時間もかかりません。子供からお年寄りまで誰でもすぐできます。出先でもペットボトルの水で実践できます。
「むしろ子供の頃から歯磨き同様に、もしかすると歯磨き以上にこの方法を教えるべきなのではないか。」と思います。
まだ、始めたばかりなので詳細な効果は未確認です。ですが一つだけ確実なことがあります。それは明らかに歯が毎回簡単にツルツルになったことです。
普段、こまめに歯を磨いていますが、なかなか歯がツルツルにならずこんなもんかな」と思っていました。ですが「毒出しうがい」をしたら特別な物は何も使っていないのに歯がツルツルなんです。歯を磨くときは決して力を入れてはいけないそうです。ですがザラザラが気になるとつい、何度も磨いてしまいます。ですが、このうがいを始めたら、特別磨いたわけでもないのに歯がきれいなんです。それは歯がツルツルになったのでわかりました。
また、歯間も心なしかスッキリします。これはやはり「毒出しうがい」の効果ではないでしょうか。
毒出しうがい習慣にしようと思う
毒出しうがいは習慣にしてみようと思います。誰でも簡単にできるのがいいですね。
こんなに簡単に歯と歯茎の汚れを取るケアが出来るなら、子供の頃からやりたかったと思います。
今、お子さんがいる方はぜひ、この方法を教えてあげることをお勧めします。もちろん、大人である方も今からでも実践することをおすすめします。