外食は選択の嵐です。ですが、迷わず即断することで結局は無駄がなく余計な労力を消費せずに済みます。
時間をかけて考えても結果が良いとは限らない
- どこで食べるのか。
- いつ食べるのか。
- 予算はどうするのか。
- 何を食べるのか。
特にいつもと違う場所で食べる時には、選択の幅が大きくなります。なぜなら、近隣にどんなお店があるのか知らないからです。
私はだいぶ前まで、こうしたとき悩みに悩み、入る店がなかなか決まらなかったり、何を食べるか迷ったりということがよくありました。
けれども、ある時期からこうした悪い習慣をやめることにしたのです。つまり、出来るだけ素早く決めてしまう習慣を持つように変化させました。
するとどうでしょう。結果としてよく考えて迷った時よりも楽になったのです。一見、よく考えて迷ってから決めた方が良い結果が出そうに思います。けれども実際はそうではありませんでした。
迷って時間をかけて決めても、即断しても結果に大差はなかったのです。そうであれば即断したほうがいいに決まっているのです。
「もっと良い店(メニュー)があるはず」と期待するから消耗する
例えば「そろそろお腹が空いたからどこかでランチにしよう。」と思ったとします。この場合は、まずそのときに、次のことを頭に浮かべます。
- およその予算
- 大まかに何を食べたいのか
この2つを目安に周辺を見まわします。そのとき一番最初に目についたお店に入ってしまうのです。
「もっと良い店があるのではないか」
と考えていつまでも近隣をウロウロする方が無駄です。また、スマホで食べログなどを調べて検索することもしません。知らない場所で目についたお店に入れば当然、当たりはずれはあります。良し悪しも楽しんでしまえば良いのです。
マイナスポイントも「ネタ」と思えば楽しめる
例えば予想より良かった場合は文字通り「当たり」ですし、今一つだった場合でも全てがマイナスとは限りません。味はいまひとつでも、お店の雰囲気が良いとか、お店の人の感じが良いとか、眺めが良いとか、立地が良くて便利だとか、混雑しないとか、はたまた、びっくりするようなマイナスポイントも「笑い」「ネタ」にしてしまえるほどのインパクトであれば、それはそれで楽しめます。そもそも、初めから多大な期待をしなければ良いのです。
食べログ等は基本利用しない
食べログ等の口コミサイトは出かける前に調べる時に使う事はあります。ですが「今、このとき」では小さい画面であれこれ見ていると選びきれなくなります。それよりも目についたお店にさっさと入ってしまった方が良いと考えます。
また、プラス評価もマイナス評価も口コミサイトを読んでしまえば、行く前から固定概念ができてしまいます。他の方の評価は評価として、自分の感性で訪れれば良いのです。
水を持ってきた時に注文を完了する
そして店頭におすすめランチメニューがたいてい看板に書いてあるので、その中から注文する物を決めてしまいます。
そしてお店の人が水を持ってきた時点で、注文を済ませてしまいます。するとその分、料理が運ばれるのも早くなります。ランチの時間はどこも混雑しますから、初めてのお店は注文のタイミングでかなり待つこともあります。
看板に書いてあるおすすめランチメニューなら、早く出てくる可能性も高いのです。
このとき「メニューにもっと良さそうなものがあるかもしれない。」とは考えません。ランチはその時点で価格的にもリーズナブルですし、仮にとてもお店が気に入って気になるのであればまた訪れれば良いからです。
「選ぶ」キャパを消費しない
それよりも「選ぶ」「悩む」ことで時間も選択のキャパも消費します。そちらの方がずっと無駄です。
ランチなどで何を食べるかなどといったことは、真剣に考える種類のものではありません。このようにどうでもいい事は限りなく選択にかけるエネルギーを小さく設定しておきます。
それよりも、もっと考えるべき重要な選択は他にあるからです。