今さらですが、街中でクレジットカードを使ったことのない(最後に使ったのは20代)私(アラフィフ主婦)が、現金払い主義をやめてクレジットカード、つまりはキャッシュレス化に移行するる経過をレポートします。また、クレジットカードを街中で使う事によって現金払い主義では気付けなかったことが多くあります。後半はそれについても記しています。
もくじ
- もくじ
- クレジットカードを街中で実際に使ってみた4パターンの実例をレポート
- 街中の書店でイオンカードセレクトで支払い
- ダイソーで楽天カードで支払い
- イオンで楽天カードで支払い
- 個人飲食店でのクレジットカード利用について
- クレジットカードを使う側と使われる側の思惑の違いに気付く
- さいごに
クレジットカードを街中で実際に使ってみた4パターンの実例をレポート
クレジットカードを街中で使うと言っても、改めて考えれば「どうやって使うの?」と疑問が沸きませんか。同時にちょっと不安だったり。私はアラフィフ主婦ですが、ほとんど街中でクレジットカードを使った経験がありません。
しいて言えば新幹線の切符をクレジットカード支払い会員必須の「えきねっと」で券売機から受け取ったくらいです。あとは通販系ですので、街中では全くの初心者です。
そこで実際にクレジットカードを街中のリアル店舗で使った事例を不定期にレポートしてみます。いくつかの事例があると思いますが、しばらくすればパターンが読めるようになるでしょう。
前回はイオン食品レジでイオンカードセレクトでクレジットカード払いをした話を書きました。
今回は、
- 街中の書店でイオンカードセレクトで支払い
- ダイソーで楽天カードで支払い
- イオンで楽天カードで支払い
- 街中の個人飲食店では「ランチタイムのクレジットカード利用はご遠慮ください。」と書いてあったので現金で支払った
実例を紹介します。
街中の書店でイオンカードセレクトで支払い
まず、街中の書店の実例です。ここでイオンカードセレクトを使って支払ってみました。ここで初めてクレジットカードの暗証番号を押すという経験をしました。
レジで「クレジットカードでお願いします。」と言いました。
「一回払いでよろしいですか」
と聞かれたので
「はい。」
と答えました。
カードをこれから暗証番号を入力する機器に店員さんが差しました。そして
「音声が流れたら、暗証番号を入力してください。」
と言われました。
カードが差されたまま、手元を片手で隠して暗証番号を押しました。そして「確認」というボタンに気付いたので、「確認」ボタンを押しました。
それで私の操作は終わりました。店員さんからカードとレシートを受け取りました。商品と共に完了です。
ダイソーで楽天カードで支払い
次は100円ショップダイソーで楽天カードを使ってみました。ダイソーでクレジットカード使用ってありなのでしょうか。出かける前にググってみると「使えるか使えないかは店舗による」という情報です。
ですが私が行ったダイソーはクレジットカードを使えました。一応、現金でも支払えるように、現金を出す用意はしていました。ですがレジについてみるとレジ脇にスイカや何かクレジットカードっぽいマークが記された紙がありました。よく見えなかったので店員さんに聞いてみました。
「クレジットカードは使えますか。」
すると、あっさりと
「はい、使えます。」
「種類は何でも大丈夫ですか。」
「はい、大丈夫です。」
種類、と聞いたのは国際ブランドの種類でたまに、使える使えないがあるからです。国際ブランドとは、クレジットカードに記載があります。VISA、JCB、マスターカードの別です。クレジットカードを作ったときに、自分で選んでいるはずです。
そして、ダイソーの、この店舗の場合は、クレジットカードを使えるということで、楽天カードを使ってみました。
カードを店員さんに渡すと店員さんが、カードをレジ脇にシュッと通して返してくれました。そして
「こちらにサインをお願いします。」
と言われて台紙にはさまれた(小さい回覧板みたいなもの)大き目のレシート大の紙とボールペンを提示されました。
カードに書いてあるのと同じ漢字の名前でサインをしました。後はレシートと商品を受け取って完了です。
イオンで楽天カードで支払い
次はイオンの食品レジで今回は楽天カードを使って支払ってみました。(前回はイオンカードセレクトで支払い)
レジで
「クレジットカードでお願いします。」
と言ってカードを店員さんに渡しました。イオンカード同様にレジ脇にシュッと通してカードとレシートを受け取りました。これで完了です。サインも暗証番号も不要でした。そういえば、ここでは何回払いかの質問はされませんでした。
この時の購入金額は千円ちょっとでしたので、私が何も言わないので「一回払い」と判断をして店員さんもあえて聞かなかったのだと思います。
個人飲食店でのクレジットカード利用について
個人経営の飲食店に行きました。ここでもクレジットカードをできれば使いたい。と思いました。ですが個人経営の場合は、少額の支払いにクレジットカードを使われるとあまりうれしくないらしい話を読んだことがあります。クレジットカードを客が使うと店が手数料をクレジットカード会社に支払わなければならないからです。
そこで
「ここでクレジットカードを使うのは、とりあえずやめておこう。」
と思いました。と、メニューを見ると上の方にこう書いてあるのを発見しました。
「ランチタイム時のクレジットカード支払いはご遠慮ください。」
これは、どういう意図なのでしょう。考えられることは2つあります。
- ランチメニューは利益率が低いからクレジットカードを使わないでほしい。
- ランチタイムは混雑するから、(決済処理に手間がかかる?)クレジットカードは遠慮してほしい。
どちらとも言えないのですが、「1」の可能性が高いのではないでしょうか。というのも、そのお店は初めてだったのですが、クレジットカードの方がお釣りの細かいお金を用意したりお金を出し入れする手間がいらないのですから「2」は考えられないと思います。同時に全般に価格設定が安いと思ったからです。
そこは周囲に大学や予備校などがあり、学生が多い街です。だから学生に配慮してランチは低い価格に設定している可能性があります。
同時に学生はクレジットカードを使う人が少ないわけです。とすれば仮に少し価格を下げてもクレジットカードを使う人が少なければ、クレジットカード会社に店が手数料を支払わずに済みます。同時に入金は後日遅れるクレジットカードに対して現金は即刻入金です。
となれば、価格を少し下げても最終的には帳尻が合う計算になるでしょう。そのお店は都内の山手線内ですから、ランチメニューはだいたい安くて1,000円程度が普通だと思われる内容でした。ですがそのお店のランチメニューは、850円前後が中心だったのです。コーヒーは別料金ですがそれでも追加すると100円プラスです。つまりコーヒーをプラスしても1,000円にお釣りがきます。これはランチは価格を低く設定してあると感じました。
というわけで、私が迷う以前に「クレジットカード支払いはご遠慮」とありましたので、その通りに遠慮しました。ですがなかには全く現金を持ち歩かずに初めて来店する客もいるはず。そのときも「ダメ」とは言わないでしょう。
とにかく個人商店で少額の支払いにクレジットカード支払いをされると実はあんまりうれしくない実例を偶然はっきり経験することができました。
クレジットカードを使う側と使われる側の思惑の違いに気付く
他のお店では内心、うれしくなくても「クレジットカードは内心嬉しくない」とは掲げていない店が相当あるに違いありません。ですが今の時代は客がクレジットカードを使う事を想定して価格設定をしているはずです。
つまり現金払いというのは、クレジットカード払いよりも店の手数料負担分、実質高い支払いをしているということですね。現金払いだけをしているときは、そんなことをあまり考えませんでした。
本来なら現金払いとクレジットカード払いとで価格に差をつけなければならないのが公平な方法です。ですがそんな店は見たことがありません。こうしたことは現金払いだけに徹していては全く気付けない盲点でした。
さいごに
実際にクレジットカードを街中で使ってみると、現金払いでは見えなかったことがいろいろ見えます。
こうしてみると、世の中の基本的なシステムは一通り理解しているつもりでも、無縁なことは一切見えていなかったことに気が付きます。
たかが「街でクレジットカードを使う」に過ぎないことですが、いずれも視点が変わります。おもしろいですね。また気付きがあったら紹介していきます。