12月なのでクリスマス、忘年会、年末年始の飲み会などの機会が増えます。こうしたときも油断することなく注意したい時期ですね。
通常、ダイエットを意識する人が真っ先に気にするのは体重です。同時にガマンのイメージがあります。でも、私は体組成計を使うようになり、大切なのは数値を知る事だと痛感しています。
「体重だけが減ってもダイエットにはならない。」
のですね。体重だけを量ることが出来る体重計では、ダイエットや体調管理がいまひとつなのです。結局、体重が減ってもそれが健康的だとは限らないのです。
バランスが取れている状態にあって、はじめて
「健康的になる=ダイエットが成功する」
というわけですね。体重が減ったからと言って喜んでいいわけではないケースもあります。
体組成計とは、体重のほか、
「体重、体脂肪率、内臓脂肪レベル、基礎代謝、BMI、体年齢、」
などを計測できる機器です。
例えばこれは、我が家で数年前から使っているのはこれです。
(この品は型が古いため市場の在庫が少なめです。)
類似の現行品ならこちら↓ (こちらは表示がもっと詳細になっているようです。部位別皮下脂肪率、部位別骨格筋率も計測できます。)
これで計測するようになってから、体重そのものよりも、内訳を重視するようになりました。
- 例えば、体重とBMI自体は平行線。
- ところが体脂肪率、内臓脂肪を見ると数値が上がり気味。
- 同時に骨格筋率が低くなった。
こんなときの食事を思い起こせば「なるほど」と思い当る節が必ずあります。
例えばこんなケースがあります。
- 体重だけを測ると平行線。
- 体組成計で内訳を見ると同じ体重でも、体脂肪率が増えたり減ったり。
- 内臓脂肪率や骨格筋率も同じ。
体重が変わらなくても、体は食べた物や運動の具合で目まぐるしく変化しています。当然それは体のシルエットその他に影響するはずです。
体重が増えても体年齢は変わらない事があります。体重が増えることがマイナスとは限らないというわけですね。
体重だけをダイエットの目安にしていた従来の方法と違い、現在は体組成計で内訳を簡単に知ることができます。
そうすると、体重だけを減らそうとするあまりの無理で不自然なダイエットに移行することはあり得なくなります。
また、例えば「体脂肪率が標準より高めだ」という場合は、体重が減っても喜んではいられないという事です。
このように、より正確な数値を知ると、形だけのダイエットをしても意味がないとわかります。
体も食事も全てはバランスが大事というわけですね。こればかりは、見てわかるものではありません。数値を知ることで客観的な事実を確認する。これで曖昧な言い訳による食べ過ぎをしなくなるというわけです。