買い物に行くと、時々割引クーポンを頂くことがあります。けれども、結局使わないことが98%くらいあります。だから頂いた瞬間に「即判断」をすることにしました。
絶対行きそうな場合以外クーポンは処分する
たいていは利用期限があります。その間に「絶対行きそう。」なら保管しますが、「よくわからない。」「行くかも。」程度なら処分することにしました。
結局、財布にクーポンが入ると邪魔になります。以前は内容を見ると結構お得そうな気がして、とりあえず財布に入れておきました。
けれどもクーポンを実際に使う事ってほとんどないんです。もちろん、意識して使えば別ですが、クーポンがあることで「行かなくてはいけない。」と意識することが問題なのです。
クーポンがあることの強制力
何より、そう使い方は落ち着きません。万が一
「あのクーポンがあれば値引きになったのに」
ということもあるかもしれません。けれどもそのときはそのときです。そもそも、期間が限られるクーポンは下手をすると「〇日まで使わなくてはいけない」という独特の強制力を発揮します。
例えば最近では、paypayの20%還元イベントがありました。あれも買い物した人の中には
「今、このタイミングで買い物をしたくなかった」
という人も含まれているはずです。ところが20%還元という威力によって、人の行動が極端なことをいえば操ることも可能になったわけです。
ユニクロの期間限定価格、無印良品週間の10%offセールも似たような面があります。確かに買い物と手持ちのお金の関係は密接に絡んでいます。
安く買おうとすることで生じる行動の縛り
安く買う事は重要です。一方で行動が必然的に限定されてしまうとしたら、自由であるはずの身を自ら縛り上げているようなものです。
もっとも、実際はイベントやセールを楽しんでいる方が多いのでしょうが。一方で割引というのは時に「嬉しくない」という状況を生みます。
「クーポン」もそのひとつです。もし、クーポンという存在がなければ「美味しかったね。」「買い物をした。」という純粋な満足感だけで終わります。
価格ではなく必要な時だけ買う
ですが支払いを終えたあとにクーポンの出し忘れに気付いたときのあの、妙な敗北感。そんな経験をした人は多いはずです。
こうした事例の対策はひとつです。それは「自分が必要だと思った時にだけ買う」ことを習慣づけることです。