冬は水が冷たいので食器や鍋洗いが大変ですよね。今回は食器洗いをラクにする方法を紹介します。
食器洗いが苦痛な理由はどうしてでしょう。それは次の理由にあります。
食器洗いが苦痛な理由
- 家族の食事時間がバラバラなので一度で終わらない
- 手が荒れる
- 水が冷たい
- お湯を使いたいが節約上気になる
- 水、洗剤が服にはねるので汚れる
- 時間がかかる
- 家族がいるのに「なぜ私が」という不公平感がぬぐえない
- 食器洗いが苦痛な理由
- 家族の食事時間がバラバラで洗い物の回数が多くなる場合
- 米粒が付きにくい茶碗を使う
- 落ちにくい焦げ付きはステンレスたわしで「すぐ洗い落とす」
- 食器洗い機を導入する
- お湯を効率よく使う
- 道具を工夫する
- 汚れ落としが大変な料理を避ける
- まとめて調理をする
- ワンプレートで洗い物を減らす
- 洗い物の前に汚れを落とす
- 節約が気になってお湯を使う事にためらいがある場合
- 手を濡らさないで洗う工夫をする
- エプロンを使って服の水はねを避ける
- 扱いやすい食器に変えてみる
- 家族で家事分担を話しあう
- さいごに
家族の食事時間がバラバラで洗い物の回数が多くなる場合
食事の時間がバラバラな場合、煮物系がおすすめです。煮物系は食器洗いも比較的楽だからです。
洗い物は面倒でもその都度すぐ洗ってしまった方が結果的にラクです。なぜなら汚れは放置するほど落ちにくくなるからです。
家族の時間差で洗い物の回数が増えますが、結果的にまとめ洗いより「その都度すぐに」洗ったほうがラクです。
- その都度洗い終える
- 煮物系で汚れ落ちしやすい料理にする
米粒が付きにくい茶碗を使う
食器洗いの中でもご飯粒の処理は大変です。そこで米粒が付きにくい茶碗を使えばノンストレスです。実際、我が家でもそうした茶碗をつかっています。
漬け置きも不要になります。
私は漬け置き洗いはしません。どうしてもタイミング的にすぐ洗えないときは鍋の底に少しだけ水をいれておきます。鍋はたいてい底に汚れが付いて落ちにくくなります。
そのため、とりあえず底が浸る程度の水を入れておくだけでも汚れ落ちが楽になります。
- 米粒が付きにくい茶碗を使ってみる
- どうしても時間差が必要な時は鍋の底に水を入れておく
落ちにくい焦げ付きはステンレスたわしで「すぐ洗い落とす」
焦げ付きなどは漬け置きしか洗う術がないと思い込んでいませんか。漬け置き洗いは洗い物が嫌になる根源です。焦げ付きがあった場合でもステンレスたわしを使えばすぐに落ちます。ただし洗う物の素材による傷などは判断して加減してください。
よく似たものにスチールたわしがありますが、小さくつぶれやすいので個人的にはおすすめしません。ステンレスたわしのほうが弾力が損なわれにくいのでお勧めです。
(100均でも買えます。)
- ステンレスたわしですぐに焦げ付きを落とす
食器洗い機を導入する
初めに、極論ですが候補として検討の余地があれば考えてみましょう。現在は食器洗い機も気軽に検討可能な価格で販売されています。
食器洗い機が贅沢品だという考えで思いもつかないことがあります。人によっては画期的に必要な場合があっても思い込みがあると気付けません。選択の一つとして覚えておいても良いでしょう。
- 必要があれば食器洗い機の導入をためらわない
お湯を効率よく使う
ずっとお湯を使わなくても、最初にお湯を食器にまわしかけるだけで汚れ落ちが違います。軽い汚れなら洗剤不要です。また殺菌にもなります。
水だけで洗う場合と比較して冷たくありませんし(ゴム手袋を使い、洗い始めは水を足すなどやけどに注意してください)お湯を出しっぱなしで洗うより経済的です。
- お湯を回しかけるだけでも汚れ落ちがラクになる
道具を工夫する
道具を使う事でできるだけ水に手を振れないスタイルです。特に柄が付いたブラシはフライパン洗いなどにおすすめです。
さらにゴム手袋を使えば、水の冷たさや手荒れを予防できます。使い捨て手袋は水の冷たさは伝わりますが素手と比較して結構、軽減されます。
食器洗いのほか、調理の際に使い捨て手袋を使えば、いちいち手を洗う手間を省けます。
- 柄付きの食器洗いブラシを使う
例えば我が家ではこのようなブラシを愛用しています。
- ゴム手袋を使う
- 使い捨て手袋を使う
ゴム手袋は皆さん、よく使っていると思います。その他使い捨て手袋は調理の際、いちいち手を洗う手間がありません。
- 食器洗いブラシ、ゴム手袋、使い捨て手袋を使う
汚れ落としが大変な料理を避ける
そもそも調理器具や食器の汚れ落としが大変な料理を作らない方法です。結局のところ調理器具や食器の汚れは換気扇や身体の内部(血管など)も同様になる傾向にあります。
洗い物がラクな調理は他の掃除や身体の内部も汚れにくくなるでしょう。
- 脂っこい料理をできるだけ作らない
- 煮物系料理を中心にする
まとめて調理をする
台所は使えば使うほど汚れます。なので可能な限りまとめて調理をすれば、汚れを落とす作業も数少なくなります。
料理の手間も省けるので一石二鳥です。洗い物は3回分を一回で洗う方が簡単です。
- 「まとめて作り置き」で洗い物の回数を減らす
ワンプレートで洗い物を減らす
カフェのように一枚の皿にいろんな食材を盛る方法です。和食は基本的に食器の数が多いスタイルです。ですがカフェ風を参考に使う食器を減らせば洗い物がラクになります。また、気分が変わり洗い物も減らせるおまけつきです。
「朝ごはんだけ」「休日だけ」など利用をポイント使いするのもお勧めです。
- ワンプレートで洗い物の食器を減らす
洗い物の前に汚れを落とす
洗い物をする前に可能な限り汚れを落とします。紙類やスクレーパーなどを使う手もあります。
- 新聞紙
- 古い雑誌
- いらない紙
- ティッシュ
- キッチンペーパー
- 要らない布
- スクレーパーなどの道具

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節約が気になってお湯を使う事にためらいがある場合
ガス代、(電気代)が気になりお湯を使うことにためらいがある場合です。ゴム手袋を使う事が得策ですが、冬は割り切ってしまう方がラクです。
節約はストレスがたまると他にしわ寄せがいくことがあります。光熱費の節約は労力の割に結果が大きく伴いにくいものです。ここは割り切ってお湯を使いましょう。その代り温度設定を高くしないなどにします。
- 労力とストレスになる節約はしない
手を濡らさないで洗う工夫をする
「食器洗いが嫌い」というより「手を濡らすのが苦痛」という心理が隠れていることがあります。
また、濡らした手をきちんと拭く習慣がないと手が荒れやすくなります。理由は水滴が蒸発するときに手の水分も蒸発するからです。
よそのお宅にお邪魔すると「台所に手拭きのタオルがない」という事が割とあります。シンク付近には手拭きのタオルを設置してまめに濡れた手を拭くと荒れにくくなります。
こまめにハンドクリームを塗るなどのケアも忘れないようにします。

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- 手荒れの原因を作らないで心理的要因を避ける
エプロンを使って服の水はねを避ける
意外な理由で食器洗いが億劫になることはあるのです。例えば服への水はねです。「汚したくない。」心理で洗い物を避けたくなる気持ちが生まれることがあります。
「エプロンが苦手」という方もいるはずです。何となく生活臭がする気がしてためらいが生じることはあるものです。
そういう場合、エプロンではなく薄手のワンピースを着る手があります。また、エプロン代わりにベスト、カーディガンを羽織るなど服を汚しにくくする方法を工夫してみましょう。ただし台所で着る服は火がつきやすい素材は十分注意してください。
- エプロン等の使用で洗い物の抵抗をなくす
扱いやすい食器に変えてみる
食器が扱いにくいために=洗いにくいという自体に陥っていることがあります。洗う事に神経を使わなくてはいけない食器を見直してみましょう。
例えば我が家では数年に一度食器を見直して入れ替えることがあります。気分も変わりますし洗い物だけでなく食事の支度も楽になります。
重い食器、繊細すぎる食器、凹凸がある食器をやめて扱いやすい食器に変えることで洗い物も楽できることがあります。
- 洗いやすい食器に変えてみる
家族で家事分担を話しあう
「どうして私ばっかり」と不公平感を抱いていませんか。案外、家族は何も気付いていないかもしれません。不満をぶつけるのではなく「困っているので協力して欲しい」という姿勢で冷静に話してみましょう。
家族それぞれが協力できること、できないことを話し合うのです。例えば小学生でも「食器をシンクに置く」「ちゃわんには水を入れて浸しておく」「油汚れは新聞紙で拭いておく」くらいはできます。
「なんでもこなせる優秀主婦」「私がいないと家事が回らない」ポジションをキープしたくて全てをこなそうとする主婦はもう時代遅れです。
- 家族と家事について話し合う
- ひとりで全てをやろうとしない
さいごに
食器洗いは避けて通れない家事です。けれども視点を変えれば以前より億劫な気持ちが変わることがあります。たかが洗い物ですが、改善策を考えると方法はいろいろあります。「苦手」と放置せず現状を改善してみましょう。