「肝心な時に緊張したり、あわてたりでいつもの調子を出せなかった。」 誰しもそんな経験があると思います。
「いつも平常心で、自分の力をきちんと発揮したい」と思いますよね。自分の力をきちんと出すことができれば、いざというときに焦って思う様な結果にならずに自己嫌悪・・なんてことにならずに済みます。
今回は「意識しない」でいつもの調子を出すにはどうしたらいいのか。について書かれた本が参考になったので紹介します。
前回の記事『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』書籍感想 - 簡単に暮らせ
を書かれた著者さんと同じ方の本です。
- うまくできるかできないかは、意識したか、しないかが影響する
- 失敗やスランプは他人を意識するから
- 選ぶことがストレスを生み出す
- いつも通りで自律神経のバランスを整える
- 細々したことは自動化する
- さいごに
うまくできるかできないかは、意識したか、しないかが影響する
実はそうした「うまくいく」「うまくいかない」といったことは「意識しない」間に起こることがほとんどだというのです。
確かに言われてみればそうです。自分の行動ってほとんど考えずに「意識しないで」やっています。
この本によれば「結果を出す人」というのは「無意識を味方につけている」というのです。え?それって具体的にどういうこと?と思いますよね。
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失敗やスランプは他人を意識するから
まず、「うまくいかなかった時」ってどんな状況でしょう。この本にあるように、失敗やスランプの多くは「他人」と「周囲」です。
つまりうまくいかなくさせてしまう原因って他者を意識することなんですね。そして本には「うまくいくペース」を生み出すには「三猿の法則」、つまり「見ざる、言わざる、聞かざる」を取り入れることが効果的だと。
確かに不必要な他人への関心は自分に良い効果をもたらしません。そうした余計な意識は遮断するに限ります。
他人への意識を遮断すればいい。そうすれば、自分の力に集中して本来の力を出すことができるというわけですね。
選ぶことがストレスを生み出す
また「選ぶ」ことが人間に多大なストレスをもたらすのだそうです。選ぶは「探す」ことも同じ。本にはオバマ大統領がスーツの色を決めている話がありました。
確かに選ぶ、探すは手間がかかり、それがストレスにつながりますよね。本来、楽しいと思われるような服を選ぶという行動も、度が過ぎればストレスになるわけです。
ブログを拝見していると女性の多くは日々、服選びとコーディネイトに頭を悩ませています。こうした行動も何とかして改善する必要がありますよね。
いつも通りで自律神経のバランスを整える
「いつも通り」をこなすことが出来れば、最高のパフォーマンスを出せるそうです。それは自律神経のバランスが整うから良い結果を引き出せるのだそうです。
良い結果って何となく単なる精神論的なものかと思ったら、それだけではないという話です。良い結果に大きく影響があるのは自律神経のバランスが鍵ということです。
つまり単なる努力論や精神論ではなく体の機能としての自律神経の安定が結果に大きく影響しているということ。
例えば自己啓発系の本を読んでも結果を出せないのは、精神論だと思っているからなんですね。結果という現実を引き出すには人の身体の機能を無視してはいられないということではないでしょうか。
- 具体的には無意識を平常に保つためには他者を意識しない状況を作る。
- 良い結果を出すためには準備を万全にする
- 自律神経のバランスを整えるために、いつも通りを意識する
- 余計なストレスを抱えないために普段から身の回りを整えておくなど
細々したことは自動化する
ここに挙げたのはほんの一部に過ぎませんが、とくに「他者を過剰に意識しない」ことと「こまごまとしたことを徹底的に自動化する」が印象に残りました。
「自動化できそうなこと、したいこと」って何があるだろうと考えてみました。
- 食事作り
- 服装
- 掃除
- 洗濯
- 買い物
- 細々とした家事全般
- 筋トレ等
さらに自動化する前に「しなくてよいこと」を考える必要もあると思い当たりました。この中でも特に手間がかかるのが「食事作り」です。
何とか手間をかけずに作ってはいますが、それでも食材が生ものですから「これで終わり」もありません。
また、服装は男性と違いどうしても時期によりランダムになりがちです。この辺はしっかり戦略を練る必要がありそう。一度考えたら、後は不必要に考えすぎないシステムが必要です。
そして良い結果を出すためには他人目線を意識しない。他人目線はブログにアップすることも含まれるなあと皮肉な側面にも気が付きました。
さいごに
自意識過剰という状態があります。確かに他人目線を意識した状態で良い結果が出る印象はありません。安定した良い結果を出す人とは、こうした「無意識の力」のことがわかっているのでしょうね。
無意識の力を最大限に発揮できる状態を作り、最高のパフォ―マンスを引き出す。後ろの方のページにはいくつかの「21のコツ」として具体的な「無意識を大きく育てる」方法があります。一つ一つできることから試していきたいです。