季節が変わりクローゼットを整理。でも、「これっている?いらない?」自分のことなのに迷って決められずにいませんか。今回は洋服の取捨選択を迷わない方法を紹介します。
洋服を見極める時は他人のつもりで見つめてみましょう。でも、他人のつもりってかんたんなようで難しいですよね。
そこで提案です。写真に撮ってみましょう。ベストは着て写真を撮る事です。鏡に映すだけでは他人目線になれません。
脳が自動修正するんです。自分に都合が良いように錯覚をします。
「自宅ではバッチリと思ったコーディネイトが街中で映った姿を見てギョッとした。」こんな経験がありませんか。
それは自宅では脳内自動修正機能が働いたからなんです。自分に都合が悪い部分を見えなくして都合が良い部分だけを見えるようになっていたから。
ところが街中では、雑踏に紛れて自分とは気付いていない。誰か別の人の姿と思っていたのです。ところが皮肉なことに、それが自分だったと気付く。そこで初めて脳内自動修正機能が外れたことに気付きます。
常に自分を客観視できればいいのですが、意外に難しいもの。そこで写真を撮るというわけです。服の写真ではなく、できれば着た姿を撮るのがベストです。
誰に見せるわけでもないので、捨てるか迷う服は着て写真を撮ってみればいい。そうすれば「自動修正」が外れて客観的な姿を自分で確認することができます。
写真で見た自分の姿から洋服の「いる」「いらない」を決めます。そうすれば冷静に選択できます。
そして「迷う」ときはたいてい、最初の判断が正しいものです。時間が経つほど「捨てない理由」を見つけようとするからです。