カーブ足、ストレート足、スタンダード足というアシックス独自の分類
カーブ足、ストレート足、スタンダード足というアシックス独自の分類があるそうです。これらは足裏面のセンターライン(ひとさしゆびからカカトの中心線)を基準にした分類です。書籍には3種類の図が記載されています。
こうした足の種別による結果は、O脚が原因でになっている事例が多いそうです。O脚は結果として膝の痛みに通じ、多くの高齢者が悩まされているそう。O脚は若い人でも気になる人は多いはず。実は私も以前、一時的にO脚になっていたことがあります。
自分の靴選びは重要だそうです。一方で高齢者は、幅の広い靴を履きたがる背景を受けて、アシックスはカーブ足に合う靴を作ったそうです。
この本をおすすめしたい人
- 正しい履物の選び方を知りたい方
- 最近、靴のサイズが大きくなった方
- 歩きに不安を覚えた方
この本を読んで得られること
- 足の状態の傾向や歩き方の正しい方法を知ることで、正しく歩く方法を知ることができます。
- 正しい靴の選び方を知ることで、足の負担を減らす参考になります。
- 正しく効率の良いウォーキングの方法を知ることができます。
- 足の変形予防の方法を知ることによっていつまでも元気に歩くことができそうです。
この本の文章量と読みやすさや特徴
新書ですので、全体として適度な文章量です。また、図が適度に入っています。ですので内容のイメージがしやすく、理解の助けとなります。
この本は6章の項目に分かれています。そのうち1,2章は主に、足形と歩き方に関する記述です。日本人全体の傾向について、データと原因が緻密に記載されています。
個人的な参考本とする場合は、「どれが自分に当てはまるのか」を見極めて読む事が、この本を活かすポイントになりますね。
ロコモティヴ・シンドロームを回避する
印象的なのはロコモティヴ・シンドロームという言葉です。これは生活習慣や加齢で運動機能が低下する症状をさすそう。
書籍によれば、時速7キロで歩くことが出来れば健康を維持できるということです。時速7キロは相当に早いスピードです。私も以前はそのくらいのスピードで歩いていました。ですが健康上のアクシデントが発端で、時速7キロがスタンダードではない現状にあります。ですが歩くことがロコモティヴ・シンドロームを回避することにつながると言えそうです。
インターバルウォーキングの効能を忘れない
また、インターバルウォーキングの効能についても記載されていましたが、これはあちこちの歩きに関する書籍で推奨されています。ですがすっかり忘れていました。
もっとも、インターバルウォーキングは、そもそも「早歩き」ができなければなりません。早い歩きとゆっくりした歩きを交互にする歩きだからです。
早歩きをするためには、筋力維持が欠かせないと痛感しています。つまり7キロで歩くためには歩いているだけでは足りないと実感しています。
階段の上り下りは効果大(個人的実感)
余談ですが、手っ取り早くて効果があると実感するのは階段の上り下りです。
だから階段があったら「得した」と思って喜々として意識して使うようにしています。ところが最近は若い年代の人でも、エスカレーターを使いスマホを見続けています。それって「もったいない。」かも。
一方で、颯爽と歩く人や、階段をスイスイ登っていく人を見かけたら、「お手本」だと思ってチェックしています。
アシックスのシューズを買ったのは過去に1足
何となく、アシックスの靴は初めから選択肢に入れていなかったことを思い出しました。理由は「小さめで窮屈」という思い込みです。
一方で、私が過去にアシックスのシューズを買ったのは、10年ほど前のことです。それは初めて買ったトレッキングシューズでした。思い出してみれば、そのシューズは確かに今風のシューズと比較して、靴幅もキュッと狭い印象がありました。
ですが、今にして思えば、それこそが最適なサイズだったのです。というのも、山では傾斜した道やでこぼこの道を歩きます。その際、足に合わない余計なゆとりがある靴を履くと足が靴の中で動いてかえって足を痛めます。その点、そのシューズは確かに適度に固定されていました。
じゃあなぜ、2足目もアシックスで選ばなかったのか、と言いますと廃版で売っていなかったからです。アシックスの専門店に行けばよかったのかもしれませんが、トレッキングシューズというと、アシックスのイメージはありませんでした。これからはシューズ選びの際、アシックスも視野に入れてみることにします。
さいごに
調子よく歩ける時には、思わず笑みがこぼれます。それほどに「普通に歩ける」ことは楽しいことです。
多くの場合、こうした喜びを得る権利を持っています。ですが皮肉なことに、それを受け止める渦中にあるときは気付けないんですよね。
同時に、それは現状でもあるはずです。既に持っているモノに、人は気付けませんが、特に「歩く」ことは代表例ですね。
まとめ
- カーブ足、ストレート足、スタンダード足というアシックス独自の分類があります。
- こうした足の種別による結果は、O脚が原因でになっている事例が多いそうです。
- ロコモティヴ・シンドロームという言葉です。これは生活習慣や加齢で運動機能が低下する症状をさすそう。これを回避する確実な方法は、時速7キロで歩ける力を維持することです。
- そのトレーニングの一環として、インターバルウォーキングは効果的だそうです。
- これからはシューズ選びの際、アシックスも視野に入れてみることにします。
- 既に持っている価値に、人は気付けませんが、特に「歩く」ことは代表例ですね。
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