今朝の日経新聞は森記念財団が発表した国内の都市力ランキングの話題です。このランキングには東京都は除外されています。
森記念財団とは
森記念財団は、よりよい都市形成の為に、我が国の社会・経済・文化の変化に対応し、時代に即した都市づくり・まちづくりに関する調査研究及び普及啓発を主体とした公益的な事業活動を展開し、公共の福祉に寄与する活動を行っています。
自分が住んでいる、または都市や、これから住むかもしれない、住んだことがある都市など結果が気になりますよね。
知っている都市の場合印象とランキングはどのくらい合致しているでしょうか。新聞によれば一位は京都市です。続いて次の結果となっています。
2位 福岡市
3位 大阪市
4位 名古屋市
5位 横浜市
6位 神戸市
7位 札幌市
8位 仙台市
9位 つくば市
10位 浜松市
上位の都市として政令市が占める特徴があるそうです。
政令都市とは
政令指定都市(せいれいしていとし)は、日本の大都市制度の1つ。2018年(平成30年)現在、全国に20市が存在する。略称は政令市(せいれいし)が頻繁に使用されるが、正式名称は「指定都市」(地方自治法第252条の19[1])である[2]。ただし、警察法や道路法などでは「指定市」が使用される。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
政令市は様々なことが集約されるところなので上位にランキングするのは当然の成り行きとも言えますよね。新聞にもそれぞれランキングに関係なくユニークな強みが浮かび上がると記載されています。
このランキングは住みやすさではなくあくまで都市力です。ですが実際は住みやすさと意義は同じところにある様です。結局のところ住みやすさは都市力のバランスが良いことが重要だからでしょう。
こうした詳細なデータは 、このような本が出版されているようです。高価な書籍です。

- 作者: 森記念財団都市戦略研究所 Institute for Urban Strategies The Mori Memorial Foundation
- 出版社/メーカー: 森記念財団 The Mori Memorial Foundation
- 発売日: 2018/11/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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さて、今回の話題は国内の都市力についてです。森記念財団のウェブサイトには、このようなページがあります。PDF版も販売されています。(PDF版は森記念財団のウェブサイトから)
今日の新聞記事は都市力ランキングのデータです。ですが森記念財団は各都市のデータも書籍で公表しています。もちろん、東京都のデータもあるようです。
調査を主導している明治大学の市川教授はこう言っているそうです。
「調査は出発点。政策に役立てて欲しい。」と。
「住みやすさ」という一見、漠然としたものを確かなデータで客観的に判断するのは重要ですよね。
このデータ自体はあくまで都市を運営する立場のためのものです。一方で住む場所を検討する立場の一市民の場合もこのようなデータは参考になります。
実際に我が家も住む場所を決めるときには、なんとなくの噂ではなく数値化されたデータを参考にしました。
自分が住む街を決める際にも漠然とした噂などではなく、正確な多方面の情報収集をすることが大事だと感じました。