GUとユニクロは洋服陳列に大きな違いがあります。
それはGUは、ほとんどがハンガーにかける陳列であるのに対し、ユニクロはカットソーなどは畳んで棚に陳列されている違いです。
もちろん、洋服によってはGUでも棚に陳列されているし、ユニクロでもハンガーに掛けられている服はたくさんあります。
けれども、ユニクロでは店員さんが服を畳み直す姿をよく見ますが、GUではほとんど見ませんよね。
つまり、GUは基本的に洋服はほとんどがかける陳列なのです。
推測ですが、ユニクロより低価格であるGUはできるだけ人件費を削減するためにそのような方法をとっているのかもしれませんね。
そしてこの法則は家庭の収納にの当てはまります。つまり、洋服収納に手間をかけたくないならば、できるだけ掛ける収納にすればよいという事ですね。
ただし掛ける収納もメリットだけではありません。デメリットもあります。
- ハンガーがたくさん必要になる。
- ハンガーをかけるスペースが必要になる。
- ハンガーで洋服が変形、傷つくことがある。
ほとんどの服をハンガーにかけると一見、良いことづくめに思えます。けれども畳む収納に比べて、スペースが多く必要です。
省スペースという点だけでしたら、本当は畳む収納が勝ります。(けれども畳む収納は畳む手間が必要です。)
また、洋服の種類によってはハンガーにかけると服が変形することがあります。同時に少ないスペースにたくさんの服をかけると出し入れするときに両脇の服に引っかかるなどで服を傷めたりしわが出来ることがあります。
理想は、ゆったりしたスペースに全ての服を掛ける収納にすることです。そうすれば掛ける収納のデメリットも回避できますよね。
けれども、なかなかそうもいかないのが現実です。たいていの人は畳む服と掛ける服の双方を取り入れている方が多いのではないでしょうか。
GUの場合はほとんどの服が掛けてあるのでいちいち広げなくても服の全容がわかりやすいですね。
一方で店員さんが洋服たたみに追われないようなので、(見えないところでの大変さや工夫などはあると思います。)やはりかける収納は実用的だと感じます。