我が家では現在の住まいになってから、食器棚をなくしました。
これはつまり、お勧めできない家具です。
正確に言えば、鍋やトースター、電子レンジなどの調理器具を乗せるためのメタルラックはあります。
けれども皿や茶碗を入れていた食器棚はないままです。
では、どこを食器棚にしているのでしょうか。
それはガス台下付近の収納箇所を使っています。
サイズは60㎝四方くらいの小さいスペース2か所です。
ここが我が家の食器棚です。
デメリットとしては、いちいちかがんで出し入れしなくてはならないことですね。
でも、慣れました。
現在の台所のスペースは、食器棚を置くゆとりはあります。
ですが、これで間に合っている感じです。
その代り、余計な食器は持たないようにしています。
以前はいろいろな食器を持っていましたが、今はiwakiというメーカーの食器
iwaki ファミエット シルクホワイト 小皿 19cm 5枚セットなどをメインにしています。
丈夫で軽く、扱いやすい食器です。
食器棚って、冷静に考えると収納されている食器よりも、食器棚本体の方が重くてカサがあるんですよね。
試しに食器棚の中身を一回だしてみるといいですよ。
そこから要らない食器とか、使っていない食器を取り除いてみてください。
そして、残った食器と食器棚を比べて下さい。
すると驚くはずです。
たいていの場合において、主役であるはずの食器よりも、収納している食器棚の方がずっしりと多大な重量と存在感を放っています。
これはもう、こっけいだとしか思えません。
ところが私たちは、何となく
「食器は食器棚に収納しなくてはならない。」
みたいに思いこんでしまうんですよね。
もちろん、食器が好きであるならば、それでもいいんです。
私も、食器は好きですが、何せ毎日のこととなるとつい、適当に扱ってしまいます。こんな状態なので、軽くて丈夫な食器で十分というわけです。
すると、必然的に食器棚もたいそうな物は不要だと気付くことになるんです。
たいていの場合は意識しない限り、使いやすい食器を無意識に使ってしまうんですよね。 であれば、初めから「使いやすい食器」に絞った方が毎日の家事も楽になりますよね。