今回は、なかなかお金が貯まらない方が「無理なく貯められるようになるコツ3つ」をお話します。
お金を貯める3つのコツ
前置きはさておき、まずは結論から行きます。
お金を貯める3つのコツはコレです。
- お金を何にいくら使っているかを知る・・現状把握
- お金を何にいくらいつ頃使うか計画をたてる・・計画
- お金の予備をわずかでもいいから残して使う・・余力
1 何にいくら使っているか現状を直視をする
まず、お金を貯めるには何にどれだけ使っているかの現実を直視することがスタートです。
例えば貯金が全くないどころか、キャッシングやカードの利用が多すぎて困っている方は「現実を見たくない。」心理が働きがちです。「まずい」と知りつつも現実を見て見ぬふりしようとしてしまいがちです。これはまずいパターンです。
そこまで行かなくても、いつも給料日前になると残高がスカスカになる場合も同様に「何にいくら使ったのか」を知ることがとても大事です。
というのも、富豪で莫大なお金を増やしているある人の日課は毎日、自分のお金の残高を眺めることが日課だそうです。
こういうと「お金があるから眺めるんでしょ」と思うかもしれません。そうではありません。どんな富豪の人でも、お金を増やす原則は同じだということです。膨大なお金を持っていても、基本を忘れない人だけがお金を増やすことができるのでしょう。
レシートを大学ノートに貼って眺める
お金を貯められない人が最初にしなければならないこと、それは「何にいくら使っているかの把握です。
方法は簡単です。お金を使ったら必ずレシートを受け取ります。そして例えば給料日が25日だとします。そしたら25日から日々使った支出の累計を電卓で足し算していきます。カテゴリに分ければ、なおよしです。
このとき、例えば25日から1週間単位でいくら使っているかを把握します。これを24日まで続けていき、最後に何にいくら使ったかを、ただただ眺めます。
レシートは大学ノートにでも日付順にノリで貼ることをおすすめします。無駄遣いが多い日はレシートが多いはず。
なかには「これ何の支払い?」と分からないものもあるはず。
レシートの足し算をして、大学ノートに貼り付けて眺めるだけです。たったこれだけですが、お金を貯める基本の行動なんです。まずは騙されたと思ってやってみてださい。
2 支出の計画を立てる
次に必要なのは計画です。計画はその人の家族構成などにもよりますが、ココではあまりハードルを上げないために、計画の期間を短めにしてみます。
- 単身者であれば1年くらい、
- 夫婦だけであれば3年くらい
という感じでこれからお金が大きく出る予定を書きだします。
この計画があればその計画実行のために「今、散財しても良いのか?」と自問と自制がききやすくなるんです。
3 まずは月1,000円の余力を作る
最後に必要なことは余力です。これは率直に言って貯金です。「お金が貯まらないからこれを読んでいるのに!」と思わず、冷静になって下さい。
もちろん、今は貯金の用がないのかもしれません。でも、ひと月1,000円の貯金も無理ですか?1万円は無理でも、1,000円ならできるのではないでしょうか。
だったら、今すぐ1,000円札を1枚財布から出して「貯金」と書いて封筒にしまってください。
できれば、いますぐ銀行で月1,000円の積み立て定期をして下さい。
「たった1,000円なんて」と思わずに。
1000円の定期積み金をすると「できた」ということが3か月後にわかるはず。そしたら次は3000円に増やしてみましょう。次は5千円・・というように。大丈夫、きっとできます。
月1万円の貯金というと「無理」と思いますが月1,000円ならできるのではないでしょうか。要はちょっとした意識の違いで数か月、数年後に大きな差が出るだけなんです。
貯金ゼロやマイナスの人は、銀行に預けるところからスタートしよう
この場合、こう思ってはいけません。・・今の時代「金利が低いから、銀行にお金を預けるなっていうし・・」と。
それはこの場合、これからある程度の余力(貯金)を備えてからの話です。
貯金が全くない、マイナスの人が、まずしなければならないのは、銀行の定期積金に普通に貯金することです。手元に置いたり普通預金に入れっぱなしでは使ってしまうからです。
これは人の身体でいえば、基礎体力に相当します。お金を銀行以外のところに預けるのは、基礎体力であるある程度の貯金をしてからです。
まとめ
今回は貯金が全くないかマイナスの方がお金を貯めるコツを3つ挙げました。
お金を貯める3つのコツはコレです。
- お金を何にいくら使っているかを知る・・現状把握
- お金を何にいくらいつ頃使うか計画をたてる・・計画
- お金の予備をわずかでもいいから残して使う・・余力
どれもシンプルなことですが、実行すれば1年後には見違えるはず。
重要なのは、ここに書いたことを今すぐ実行することです。