少し前に話題になっていましたよね。
「名前のない家事」
について、です。
主婦の皆さんが大いに困惑していたことでの盛り上がりです。
「そうそう!」
長らく水面下にあった不満に近い声なき声です。
ところがある時にモヤモヤな家事にようやく名前が付けられたのです。
テレビでも特集が組まれましたよね。
この本は「名もなき家事」に対する解決法がたくさん記されてある本です。
早速ですが、読んでみました。
もくじ
「名もなき家事」を楽しく減らす法 (王様文庫) [ 本間 朝子 ]
この本をおすすめしたい方
- 家族の中で自分の家事負担が大きいと感じている方
- 「名前のない家事」がありすぎてどうすればいいかわからない方
- 家事が楽しくないと感じている方
著者紹介
本間朝子
知的家事プロデューサー。
不動産会社の企画営業、フードプランニング会社のチーフディレクターを経て独立。
知的家事の会主宰。Evernote コミュニティリーダー。早稲田大学オープンカレッジ講師。所持資格に調理師、宅地建物取引士、整理収納アドバイザー1級、他。
アマゾン著者紹介ページより引用
オフィシャルサイト: 本間朝子オフィシャルサイト | 家事を時短・省略化する知的家事メソッド
Amebaブログ: 知的家事プロデューサー本間朝子のブログ 「自分時間」を手に入れる時短家事メソッド
書籍概要
内容紹介
「掃除」ひとつ取っても、「掃除機を取り出す」「床に置かれたモノをどかす」
「フィルターを交換する」……など、こまごまとした作業がつきまといます。
忙しいのにいちいち手間がかかる、
でもやらなくては……
こんなストレスがなくなる方法があります。
「洗濯」「料理」「片づけ」周辺のこんな「名もなき家事」が省ければ、
毎日にもっと時間と余裕が生まれるのです。
得に気になった項目を紹介
名もなき家事が解決する法則は5つある
名もなき家事を解決するには、事柄を次の5つに関連付けることがスタートだそうです。
- 習慣に組み入れる
- 時短テクなどを取り入れる
- 買い替えなどを検討する
- そもそもしない
- 家族でシェアする
これらのどれかで解決する余地がないかを当てはめるという事ですね。
冷蔵庫の中にマジックペンを入れておく
冷蔵庫の中の食品にマジックペンで大きく消費期限などを書いておくんだそう。
冷蔵庫を開けてすぐに見えるようにするのがポイント。
これはすぐやってみようと思いました。
「多分、そろそろ消費期限だけど・・」
と小さく書いてあるのを見るのは結構面倒なんです。
弁当箱にラップを敷いてご飯の型のまま冷凍する
今は弁当を作っていませんが、当時知っていたら実行したかったですね。弁当の一番大変なことってご飯なんです。
しかも冷まさなくてはいけません。私は当時、朝、炊き立てのご飯を詰めるのが当然と考えていました。
でも冷凍したご飯なら、冷まさなくていいし、朝はかなり余裕ができますね。
ご飯を冷凍するのは当たり前ですが弁当箱の形に詰めて冷凍・・は目から鱗です!
雨の日は玄関たたきに新聞紙を敷いておく
雨が降りそうなときに新聞紙を敷けば玄関掃除が楽になりますね。
我が家は玄関が狭いし雨が降ると傘や濡れた履物で、本当に大変です。
これも早速、試してみます。
20時以降は使い捨て皿とコップを使う
夕食の後洗い物を終えても、そのあとに帰宅した家族や、そのあとに食器を使われると朝、洗い物からスタートしないといけません。
ですが夜は使い捨て食器を使うように促せば、朝のゲンナリを回避できそうですね。
ただ、「夕食以降ははこっち(使い捨て)を使ってね。」と言ったり形式化するハードルが我が家は高そうな気がするのが気になります。
洗剤はジェルボールで計測不要
気になってはいたのですがジェルボールの洗剤を使ったことがありません。確かに洗剤の軽量って些細なことみたいですが、結構面倒です。
キリの言い量ならまだしも、半端な量の時はいつも「これでいいのか?」とモヤモヤしながら使っています。
ジェルボールは多分、使える量の幅の許容が広いんでしょうね。今度使ってみようと思います。
マットを使わない
我が家で最近、マットを減らした箇所があります。それは洗面台したです。トイレは既に使っていません。
洗面台下のマットをなくしたきっかけは、冬の暖房です。
センサー付きとはいえ、冬に小型の暖房器具を洗面台下付近においていました。使った後のマットが、暖房器具の近くにあってヒヤリとしたことが数知れず。
危ないのでマットを撤去しました。
すると予想外に意外となくてもたいして汚れないと気付きました。浴室を出たところには100均の小さい物をまだ置いています。(毎日洗います)
基本的にマットはいらないんだと痛感します。
麦茶大臣任命
明るいノリで「お願いね」と言えば険悪な雰囲気にならずに家族が家事参加できるということですよね。
米など重い買い物は家族で買い物に行って意識作り
本にも書いてあるように、確かにネットスーパーに頼めば重い物を持ってきてもらえます。確かにネットで頼めば楽かといえば、そうでもないんですよね。
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例えば我が家の場合は1週間分くらいを配達してもらっていました。でも、最近はずっと頼んでいません。
買い物が大変なのは「頼むタイミング」や「買うか買わないか」や「どれを買うか」など意思決定の嵐なんですよね。
まとめと感想
名もない家事をまずは5つのどれかで解決しないかを検討
- 習慣への組み入れ
- 時短テクなどを導入
- 買い替えで改善の検討
- しない
- 家族でシェア
この本に書いてある、 「名もなき家事」解決のヒントは78の項目があります。
これだけのヒントがあれば、きっと役に立つ項目がたくさん見つかるはずです。
- 普段の習慣的行動にくっつけてしまえば、「わざわざやる」という負担が減りますね。
- 時短テクなどはネットでググってみてもいいかもしれませんね。
- 買い替え、つまりお金を使う事に抵抗を感じるかもしれませんが、それで負担が減るなら安いと言えるかも。
- この本では例として「ご飯粒がくっつきにくい茶碗」が挙げられています。我が家でもそのタイプの茶碗を使っていますが、確かに洗い物が楽になっています。
- この他、家電の買い替えで時短になったり負担が減るならかえって安い場合もありますね。
- 「そもそもその家事は必要か」を見直すことも大事だと思いました。例えば我が家の場合は、シャンプーリンスや洗剤の詰め替えが負担なので本体を買っています。
- 確かに家事は主婦一人でやるものじゃありませんよね。「私ばっかり」と「シェアして当たり前」という明るいノリで家族を巻き込むのが秘訣なんだと改めて感じました。
「名もなき家事」を楽しく減らす法 (王様文庫) [ 本間 朝子 ]