「言ったったことは、現実になる。」
察したことがあります。
それは口にする言葉と、現実の関係です。
口にしたことはたいてい、現実になります。
心に思っても同じです。
積極的で前向きな言葉を思えば、行動と心が言葉通りになります。
反対に消極的なことや、後ろ向きな事を思っても、冗談で言ったつもりの皮肉でさえ、例外ではありません。やっぱり言葉通りになります。
だったら当然、前者を心掛けた方がいい。
だけど人間ですから、うっかり後者の言葉が浮かぶことがあります。
そんなときは、まずは気付くことですね。
そして、あわてず落ち着いて、言葉を置き換えればいい。
だけどひとつ注意点があるみたい。
行動の伴わない言葉は意味がないということ。
例えば、
全く勉強しないで、合格はできない。
ハワイに行きたいならば、飛行機に乗らなくては行けない。
清潔な部屋に住みたいなら、掃除をしなければならない。
試験合格には、実際に勉強する行動が必要。
ハワイに行くなら、実際に飛行機の予約などの段取りの行動が必要。
きれいな部屋をキープするには、掃除という実際の行動が必要。
「願えばかなう」
とはよく言われます。
だけど、ただ願うだけでは実現はしない。
それには根拠となる行動を、セットしないといけない。
口にする言葉は単なる音声と思うかもしれない。
だけど口にした言葉は、現実と絡んでいくもののようです。
これ、裏を返せば言葉を巧みに操れば味方にできるということかも。