今回は、
「長年、現金払い派だった私がなぜ、キャッシュレスメインに切り替えたのか」についてお話します。
結論を言えば、
キャッシュレスのメリットを重視することにしたから、
です。
- 現金払いは「無駄づかいしにくい」と思っていた
- デメリットばかりでなくメリットを活かすことを考えてみる
- ちなみにキャッシュレスのメリットとは
- ネットバンキングとリアル銀行も、キャッシュレス対現金と似たような位置づけ
- 現金払いだけでは時代の流れにうとくなる
- はじめてつかうものは、最初だけ緊張するがすぐ慣れる
- 財布は持たなくても外出可能(まだ持ち歩いてはいます)
- さいごに
現金払いは「無駄づかいしにくい」と思っていた
私は1年くらい前まで、ほとんどクレジットカードを使わないで暮らしていました。理由は、そのほうが
「無駄遣いしにくい」
と勘違いしていたからです。
また、クレジットカードを使う事は、この卵を買ったのが「どこのだれなのか」を一定の機関に公開することです。
つまり現金で買い物をすれば匿名性があるけれど、クレジットカードを使う事でそれがない。
もちろん、見られて困るような買い物をしているわけではないですよ。だけど何だか気味が悪い気がしていました。
「誰かが私の買い物を把握している」なんて。
だからどんなに
「得」
「便利」
と言われても、クレジットカードを活用する気になれなかったのです。
デメリットばかりでなくメリットを活かすことを考えてみる
キャッシュレス自体は、クレジットカードをはじめとして、何年も前から存在していますよね。だからクレジットカードを使う方がポイント還元があったり、現金を扱う頻度が減って便利で得な事は知っていました。
それでもかつての私は、メリットよりも、デメリットに重点を置いて避けてきました。
だけどこれを機に
「デメリットにばかり目を向けるのはやめよう。」
と思ったのです。
匿名性に関しては、これからの時代、あまり気にしすぎても無駄だと思っています。もちろん、一定の自分なりの基準で利用するかどうかを決めて注意しています。
ちなみにキャッシュレスのメリットとは
- 現金をあまり持ち歩かなくてよい
- 財布は小さい物でよい
- 支出の記録が残る
- レジ決済が簡単で早い
- 小銭が増えない
- ポイント還元がある
- いろんな手段がある
など
デメリットに関しては、皆さんが不安になる要素の全てです。
ネットバンキングとリアル銀行も、キャッシュレス対現金と似たような位置づけ
キャッシュレス対現金払いと似たような組み合わせには、銀行のリアル銀行対ネット銀行があります。
私は以前、なかなか現金払い中心をやめられませんでした。一方でネットバンキングは、割とすぐに取り入れました。
ネットバンキングもキャッシュレスと同じく、デメリットはあります。セキュリティを最大限に気を遣うなら、どちらかと言えばネットバンキングの方が危険を伴いやすいはずです。
それでも私はなぜ、ネットバンキングの方は割とためらわずに早めに取り入れたのでしょうか。
考えられる理由として、銀行窓口の待ち時間が苦痛だったことと、手数料が高い事だと思われます。
以来、ネットバンキングを使う事で、窓口に行くのは年に一回程度で、ATM引き出し手数料も、日時に関係なく一円も払わずに利用しています。もちろん振込手数料も、一部の例外を除いては、ほとんどゼロ円で振り込んでいます。
このように、ネットバンキングだってセキュリティの危険はあるのに、私は活用して時間も費用も無駄にしないで済んでいるわけです。
だったら同じようにキャッシュレスも、デメリットにばかり目を向けて使う事を恐れるのをやめてみよう、そう考えました。
現金払いだけでは時代の流れにうとくなる
いざ、キャッシュレスを使い始めると実に様々な手段があります。そして現金払いに徹していると段々、世の中の動きにも、うとくなることに気付きました。
また、キャッシュレスは様々な支払方法から、利用する店舗にあわせて使う決済方法を瞬時に自分で選ぶ必要があります。ということはそれぞれの残高や使い方のパターンを自分なりに把握する必要があります。
同時に、これらの情報を常に収集してキャンペーンなどのお得を受け取る必要があります。
それでもまだ、キャッシュレスに及び腰になるのだととすれば、こうしたことを考えると
「めんどうくさい」
「よくわからない」
ということになってしまうのでしょう。
はじめてつかうものは、最初だけ緊張するがすぐ慣れる
私も少しずつキャッシュレスの手段を進めています。その際、いつも初めて使う手段の時は少し緊張します。時に失敗します。だけどそれは一瞬の事で、すぐに慣れます。
財布は持たなくても外出可能(まだ持ち歩いてはいます)
モバイルSuicaを使えるので、財布を持たなくても、スマホがあれば買い物が出来ます。電車にもバスにも乗れます。
念のためカバーに現金を仕込んでいますし、ミニマルな財布を持ち歩いてはいますが、めったに財布は使いません。頻度で言えばかなり少ないです。
さいごに
初めは迷いつつのキャッシュレス導入でしたが、思い切ってこの変化を受け入れて活用してみると、何と世の中には便利なシステムが多数、用意されているのでしょう。
「無駄遣いしそう」と思っていたキャッシュレスは、まったく誤解だとわかりました。
それよりも様々な手間を省けるので、時間が生み出されている感があります。
時は金なり
と言いいますが、まさにそうだと思います。キャッシュレスで大幅に浮いた時間と手間で、代わりに出来ることが増えます。
ところが節約の意味を目先の小さなことにとらわれていると、大事な根本的な事に気付けなくなってしまいます。
キャッシュレスは大いに節約の効果もあるし、時間や手間を省けるし、世の中がそちらに向かって歩き出すのは当然だと思います。