コーヒーと牛乳とダイエットは口臭の原因になる。
「え?ほんと?」
歯と歯がもたらす健康の影響は、誰しも経験があると思います。今回は、多くの方が気になる口の中の悩み(口臭など)の原因と、対策などが盛りだくさんの歯科医師が書いた本を紹介します。
この本の文章量と読みやすさや特徴
健康関連本でありながら、とても気さくなドクターの文体が
「歯医者さん苦手」意識を持たずに読む事が出来ます。
新書ですので、コンパクトで持ち歩きも便利。通勤途中や空き時間に気軽に読む事ができます。
この本をおすすめしたい人
- 健康寿命を長く維持したい方
- 口の中の健康(口臭、歯ぎしり、歯周病、虫歯、ドライマウスなど)が気になる方
- 歯科治療の最前線を把握しておきたい方(インプラントなど)
この本を読んで得られること
誰でも歯に関する気がかりはあるのではないでしょうか。なので結論を言えば、どなたも知っておいて損はない、むしろ「ぜひ知っておきたい」情報ばかりです。
特に、歯の健康や各種悩みについて、知っておきたいことがわかりやすく書かれています。そしてこれらは健康に直結します。
また、医療って日々進歩していますから、新しい情報を定期的に取り入れておくことは自分や家族のためにもなります。
特に歯は予防が大事だと言われています。けれどもつい、どこかが痛くなって初めて歯医者さんに駆け込むケースも多いですよね。実際、数か月前の私もそうでした。
結果として、セーフで治療をしてもらうことができました。以後「今度こそ真面目に歯医者さんに通う」ことを決心して実行しています。
目からウロコだったこと
特に、気になったのは歯ぎしりの項目です。というのも、巷の本で歯ぎしりに関することが書かれた一般向け本が、あまりないからです。
私の場合、数年前に「くいしばり系」の歯ぎしりをしているらしいことが、診察で判明しました。
この本によると、歯ぎしりのメカニズムは解明されていないのだそうです。けれどもストレスが影響しているのは間違いないそう。
そして驚くのは
「歯ぎしりは止められないし、止めてはいけない。」
という考えが現在は主流
とのことです。
なぜなら、
歯ぎしりを止めてしまうと、脳がストレスを感じ
るからだそう。
他には逆流性食道炎や睡眠時無呼吸症候群と歯ぎしりの関連もあるそうです。
実際に歯ぎしりをしているらしい症状が体に与える影響は、とても敏感です。私の例では、判明した時からずっと、就寝中にマウスピースを装着しています。
すぐに実践したいこと
コーヒーと乳製品(ヨーグルトなど)の摂り方をよく検討しなければならないと思いました。
どちらも食品としては、メリットもある反面、デメリットもあります。それはどの飲食物もそうですが、自分の状態を見ての取捨選択が必要ですね。
コーヒーはどうしても歯を汚します。今回、それ以外に口臭の原因になると知って驚きました。
ヨーグルトも乳製品は体にいい反面、注意点もあるのですね。どちらも、どの程度摂取するかの見極めが必要ですね。
忘れずに覚えておきたいこと
冒頭に書いた項目について
- コーヒーと牛乳とダイエットは口臭の原因になる。
- 歯ぎしりがあるから健康を維持している面がある。
- 唾液はスーパースター
- インプラント治療は進化している
口の中の健康は唾液を豊富にすることが要なのですね。これについては、意識していたのですが、ついつい忘れていました。
また、インプラント治療が進化していることも知りました。もちろん、できるだけこうした治療にお世話にならずに済むのが理想です。ですが医学の技術が進歩していることを頭の片隅にでも入れておくことは必要ですね。
少し前に夫がインプラント治療をしました。結果、よかった様子です。
インプラント治療については、マスコミの情報の影響を受けて、いたずらに警戒しすぎるのではなく、納得して信頼できる医師や医院で進めることが大事かと思います。
さいごに
個々にまとめたことは、もちろん、ごく一部です。本に書いてあることはどれも有用な情報です。
様々な項目のうち、自分が気になる情報から読んでいくのがおすすめです。
まとめ
コーヒー、牛乳、ダイエットが口臭の原因になるそうです。
健康系書籍には珍しく、気さくな文体で読める本です。
歯医者さん苦手意識のある方でも安心して読み進められます。
このような方におすすめします。
- 健康寿命を長く維持したい方
- 口の中の健康(口臭、歯ぎしり、歯周病、虫歯、ドライマウスなど)が気になる方
- 歯科治療の最前線を把握しておきたい方(インプラントなど)
目からウロコだったのは「歯ぎしりは止めてはいけない」ということです。
インプラントなどの最新医療は進んでいます。いたずらに警戒しすぎるのではなく納得して信頼できる医師や医院で進めることが大事かと思います。