みなさんは、初めて来た駅を降りて目的地に迷わず行くことができますか?
今回は、方向オンチの方でも迷わず目的地にたどり着ける本を紹介します。
アマゾン どんなに方向オンチでも地図が読めるようになる本 (だいわ文庫)
楽天 どんなに方向オンチでも地図が読めるようになる本 (だいわ文庫) [ 今和泉隆行 ]
もくじ
誰でも方向感覚を失う機会はある
地図のプロでも難易度が高い地域とは
地図が得意なプロでも迷いそうな難易度が高い街は著者の場合、
- 東神田~東日本橋周辺
- 下北沢
- 六本木ヒルズ
だそうです。
ちなみに東神田~東日本橋周辺に「魔の三角形」ともいうべき、迷う地帯があるそうです。
この辺りは、数年前に小さく散歩したことがあります。ただ、当時はガイドブックを参考にしたのですが、「魔の三角形地帯」だったとは思いもよりませんでした。
おそらくガイドブックを作成するかたもその辺を注意してコース選定しているのでしょう。
スマホを使っても地図が読めないことはある
今はスマホがあるので、アプリや位置情報を頼りに目的地に着くことは一応、できることになっています。
ところが、それでも反対方向に進んでしまったり、途中で頭がこんがらがって訳が分からずあげく約束時間に遅刻・・なんてことになりかねません。
首都圏の駅は構内から屋外が見えにくいし何度も向きを変えながら進む
首都圏の駅は、かなり多くの駅が、ホームから改札まで距離があります。
同時に、駅の増築や改築などの影響か、階段や通路の向きが右に左に上下にと向きが何度も変わることがあります。
さらに屋外が見えにくいか、地下ホームの場合は全く見えないので、ホームを歩いているうちに方向感覚を失ってしまうようです。
電車乗り換えは、スマホアプリをあてにしすぎない
電車の乗り換えについてはスマホのアプリがあります。ただしこれは、最終手段の位置づけを意識していました。
というのは、スマホの結論をあてにしていると、今、自分がどの路線のどこへ向かおうとしているかを俯瞰できなくなるからです。
一方でアプリを使わず、一度事前に路線図を眺める癖をつけるようにしました。すると鳥が真上から位置情報を把握するイメージで自分が進む意味を理解できるのです。
これを何度か繰り返すと次回、近隣を訪れた時に応用が利くのです。
この本を読んでいると、同じ意味付けの項目があり激しく共感しました。
出発の前に「路線チラ見」で間違いが減る
方向オンチの方のいくつかのパターン
この本には方向オンチの方のいくつかのパターンが記載されています。
では方向オンチの人が、改善する方法はないのか?と言えば、そんなことは全くないはずです。
この本に書いてある様々なパターンを知り、自分がどのパターンなのかをまず知る事がスタートなのではないでしょうか。
そして方向感覚を認知する方法を知り、これまで自分が実践していなかった方法を試してみることでしょう。
方向感覚というものは、特に試験に出ることもありません。ですから多くの場合は、困惑しつつもおざなりにされていたことでしょう。
また、街を歩くコツだけではなく電車の乗り換えのコツなども多様なコツが紹介されています。
図や写真、可愛らしい挿絵も豊富ですし、文字も比較的大き目ですから読みやすいですよ。また、地図の選び方なども参考になります。