今回は、将来のお金に関する不安を解消する本を紹介します。
楽天 50歳から始める! 老後のお金の不安がなくなる本 [ 竹川 美奈子 ]
2千万円不足対策は現状を知る事
誰もが気になる2千万円不足問題ですが、対策はまず現状を知る事です。
さらに実際は本当に老後に必要なお金が足りるのか、足りないのか、それを把握することが大事なんですよね。
一番まずいパターンとは、現状を調べたり把握しない事です。そしてやみくもに不安だけが独り歩きしたり、怒りをぶちまけるようなことです。
ばくぜんと不安になっても、怒りをぶちまけても状況はわからないし、改善もできません。
まずは
- 調べる。
- 知る。
- 対策を練る。
この3つの柱が大事ですよね。
有用な本から正確な知識を仕入れる
ただ、そうしたときに、正確な知識を仕入れる必要があります。
そういうとき気になった言葉でネットを検索すれば、一応何らかの回答はヒットします。けれども、注意しなければならないことがあります。
ネットで検索してヒットした「回答」は、正しいものかわかりません。また、情報自体が古いものだったらどうでしょうか。
国の制度は更新されています。ですので、特にお金に関する情報は、
- 最新の情報
- 一時情報が反映されている
- 信頼のおける方が発信した情報
から得るのが適しています。
お金に関する情報は、数字がからみます。ですので必要な時にすぐにアクセスできる紙の本が最適です。
お金に関する本は紙の本で買う理由
私は基本的にお金に関する情報が記載された本は紙の本で買うようにしています。
そして、書店で気になる本を見つけたら、まずは買っておくのです。そして本棚に並べて置いて必要に応じてページをピンポイントで開いてもいいし、読み物として頭から最後まで読み通してもいい。
本棚にならべておくと、家族が目を通していることもあります。今の時代、お金に関する制度は変わったりするし、一度覚えたと思っても時間が過ぎると忘れやすいものです。
そういうとき、このような本を読めば効率が良いのです。
20代~40代のうちから必要な知識を得る
例えばこの本は、
- 年金
- 退職給付金
- 管理術
- 非課税制度活用(つみたてNISA、iDecoなど)
どう引き出すか
といった、老後のお金をどう準備するか、どう扱うか、について必要な知識が濃縮されています。
例えば現在、まだ20代~40代で年金を気にしていない年代だったとします。その場合は、「老後のお金をどう準備するか」という目的でこの本を読んでおくだけでも読まない場合とは全く結果が変わります。
所得が同じでも節税した人としない人は結果が違う
税金を節約するには、国の制度を有効活用するのが一番手っ取り早いからです。裏を返せば、そういう知識を知らないでいるとムダに税金をたくさん払う事になります。
一方で、所得が同じでも、iDeCoの活用で節税できれば、家でテレビを観ながら節税分のお金を稼いだことと同じになります。
自分で申し込み(行動)をしないと反映されない
そして重要なポイントがあります。それは、この本にも書かれている様々な国の優遇制度などは、自分で申し込みをしないと基本的に反映されないことです。
申し込みとはつまり、行動そのものです。「めんどうくさい」と自分で行動しなければ、もらえるお金を見逃したり、税金を払い過ぎても気付くことができません。
一方で、「スーパーのはしご」や「冷暖房を切る」というような誤った非効率的な節約に走っている場合があります。
「読んだら終わり」ではない
このような本は、一度読んだら終わりではないんですよね。一度目を通して、今自分が実践すべきことは即、実行する事だと思います。そして時々目をとして忘れていることを確認するのがいいですね。
そうすることで、将来に備えをすることができます。結果として漠然とした老後の不安もなくなるに違いありません。
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