節約のために、現金払いを貫いている方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
私も、1年前までは現金払い主義を貫いてきました。けれども現在はキャッシュレス払いに徹しています。
今回は現金払いからキャッシュレスに替えた理由をお話します。
- キャッシュレス派に変更
- キャッシュレスは無駄遣いになる?
- キャッシュレスは古いお札が存在しない
- キャッシュレスは衛生的
- キャッシュレスは手元の細かい動きを気にしなくて良い
- キャッシュレスは管理能力が必要
- 世界規模ではキャッシュレスが進んでいる
- キャッシュレスはすぐ慣れる
- モバイルSuicaとアップルウォッチでさらに簡単なキャッシュレス
- 初めは電子マネーからスタートもあり
- キャッシュレスのおすすめはデビットカード
- サインレスは進んでいる
- はじめはテスト的に使ってみる
- 頭から決めつけない
- さいごに
キャッシュレス派に変更
当時の理由は、
- 無駄遣いをしないため
- セキュリティーの観点
主にこの2つの理由でした。
けれども、1年前にこの方針を180度方向転換しました。
現金払い主義を止めて、キャッシュレス払い主義にしたのです。
キャッシュレス払いをメインにした理由は、
- 時代の流れに乗るため
- 時間を効率的に使うため
- 現金を扱う煩わしさをなくすため
- 衛生的にキャッシュレスの方が優れているため
などです。
キャッシュレスは無駄遣いになる?
結果として、どちらの方が無駄遣いをせずに効率よくお金を使うことができるのでしょうか。これについては、その人のお金の使い方の習慣や考え方にもよります。
私の場合は、結論から言うと現金を中心に使っても、キャッシュレス払いを中心に使っても、大差ないようです。
キャッシュレスは古いお札が存在しない
大差は無いのですが、私の場合はお札の扱いについての心理の違いを大きく感じました。
それは、ボロボロの古いお札が財布にあると気持ち悪いので
「早くこのお札を使って財布から出してしまう」
という心理が働いてしまうことです。
それは、お金をおろしてきて最初にするのは、新しいお金とボロボロのお金をざっくり3段階位に分ける作業でした。
つまり、現金は額面は同じでも、古いお札と新しいお札とで、自分にとって違う価値を持っていたわけです。
これは結果としてお金の使い方にムラができてしまい、非常に効率が悪いのです。ところがキャッシュレスにすると、数字だけが動きます。
当然、古いも新しいもありません。結果として、冷静にお金を使うことができます。
キャッシュレスは衛生的
また、普段はあまり気にしていませんが、現金は衛生的にかなり問題があります。
なぜかと言うと、お金は不特定多数の人が扱っていますし、どういう経路で自分の手元に来たかは一切不明だからです。
そのような現金を自分の財布に入れて出し入れします。電車のつり革を気にする人は多いのですが、現金を気にする人はあまりいないような気がしています。
また、少額の支払いに10,000円札を出したりすると、常識的に問題があるような扱いを受けます。
そのような羽目にならないように、普段から財布の中には1000円札や小銭をある程度常備しておかなくてはなりません。
ところがキャッシュレス払いであれば、このようなことを気にしなくて良いわけです。
キャッシュレスは手元の細かい動きを気にしなくて良い
また、(ほとんどの人はあまり気にしなくて良いことなのですが、)手元の動きや体の感覚に難がある場合、現金の扱いは非常に神経を使わなくてはなりません。
例えば、病気で感覚的なことや動きが奪われてしまった人や、老化で動きがおぼつかなくなる年配の人や、老眼で財布の中の細かい小銭が見えなくなってしまった人などが、現金を使うのは結構大変です。
その点、キャッシュレスであれば、こうしたことをあまり気がしなくてよくなります。
キャッシュレスは管理能力が必要
ただしキャッシュレスもデメリットがあります。
それは多様な支払い方法の中から、その状況に合わせた決済方法を瞬時に自分で選択しなくてはならないことです。
またその際の残高なども自分で把握しなくてはなりません。便利なものを使いこなすには相応の管理能力が問われます。
現金の場合は、財布の中に入っている現金を見たまま支払えば良いのですからシンプルです。
一方でキャッシュレス払いは便利ではありますが、客観的には見えにくい数字の把握や、システムのイメージや、把握をしなくては使うことができません。
・・と言うと大げさですが、一口にキャッシュレスといってもその程度は様々です。
世界規模ではキャッシュレスが進んでいる
デメリットもメリットもあるキャッシュレス払いですが、世界規模で見れば先進国では圧倒的にキャッシュ笑が進んでいます。一方で日本はいつの間にか遅れをとってしまっています。
身の回りの人が、まだあまりキャッシュレス払いを進めていないからといって、このまま現金払いを維持するよりも、世界の流れに自分も早めに乗っておいた方が結局後々楽です。
キャッシュレスはすぐ慣れる
もちろん、新しいものを初めて取り入れるときには、それなりに時々失敗したり戸惑いがあります。私も、初めてキャッシュレス払いを取り入れた時はドキドキしました。
確かに、初めはめんどうに感じますが、すぐに慣れます。キャッシュレス払いに本格的に移行してから1年過ぎましたが、今ではほぼ定着しました。
現金で払うのは、現金払いしか受け付けていない支払いのみです。それ以外は全てどんなに小額でもキャッシュレス払いをしています。
モバイルSuicaとアップルウォッチでさらに簡単なキャッシュレス
またほとんどポイントカード等は作っていません。理由は、私のキャッシュレス払いはApple Watchを使ってモバイルSuicaを使っているからです。
せっかく財布もスマホモ出さないで決済ができるのに、そこで物理的なポイントカードを別に出すのは矛盾しているような気がするわけです。たくさんの荷物を持っていても、腕をかざせばそれで終わりです。
なんといっても財布に小銭が無駄にたまりませんので、定期的に銀行に小銭を入れに行っていた習慣も頻度が少なくて済むようになりました。
初めは電子マネーからスタートもあり
もちろんキャッシュレス払いはいろんな方法があります。必ずしも私のようにモバイルSuicaを使わなくてもいいし、Apple Watchを使う上なくてもいいわけです。
手初めに1番簡単でハードルが低いのはイオンや和音等の電子マネーではないでしょうか。
例えばイオンによく買い物に行っているのであれば、その月の予算をチャージすれば、意識しながら効率的に使うことができると思います。
キャッシュレスのおすすめはデビットカード
他にはオススメなのはデビットカードです。
私の場合は、現在使っているモバイルSuica側のチャージはデビットカードから行っています。
モバイルSuica自体はポイントがつかないのですが、デビットカードからモバイルSuicaにチャージしているので、チャージしたときにポイントが付きます。
現金払いをしているとポイント1円もつきませんが、デビットカードを経由して支払うとポイントがつきます。
また後払いになるクレジットカードと違いデビットカードは即時引き落とされますので、無駄遣い防止にもなります。
サインレスは進んでいる
以前は、デビットカードやクレジットカードを使って支払うと、レジでサインが暗証番号をしたりする手間が必要なことが結構ありました。
今でもそのようなお店は結構ありますが、コンビニや大手スーパーなどでは小額決済の場合は省略がされている場合がかなり多いです。
はじめはテスト的に使ってみる
キャッシュレス払いが本当に無駄遣いになるのかどうかは、頭で考えるのではなくまずは実際に何日間か試してみれば良いと思います。
例えば、1ヵ月位試してみるのがお勧めです。またキャッシュレス払いの中でも自分はどれが1番使いやすいのかなども使っているうちに見えてくることがあります。
また自分が住んでいる地域の環境により、どの支払い方法が1番便利なのかなども使っているうちに見えてきます。
頭から決めつけない
何日か使ってみて、どうしても無理だと思ったら方向転換したり、考えたり、いろいろテストしながら使ってみればいいと思います。
まずいのは、「キャッシュレス払いなんてやらないほうがいい」と頭から思い込んで何もしないことです。
とりあえずテストをして試してみる。実際に何日間か使ってみて、スムーズにいかない場合は何が原因だったのかを考えてみる。・・このようなことを自分なりに様子を見ながら進めるのが良いかと思います。
さいごに
意外なほどに進まないキャッシュレスですが、だからこそ今がスタートし時なのではないかと思います。
他の人が使っていないうちに実践すれば、それだけで他人が気付かない世の中のシステムに気付くことができます。
使ってみない事には、本当に必要ないのかどうかはわかりません。確かに使い慣れない物を使うときは少し勇気が必要です。
でも、だからと言って、多大な損をするわけではありません。世界規模では進んでいるということは、いずれは日本も当たり前になるわけです。
付いていけなくなってから慌てるよりも、余力のある今のうちに始める方が断然良いと思います。