簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。合理的な家事、少ない服で暮らす、家計管理、お金、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる暮らしの追及

ミニマリストでも、必要なら物を取り入れる。変化を受け入れて臨機応変&柔軟性を持って生きること



こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はFPです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

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 当たり前ですが、ミニマリストは、無理をすることではないですよね。

あくまで、自分にとって必要なもので暮らすスタイルだと思うんです。

 

同時に、ライフスタイルは変化もするものです。だから「これが正解」と思っても時の経過や環境の変化で、変更せざるを得ない事は多々あります。

 

ところが自分に「ミニマリスト」というテーマを掲げたことが、反対に生きにくい状況を作り、自らを縛ってしまっては本末転倒です。

 

ライフスタイルは生身の人間がいて、結果として名付けられるものであって、称号が先にあってそれに縛られるものではないはずです。少なくとも、私の価値観は、そうです。

 

少し前まで、冷蔵庫や洗濯機や掃除機を持たないスタイルのミニマリストの方々を、よくネット上で見かけました。

もちろん、ライフスタイルはぞれぞれなので、持ち物に付いて他人がどうこう言う問題ではないんです。

 

だけど、今の状況にあってもなお、冷蔵庫や洗濯機を持たないのは暮らしにくいのではないでしょうか。

金銭的な問題ではないとしたら、(多くのミニマリストは、買えるけれど、あえて買わない生活を選択していると思われます)実はかなり無理をしているように見えるのです。

 

もちろん、ご本人は全く苦にしていないのかもしれません。一方で気になることがあります。それは他人目線を意識をしているミニマリストの存在です。

 

例えばネット上で過去に、散々持たない理由を公言したから、

実は「後に引けなくなっているのではないか?」

そんな状況です。

 

100歩譲って洗濯機は単身であれば、セーフとしても、例えば街中に暮らしていて「冷蔵庫がない暮らし」などは無理をしているのではないでしょうか。

もっとも、普通に社会が機能していれば「コンビニが冷蔵庫代わり」は可能だったでしょう。

けれども現状では、コロナウィルス流行の影響があるので、買い物の頻度は少ないほど良いはずです。結果として物を持たない暮らしは現実的に無理があります。

 

例えば冷蔵庫を持たずに「常温保存できる食品だけの食生活」は、かなり無理がありそうです。

田舎に住んでいて川で飲み物を冷やせる環境があるとか、毎日飼っている鶏が卵を産むとか、牛を買っていて牛乳が飲めるとか、畑で野菜を育てている・・などならまだしも、街中に暮らしていて買う事でしか食品を調達できないのならば、冷蔵庫を頑なに持たない生活はかなり厳しいはずです。

 

もし、「他者から何か言われるのではないか?」ということを恐れているのだとすれば、そうしたものこそ手放すときにありますね。

現状で仮に多少物が増えても、誰も「ミニマリストじゃない」なんて言いません。仮に言う人がいたとしても、スルーすればいいんです。それより大事なのは自分が健康に生きることです。

ですから、冷蔵庫や洗濯機など、環境が変わって必要になったのならば、無理をしないで取り入れて欲しいんです。

 

これからの時代、必要なのは変化を受け入れることだと思うんです。同時に柔軟性を持つことも大事ですよね。

もちろん、何らかの基準があって、その通りに暮らせるならばそのほうが楽です。けれどもこの場合には大きな欠点があります。

 

それは基準が邪魔をしてしまうことです。結果として思考も行動も非効率的にならざるを得なくなります。

例えば少し前までは物を持たない暮らしが、フットワーク良く暮らせる方法でもありました。けれども最近のコロナウィルス流行下の現状においては、こうした暮らしを見直す必要があります。理由は世の中の状態が激変しているからです。

 

こういう話は大きなお世話かもしれません。ミニマルなライフスタイル派ではあるけれど、客観的には「まあ、普通なんじゃないの?」レベルの暮らしをしている、おばさん系ミニマリストからの、ささやかなおせっかい話をさせていただきました。