簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

買ってはいけない。赤字をまねく20の買い物リスト。



当ブログ「簡単に暮らせ」の訪問者になっていただき、ありがとうございます。

こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はファイナンシャルプランナーです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

「買ってはいけない。赤字をまねく20の買い物リスト。」

という話をします。

普段、良かれと思っている買い物が実は赤字を招いていることがあります。そんなものを知って、暮らしのコスト削減を成功させましょう!

※人の価値観、状況は様々です。ここに書いたことは一例であり、絶対的なものではありません。

1.一度はまると止まらないコンビニ菓子

スーパーで買えばもっと安く買えるとわかっていても、コンビニで買うのは習慣です。

コンビニに毎日のように立ち寄る習慣がある場合、買ったものが欲しいというより、別の理由があるのかもしれません。

例えば、同じ空間に人がいる、ただそれだけのことが「心地良い」とか、安堵感があるということはあります。それはカフェも似た側面があります。

何かを買うという行為が、マンネリやストレスある生活に安どをもたらす。割高なのにコンビニで買うのは、少量でも買いやすいことに加え、そうした心地良さに対する対価なのかもしれません。

2・女性のイベント結婚式

実のところ、結婚式というイベントを心から望んでいるのは、ほとんど女性のほうです。

また、結婚式に多額の費用をかけることに抵抗がない人は、その後の生活で赤字家計になる可能性があります。

ドレスや着物を着て、自分がお姫様になれるのは結婚式だけなのかもしれません。けれども、冷静に見ればある種のコスプレに思えなくもない部分があります。

ドレスを着て周りにちやほやされたいだけであれば、もっと別の手段が見つかりそうです。費用が少ないならそれでもアリですが、多大な費用はムダすぎます。

冠婚葬祭に関する支出は、当事者の判断が低下しているタイミングで行われます。そのような時期の出費は、少しあとになって「使いすぎ」に気づくのです。

防衛策は、予定があってもなくても冷静に思考できるときに情報収集をしておくことです。

3・人を縛る大型家具

高額な大型家具があると、やすやすと模様替えができません。引っ越しの際も処分しにくいので、住む部屋の間取りやスペースも限られます。

「家は家具を縛り、家具は人を縛る。」と坂本龍馬が言ったそうですが、まさにその通りです。

4・使えないDIY作品

手造り家具で自分仕様のインテリア・・は一見、節約にもなりそうですが、実は簡単ではありません。

どんなに安い家具でも組み立て家具であっても一から手作りする家具より10倍以上すぐれています。

かつて「すのこ」で作った家具を使えている人は何人いるのでしょうか。引っ越しの移動にDIYで作った家具は耐えられず捨てることになります。

5・果てしないガーデニング

庭をきれいにしているおたくは素晴らしいですが、実はガーデニングは手間以外にかなりの費用が掛かります。

また、一度段取りして終わりではないので、費用も終わりがありません。

6・ユニクロ期間限定価格チェック

節約目的でチェックする期間限定価格ですが、見ることでほしくなります。ほしいときにたまたま期間限定価格ならラッキーくらいでちょうどいいのです。

7・無印良品週間での買うものさがし

無印良品で必要なものはそうそう頻繁にはあらわれません。そこで無印良品週間では買うもの探しをしがちです。

同じ用途の製品はほかにもあるので、無理に買わなくても困ることはありません。必要なときにたまたま週間だったらラッキーですね。

8・旅先での消えないお土産

土産店に並ぶ雑貨は魅力的です。でもそれは複数の製品と並んでいるので集合美的に美しく見えるのです。自宅に1個だけ置いても同じように魅力的になるとは限りません。

旅の思い出は消えるから美しいのです。

9・おしゃれ雑貨でライフスタイルは変わらない

おしゃれ雑貨店に並ぶ雑貨を使えば、ライフスタイルが向上する気がします。でも気がするだけで、本質は変わりません。これまで丁寧な暮らしをしなかった人が雑貨一つで丁寧になれるわけではありません。使いこなせない雑貨が増えるだけです。

10・いくら買ってもオシャレになれない服

今度こそと意気込んで服を買いなおしても、急におしゃれになれるわけではありません。

むしろ買えば買うほどおしゃれとは遠くなります。街を歩いていておしゃれだと思う人は10人中何人いるでしょうか。

ひとりいたらいいほうで、ひとりも見当たらないのはざらです。それは自分を含めてほとんどの人がムダに服を買いすぎている証拠です。

11・ひと目でブランドとわかるバッグ

かつてはブランドロゴがステイタスと羨望だった時代があります。けれども現代ではひとめでそれとわかるものはヤボと思われるので、難しい時代になりました。

12・毎年買い替える長財布

金運アップのために毎年長財布を新調するよりも確実なのは、その財布を毎年買わないことです。財布を買いなおした分確実に余計なお金が出ています。

13・自慢できるのははじめだけの新築マイホーム

新築マイホームは人に自慢できますが、新築は月日とともに新築ではなくなります。さらに新築プレミアムがあるため、中古よりもかなり割高です。かつて筆者も新築戸建てを買いましたが、賢明な買い物をしたのは築浅の戸建てを割安に購入した、元筆者宅を購入した方です。

14・走っているのはお金の自動車

自動車は自動車という物体が走っていますが、実態はお金が走っています。本体には高額な支出が必要で、走れば高騰しているガソリンをつめ、税金や車検や修理費などお金が出ていきっぱなしです。

15・元が取れずに肥満をまねく食べ放題

食べ放題プランは予算を気にせず食べられるので、複数集まったときはそれなりにメリットはあります。食べ放題という解放された空気からくるリラックス感。家族連れで子供に選び控えさせる教育の難しさも何もいりません。

とはいえ、大人が個人で利用するとなれば話は別です。食べ放題はつい、元を取ろうと考えがちです。

大食いの方は料金のわりに満足感がありますが、最大のデメリットは肥満を招くことです。実際は食べ放題の店で元を取ることはほとんど不可能です。

ただ、得をしたという「気分」を買っているともいえましょう。

16・不便を楽しむはずのレジャーで散財のキャンプ用品

アウトドアレジャーは何もないところで、限られた道具や食材を楽しむものです。

ところが最近は、アウトドアでも室内と変わらないような大量の多様な荷物と食材に囲まれている方を見ます。

かつての筆者もそうでした。一見、節約志向に見えるアウトドアレジャーも、費用はかけようと思えばいくらでもかけられてしまいます。

17・田舎で安い家を買って高い不便を買う暮らし

都会しか知らない人は、田舎にはある幻想を抱いています。

  • 田舎の人は純朴でやさしい
  • 田舎は自然が豊富でいやされる
  • 田舎は低コストで暮らせる

もちろん、これらは間違ってはいません。ただし田舎でも都会でも、いろんな人がいるし、お金はかければかけるだけかかるのです。自然の良さと自然の驚異は裏表ですし、人の親切はプライバシーと裏表ですし、生活コストは土地の価格だけで決まりません。都会にはメリットデメリットがあると同じく、田舎もメリットデメリットがあるのです。お金も低コストで暮らせるとは限りません。

18・有名チューバーが数百万買っても当たらない宝くじ

宝くじは愚者の税金と水面下で呼ばれているそうです。

有名ユーチューバーさんが数百万円の宝くじを買った前後の様子を動画で公開していましたが、あれだけ買っても確率的な当選しかないことに改めて確率の確実性を垣間見ました。

あの動画は、多くの人に良い戒めになったのではないでしょうか。

19・行列に並べば安心して時は金なりを失う行動

同じように人気旅行系ユーチューバーさんが旅先で、人気店の行列に並んで、人気メニューを堪能している姿をよく拝見します。

動画視聴者へのサービス的要素もあるのでしょうし、参考になります。とはいえ、改めて行列に並んで人気のものを手に入れるという行為について考えさせられました。

せっかく限られた時間で旅行に来ているのに、並ぶ時間で時間を失います。それも良い思い出になるのでしょうが、「みんなと同じ」という安心と引き換えに失っているものを今一度見直したいと感じました。

20・限界がある「安いうちの買いだめ」

どんどん物が値上がりすると「今のうちに備蓄しておこう」と考えるのはある意味やむをえません。

ただ問題なのは個人の備蓄は限界があることです。また仮にこの先何年も同じ状態が続くとすれば、焼け石に水だということです。

そうであれば今必要なのは、安いうちにたくさん買っておくことではありません。それは発信する人のアフィリエイトなどの養分になるだけです。

今必要なのは状況に合わせたライフスタイルに変えることです。具体的には少ないもので暮らせるようにするなど、今まで必要と思っていたものが本当に必要なのかと視点を変えることです。

まとめ

さいごに

今回は、普段何気なく買っている、赤字を招くものを20紹介しました。参考になれば幸いです。