はじめに
○○○に時間をかける人は、お金が貯まりにくいでしょう。
多くの人が、時間をかけすぎている○○○
多くの人が買い物に時間をかけすぎています。
○○○の答えは「買い物」です。
(買い物時間に費やす人がお金を貯めにくい3つの理由)
買い物は、その時間にともなって購入金額が増えるそうです。
それをお店は熟知しています。
だから、あれこれ工夫して、客をできるだけ長く店内にとどめる工夫をしています。
つまり裏を返せば、買い物時間を短縮すれば必然的に節約になるということです。
反対に、買い物時間や頻度が高くなれば、節約とは反対の減少、つまり散財に結び付きお金が貯まらない家計になります。
それでは次の項目から、買い物に時間がかかる理由を探って対策しましょう。
買い物に時間がかかる理由
①「もっと良いものはないか」と常に比較検討をしすぎている
いつも
「もっと良いものはないか」
と、店頭をチェックしすぎています。
現代は様々な商品は出尽くしています。
化粧品
洗剤
トイレットペーパー
食品・・
世に出回る商品は、どれもそれほど大きな違いはありません。
違うのは値段とコスパくらいです。
もちろん、個別の違いはありますが、10年前からあるような製品ならたいしたちがいはありません。
例えば
「どの洗濯洗剤を買うか」
というようなことは、自分の定番を決めて毎回同じものを買えばいいのです。
わずかの違いを比較するので、余計な買い物時間を増やしています。
例えば、
香りが違う
というようなことは、定番を決めれば時間もかかりません。
SNSやテレビ、雑誌で見たものを探している
SNSやテレビ、雑誌などで見かけた話題品を探して買おうとするために、買い物時間をとられることがあります。
SNSやテレビ、雑誌で紹介される「いいもの」も、しょせんは誰かの価値観です。
何を選んでいいかわからないときは、自分で考えて自分で試してみればいいのです。
②価格比較しすぎている
買い物のたびの価格比較は、節約のために不可欠なことだと思うかもしれません。
実はそれこそが無駄な行為です。
上記で述べましたが、定番品を決めて後は多少の価格変動は無視して買うほうが良いのです。
価格は常に変動しています。
その時の価格で買ったり買わなかったりという「思考の消費」が無駄です。
主婦の買い物は洗剤だけではありません。
あらゆる買い物に「思考」を使うと疲れます。
どのみち価格は変動しているので、思考の浪費を避けて必要な時に売られている価格で淡々と買います。
そうすると、安く買える時があれば、高く買う時があります。
最終的には余計な思考を使わず、余計な在庫も持たず、平均的な購入価格となります。
思考も重要なコストだという意識を向けることが大事です。
買い物で大切な思考と判断力を消費しないで、もっと重要なことに向けるほうがより良いライフスタイルとなります。
③毎日買い物に行って買いすぎvsまとめ買いで買いすぎ
- まとめ買いで節約になる人
- その都度買いで節約になる人
様々あります。
両方試してみて、時間と購入金額、その他良いほうを選択します。
少し前、友人に日常の食品などの買い物について
「数日分をまとめ買いしている」
と言ったところ、
「え?そうなの?はずかしくない?」
と尋ねられました。
何が恥ずかしいのか意味がわからなかったのです。
どうやらその友人は
「買い物はその日食べるものを、毎日1日分だけ買うもの。」
という固定の価値観があるのだとわかりました。
その人の親も、そのような買い物スタイルだったようです。
買い物の頻度は人それぞれです。
少しずつ買うほうが合う人、まとめ買いがいい人、それぞれです。
筆者の場合、毎日買い物するスタイルを試したことがあります。
結果として、余計に買い物してしまい支出が増える傾向にありました。
それでまとめ買いスタイルに落ち着いています。
買い物頻度は、例の友人のように
「こうすべきもの」
という価値観に固定されて気づけないことがあります。
試しに、その都度買い、まとめ買い、どちらが節約できるか、合っているかを試してみるとよいでしょう。
筆者の場合、「その都度買い」は時間がかかるし買い物金額が増えます。
そのためネットスーパーと通販が買い物の9割を占めています。
そうすることで予算と時間をコントロールしています。
④折込チラシで特売品をチェックしている
現代は新聞を購読している人は減っているかもしれませんが、折込チラシを毎日チェックするのは節約になると考える人が多数です。
確かに日々、特売品だけを狙って買い物して、余計なものを決して買わなければ節約になるでしょう。
けれども筆者の場合、店に行くと必ず余計な買い物をします。
リアル店舗は誘惑が多いのです。
店側も何度も足を運んでもらうと売り上げが伸びるので、日替わりの特売品を提供します。
筆者は結婚以来、スーパーのチラシをほぼ見たことがありません。
店に行けば何かしら安いものがあるし、あちこちの店に行ったりいかなかったりするほうが手間がかかるからです。
ネットスーパーに行かずに直接実店舗に行っていた場合でも、その店舗で買えるものを買う方式でした。
そのほうが時間もかからず、特売品狙いでしょっちゅう買い物のことを考えずに済みます。
⑤セールのタイミングをみはからっている
腐れるものではない食品や、トイレットペーパーや洗剤などの日用品は保存できるためセール時にまとめ買いを計画するというのはありがちです。
この時はセールのタイミングを見計らうことになります。
セールはある程度予測が可能ですが、物価の変動がある以上セールがあっても価格までは予測できません。
その結果、常にセールの情報を得ることに躍起になるということがおきます。
この状態は、太古の狩猟採集時代の人間が、獲物が通りかかるのを
「いまかいまか」
と、待っている状態です。
そしてひとたび「セール」という獲物が目の前に現れると
「今だ!」
と脳は興奮して獲物を仕留めにかかります。
ところが現代日本では、このように獲物を待ち受けなくても、常にある程度の価格で販売されています。
多少の価格変動はありますが、脳が刺激されてセールに興奮することもなく「獲物」は手に入れることができます。
そしてこの場合は常に平常心で必要な品物を手にできます。
⑥実店舗を中心に買い物している
実店舗のメリットは多々あります。
広告にはない特売品を発見したり、実物を確認できるなどです。
一方で実店舗は買い物に時間がかかります。
- 店内を回る時間
- 必要なものを探す時間
- レジに並ぶ時間
- 袋にしまう時間
- 家と店舗を往復する時間
- 営業時間内でなければ買い物できない
などです。
実店舗でなければ買いにくいものはそうするしかありませんが、現代では通販を活用できます。
アマゾンや楽天のほか、ネットスーパーがあります。
通販の併用で時間を節約できます。
実店舗に行かなければ、物欲が刺激されません。
まとめ
さいごに
今回は「○○○時間に費やす人がお金を貯めにくい6つの理由」という話をしました。参考になればうれしいです。