
はじめに
現在、還暦が近い50代女性の筆者です。これまで暮らしをラクにしたくて、様々なモノを手放しました。
当初は「捨てたら後悔するかも?」と、迷いながら捨てたものもたくさんあります。けれども今になってこれだけは言えます。それは、捨てて後悔したモノはないということです。
ただ、一時的に「やっぱり捨てなきゃ良かったかも。」と思ったことはあります。けれども最終的に、一度でも捨てを思いついたものは、ほぼ99%正解なんです。今回は、次の項目から実際に捨てて暮らしがラクになったものを紹介します。
1・婚礼ダンス、ドレッサー
結婚したときに、買いそろえた婚礼家具です。和ダンス、洋箪笥、ドレッサーがありました。家を新築で建てたとき、婚礼家具がすっぽり収まるウォークインクローゼットも作りました。
けれどもそのあと、夫の転勤で地方から首都圏へ引っ越します。当然ながら新たな住まいには婚礼ダンスを置く余裕はありません。それだけではなく、それまでも引っ越しのたびに婚礼ダンスが足かせになっていました。
引き取り先を見つけるのは大変でしたが、ある大型リサイクル店が受け入れてくれました。ただし「一階に置いてあるなら引き取りに伺いますが、2階ならできかねます。」とのこと。当時まだ、体力があった筆者の父を助っ人に頼み、夫と二人で2階からタンスを分解しながら一階へ。大がかり作業でしたが、無事に引き取ってもらいました。
2・3人掛けソファ
家を新築購入したことがあります。そのときに一生もののつもりで大きめのソファを買いました。これは上記で話した新居にも持っていきましたが、数年後ボロボロになったので処分しました。
購入したときは「パーツを分解して配送できるので、修理の時は修理箇所の部分を送ればよく、効率的に長く使えます。」という話を気に入って買ったものでした。けれども実際は、古いソファをそこまでの手間と費用をかけて修理しようという気にはなりませんでした。
何よりそのあと、また引越しをしたので結局処分しました。普通に粗大ごみとして手放しました。
3・無垢国産ナラ材大型ダイニングテーブルセット
これも、かつて家を新築した時にセミオーダーで購入しました。当時は大型無垢材テーブルが流行していました。確かに品質は最高です。ところがセミオーダーで下手に低い座面にしたことがあだになりました。せめて既成サイズであればまだ、使い道もありましたが、オーダーしたサイズは使う範囲が限定されたのです。
また、無垢材は高品質ですがその分、重量があります。だから気軽に模様替えができず、サイズも大きいので応用がききにくかったのです。
これも粗大ごみに出しました。たぶんリサイクル店に出したりメルカリに出せば、そこそこの値段で売れたでしょう。けれども筆者にはその気力がないので、粗大ごみに申し込みました。
4・大型食器棚
結婚したときに婚礼家具とあわせて買った家具です。高さが180cmあり幅も120㎝あります。食器棚としては一般的に特に大きいサイズではありませんが、その仕様が問題でした。
上半分が観音扉だったのですが、下段のものを、かがんで取った時、上の空いたままの扉の角に背中を何度か強打しました。
地震のこともあるし、危ないので手放しました。その直後は代わりに通販で買った組み立て式の3分の1ほどのサイズの食器棚をしばらく使いました。(その食器棚も現在はありません。)
5・サイドボード
平成のころは、昭和の名残もまだ健在でした。結婚した時はサイドボードというものがあったのです。ほぼただ飾るだけの家具で、これは真っ先に処分対象としました。
手放したタイミングは、家を建てて引っ越すときでした。
6・普通自動車
結婚したとき、夫、筆者それぞれが普通自動車に乗っていました。ただでさえたいした収入もないのに、普通車2台の所有はコスト的に大きな負担でした。
それでも地方暮らしは一人一台自動車がないと生活が成り立たないため、しばらくその生活が続きました。
けれども夫の転勤を機の引っ越しで、まずは筆者の自動車を処分しました。夫の通勤が電車に変わったので、一台で暮らせるようになったからです。
続いて夫が東京に転勤になったので、晴れて自動車を手放しました。現在、自動車を持たずに暮らしています。
確かに「自動車があれば」という場面はたまにあります。けれども自動車を持たない経済的効果が劇的なので、ずっと持たずに暮らしています。
買い物は通販をフルに使っていて駅近に住んでいるためなくても暮らせます。どうしても自動車が必要な時、例えば夫のゴルフなどではカーシェアを利用しています。
7・新築一戸建て
これまで捨てた一番大きなものは家です。30代のときに購入した新築戸建ての家です。きっかけは夫の転勤ですが、実は購入してひと月くらいでとあることに気づいたのです。
それは筆者の考えですが、ここに一生住むということに対して果てしない拘束感を抱いたことです。それでも家を手放すという行動に至るほどではありませんが、夫の転勤辞令は程よいきっかけになりました。
持ち家がいいか、賃貸がいいかという論争がありますが、金銭的損得だけではなく、住まいはその人の価値観がどうなのかということが大事です。筆者は一生同じ土地で暮らすということに果てしない拘束感があり、持ち家を買い、ずっと定住することは合わなかったわけです。
客観的には夫の転勤をきっかけに賃貸住まいを選んだことになりますが、人の住まいの選択基準は人それぞれです。
何かを所有するというのはそれだけで大きな精神的負担があります。一方でものを所有することで安心を得られる人もいます。家も物ですから、例外ではありません。
まとめ
買うときは一生もののつもりで買いますが、一生ものはありません。生活スタイルは変化するし流行も好みも変わります。
ところが大きくて重いものは応用がきかず、捨てない限り生活しにくくなります。気力があるうちに早めに手放すことで、身軽な暮らしが手に入ります。それは自動車や家も例外ではありません。
さいごに
今回は「50代、早めに捨てて暮らしが劇的にラクになった7つのモノ」という話をしました。後半では自動車や家などの大きな物について手放した体験を話しました。物は持っていれば管理や手間がかかります。自動車も家も例外ではありません。これらを所有するかはその人の価値観によりますが、筆者は持たないことで身軽な自由を手に入れています。