はじめに
今回は、AFPという資格継続のために必要な単位習得に関する話をします。AFPとはファイナンシャルプランナーの資格で、定期的な学習に伴った単位習得が必要です。私は現在、次の資格更新までに必要な受講を継続しています。
コロナで世の中が激変をしています。そうした中にあって必要なのはやはり、継続的な学習だと思うのです。様々な情報があるからこそ、自分で真偽を見抜き考えるためにも基礎知識は必要ですよね。
AFP資格継続について
AFPの資格を継続するためには、定められた期間内に(2年)規定の単位を修得しないといけません。受ける「教育」は様々あります。リアルの講習を受けてもいいし、通信教育で受けることもできます。
2年の期限内に単位を修得すれば良いので、極端な話、期限ギリギリに短期間で取得できる通信教育で完了させることもできます。
FP協会の継続教育テスト(FPジャーナルに隔月掲載)を受講しています
そのほか、私が現在、受講して単位を修得するために活用しているのは、毎月FP協会から郵送されてくる冊子に掲載されてもいる「継続教育テスト」利用の受講です。継続テストは偶数月に掲載されます。
このテストを一回分受けて合格すると3単位を習得できます。AFPは15単位必要なので、この受講の場合は5回分受講すればOKということです。費用は各回それぞれ必要です。
私がこのテストを受講することに決めたのには理由があります。それは、その時、最新の改正個所などが問題になっているので、最新の内容を受講と同時に覚えられることです。
費用が割高でも受講する理由
ただし費用の観点からすれば、この方法はそれほどコスパが良いとは言えません。「とにかく価格が安くて短期間で資格の更新ができるもの」・・という目的でしたら、もっと安くて短期間に受講できるものもあるからです。例えば資格更新まで日にちの余裕がないとか、勉強する時間が取れないというようなケースですね。
けれども時間には余裕を持つほうが当然、しっかり覚えやすくなります。FPに関する分野での法改正って、本当に毎月いろいろあります。とてもじゃないけど、一度読んだだけでは覚えきれません。
また、過去に受験して一度覚えた内容でも当然、忘れていることは多々あります。そこでやっぱり必要になってくるのが「繰り返し」の学習なんですよね。といっても、FPジャーナルの掲載されている継続テストは、私のように資格更新目的ではなくても、復習目的で問題を解いておくことは可能です。ただしこの場合、答えが掲載されるのが半年後くらいですが、読んだことを覚えているかの再確認のためにはとても良い機会です。
あと1回で継続テストの単位習得は完了
私は2月号の継続テストを先日、受講しました。それで残る必要な単位は3単位です。つまりあと一回の受講で単位が修得できることになります。次回の継続テストはFPジャーナルの4月号に掲載されます。
ですので来月くらいに郵送されるので、それを受講して合格したら、次回のAFP の必要単位数は終了です。(そのほか年会費と受講費が必要です。)
AFPを取得するかしないかの選択について
AFP自体は、FP2級を取得してもAFPまでは取得しない人はかなりいると思われます。理由は第一に年会費と受講費用が必要なことです。第二に、それほど大きな負担ではありませんが、少なからず単位習得のための学習が必要なことです。第三に、仕事としてFPを取得したわけではなく、自分のスキルアップなどを目的としている場合です。おそらく、この3つが大きな理由と思われます。
AFPの年会費は冊子代等と考えれば高くない
実際に私も第三の理由があてはまりました。けれども私がAFPを取得してそれを今回、継続することを選んだのは以下の理由があります。第一に年会費は毎月送られてくる冊子で、費用はほぼ相殺されていると考える点です。
さらにその情報が、ネットの真偽不明なものではなく、FP協会が記している確かな情報だという点です。だから冊子自体は確かに薄いのですが、年会費が一万二千円で月々の冊子が千円と考えれば、決して高くはない費用と考えています。
また、性格的にも「締め切りギリギリになって、慌てて受講する」のは性に合いません。多少費用はいくらか割高になりますが、計画的に確実に学習する機会を得られる今回の方法が一番、自分には向いていると感じます。
さいごに
今、お金に関することに興味がある人は増えていると思います。その場合も、基本的な知識を身に着けてから始めることと、右も左もわからないまま、やみくもに始めることとでは、経過、結果ともに大きな開きが出るはずです。
また、初めに基本知識を習得するほうが断然、確認したり調べたりする労力を減らすことができます。AFPの単位習得には、あと一回受講すればOKです。けれどもそのあとも引き続き、確認を続けておこうと思います。毎月の冊子をその都度確認していくだけなので、それなら負担も大きくはありません。こういうことは、習慣にしてしまえば負担を感じなくなっていきます。
資格を取ったら終わり‥ではなく、基礎知識を活かすべく、継続していきたいです。もちろん、つい間が空いてしまったり、しばらく冊子を放置してため込んでしまったり・・ということも正直あります。
けれどもネット経由の受講は、時間に融通が利くので、また一念発起できる点もメリットだと思います。