
はじめに
鎌倉が大好きですが、前回訪問から1年近く過ぎていました。あじさいが開花の時期はますます混むので「行くなら今!」と、休日の朝、寝起きに思い立って行ってきました。今回も昨年同様、ひとりです。
裏ワザ?藤沢駅からスタートしてみた
鎌倉といえば、起点は普通、鎌倉駅か北鎌倉駅です。(住んでいる場所による)鎌倉観光は混雑回避対策が必須です。そこで今回は、藤沢駅スタートを試みました。
さらにあまり体力を使わず、極力歩かない旅を設定しました。そこで活用するのは、江ノ電の利用です。
藤沢駅がどんな所か興味もあるし、こちらからくると多少は混雑回避できるでしょうか。また、藤沢駅スタートの利点は筆者にとって、もう一つ利点がありました。
藤沢駅スタートの利点
鎌倉駅に来るためには、東海道線で訪れると大船で乗り換えることになります。些細な乗り換えですが、これがちょっとめんどうくさいんですね。
ところが藤沢駅スタートにすると、乗り換えなし、東海道線一本で江ノ電始発(終点)まで来られてしまいます。
鎌倉観光をするにあたり、「江ノ電メインなら、藤沢駅スタートもアリだなあ。」、と考えたのでした。
JR藤沢駅に降りてスタート
今回は、鎌倉駅ではなく、藤沢駅スタートにしてみました。江ノ電は鎌倉駅から藤沢駅までの小さな路線です。
JR藤沢駅のホームに降りてみたら、なんとかわいいニューデイズの建物!これって江ノ電ですよね?

江ノ電って他社(小田急系)なのに、他社のJRホームにあるとは驚きです。この建物はJRが設置したものだそうです。
こういう驚きとうれしい発見があるから、ミニ旅はやめられません。
JR藤沢駅から江ノ電の乗り場は二階のデッキでつながっています。途中、小田急の(江ノ電じゃないほう)の乗り場はJRと江ノ電の間のJR隣接した建物にありました。
江ノ電じゃないほうの小田急路線、江ノ島線は終点に水族館があります。ここも気になるんですよね。近いうち訪れたいです。
さて、江ノ電はフリー切符もあります。全線が1日乗り放題になる「のりおりくん」とフリーきっぷで、大人800円です。一瞬、迷ったのですが、この日はかなり寒くてあまり動ける気がしません。ただ、だからこそこまめに下りて歩かないという方法はあります。筆者はフリー切符を満喫できたためしがないので、今回は普通にモバイルスイカで入場しました。江ノ電のひと区間(初乗り)料金は、大人200円(ICカード 199円)です。
なんとなく降りてしまった湘南海岸公園駅
この日はかなり寒いから、さて江ノ電に乗ったものの、どう動くか。最低、大仏様のいる長谷駅だけ下りればいいかと思いましたが、一方でちょこちょこ乗り降りする気持ちも捨てきれません。
そうしているうちに次の駅は「湘南海岸公園駅」のアナウンス。駅名に惹かれてとりあえず降りてみました。

この辺は単線です。周りは住宅街で、おそらく海浜公園には、歩けば出られるだろうけどちょっと寒いので行ったら凍えるなあ・・。ここから水族館も歩けば行けるはずだけど、今日はやめておこう。
とりあえず次の電車時間を確認すると15分置きなんですね。じっとしていると冷えそうなので、駅をいったん出てみました。江ノ電の小さい駅は無人駅で、タッチし忘れそうで自分に「タッチ、タッチ・・」と言い聞かせてタッチして出場します。こういう時夫と二人ならタッチ忘れとか起きにくいですが、一人の無人駅は要注意。いろいろ気が取られるから、小さい緊張感があります。こんなにのんびりしたところでの緊張。
駅改札を出てみたらすぐそばに踏切があり、反対側には公民館がありました。すぐに戻り再び入場して電車を待ちます。15分が異様に長く感じます。
普通はあっという間に過ぎる15分が30分にも感じられて時間の流れが変わる。ぼ~っとするのもまた醍醐味。すると電車がやってきて乗ったのですが、小さい駅はトイレがありません。次の大きめの駅でトイレのために下車する必要がありました。
江の島駅に降りる

トイレのために下車
電車は江ノ島駅に停車。ここは必ずトイレはあるでしょう。案の定、ホーム上にありました。きれいなトイレでした。
湘南モノレールの駅前

さて、ここでもまた15分の待ち時間があるわけですが、とりあえずまた改札外に出ました。そういえば江ノ島駅には近くに湘南モノレールの駅があったことを思い出します。この路線も気になっていたんですよね。ちょっと湘南モノレールの駅前を見に行ってみました。
すぐ背後には日蓮宗の霊跡本山「寂光山 龍口寺(りゅうこうじ)」日蓮が処刑されそうになったとき、幽閉された土牢(御霊窟)があるお寺があるようです。
江ノ電江ノ島駅から3分くらい歩いたところに駅はありました。想像したより静かで人もあまり歩いていません。江ノ島駅自体、もっと人がいるイメージがありましたが時間が早いせいかどうか、人が少なくてこの日は穴場だったかも。
反対側に踏切を渡って行ってみると、タリーズコーヒーの立派な建物。これまで江ノ電周辺はちょっとお茶するのにも大変でしたが、これは助かります。そのまままっすぐ歩けば江ノ島ですが、もう何年も行っていません。この日は江の島を散策する体力はないので、泣く泣くスルーするつもりで来ました。
スラムダンクの聖地・鎌倉高校前駅に降りてみる
スラムダンクの聖地・鎌倉高校前駅、昨年はスルーしたのですが、今回はせっかくなので降りてみることにしました。
案の定江ノ電からは大量の中国人が吐き出されてきました。
想像以上に魅力あふれる駅だった
下車したときは、両ホームに電車が停車していたのですが、電車が去ると目の前に海が広がりました。
うわ~すごい!

これホームからの景色なんです。

ちなみに「スラムダンク」はアニメを、3年前くらいに、アマプラで第一回だけ見ました。多分、見れば(読めば)、かなりおもしろいんだろうな、ということはわかりました。
その程度の認識の筆者がここに降り立つのは、豚に真珠、猫に小判なのかもしれません。ただ、アニメ、コミックのことを知らなくてもここの雰囲気がすごいことははっきり感じました。

有名な踏切のあたりは中国人密集度がすごくて遠巻きに見ましたが、角に見学の敷地が設けられていました。
「関東の駅百選認定駅」だった
帰りに改札タッチ直前の壁にこれを発見。「関東の駅百選認定駅」・・そんなものがあったんですね。スラムダンク以前に、魅力あふれる駅として知られていたようです。
きっかけは中国人が大量に押し寄せている・・というネガティブ寄りの認知でしたが、でもそれがきっかけで「とりあえず、降りてみるか」になりました。まさに「塞翁が馬」で、何が良しあしになるかわからないから、決めつけ、食わず嫌いはやめようと痛感しました。

長谷駅で下車
ここから長谷駅までは下車しませんでしたが、途中降りてみたい駅がたくさん。次回、今回下車になかった駅を攻略したいです。

長谷駅は大仏様のある高徳院、あじさいや観音様で有名な長谷寺があります。改札が通常モードであることから人の多さが垣間見えます。駅の隣にタリーズコーヒーがありました。
駅を出ようとすると反対側のホームから(鎌倉駅から)来たと思われる外国人(白人系)の人が100人くらい?200人?江ノ電は4両編成で最大約280〜290人乗車できるらしいので、200人くらい歩いてきた可能性もあるのか?とにかくすごい数の人が狭い歩道を歩いていきます。
「え?この人は今から大仏様へ?」
人の流れが過ぎてから後ろから歩いていくと、途中でその大量の人は全員、長谷寺に向かって左折していきました。団体客かもしれない。この人数で長谷寺で遭遇したら、ちょっと筆者は無理だったかもしれません。
でも、筆者はこれから大仏様の高徳院に行くからとりあえず、安心しました。でも、たぶん、長谷寺の後に高徳院に来るんだろうなあ。時間差でセーフ。
高徳院は高低差がないし、ある程度の広さがあるからいいけれど、長谷寺は階段など高低差があるから、鉢会うとかなり大変ですね。あじさいの時期は特に。
さて、長谷駅から高徳院までは徒歩7分450mなのですが、「旅先の距離は体感3倍に感じる」という筆者の原則通り、足がふらついてきました。
かわいい猫系雑貨のお店

と思った頃に、かわいいお店を発見したのでしばし小さなお買い物。店先に出ていた手ぬぐいハンカチみたいなものを買いました。
店内で買いかけたポーチがあったのですが自分はジップロックをポーチにしていることを思い出し、思いとどまりました。全般にお値段お手頃で良心的な価格です。
猫が好きな方はたまらないと思いますよ。

そしてクライマックスの大仏様。
外国人だらけでしたが、京都や明治神宮よりぜんぜん余裕でした。ここに来たのは筆者が単独ハイキングを初めてした時以来の12~3年ぶりなんです。
北鎌倉からスタートして源氏山に入り、大仏様のある高徳院の背後のトンネル前に出るハイキングコースを歩いたのです。
その直後にここに来たのですが、あれから12~3年もたっている感じが全くしなかったのが本当に不思議でした。2~3年前に来たような不思議な感覚でした。しっかりお参りさせていただいて後にしました。
高徳院から鎌倉駅まではバスで移動
高徳院から、そのまま江ノ電長谷駅まで戻るには、多少歩きますし、狭い歩道を次々人が歩いてくるのですれちがいが危険です。
そこで予定変更。高徳院の目の前にバス停があったので、そのバスで鎌倉駅まで戻ることにしました。これなら江ノ電長谷駅まで歩く労力を減らせます。
ただしバスの本数はあまりないですが、さいわいここからバスに乗る人は少なく、バスもほぼ時間通りにきて座れました。
鎌倉駅で和ランチ

で、「ランチはどうしよう」と考えていたのです。当初は小町通りで喫茶店に入るか、このまま帰宅するかと考えていたところ、バスから鎌倉駅舎を見ていたら二階のはじに「和食の店」を発見。
窓際のお客さんは埋まっていなかったので、これは穴場かも?と思い、お店を探しました。
JR鎌倉駅直結の駅ビル「CIAL鎌倉」2階、「こまち市場風凛」さん。グーグル評価は4.0。鎌倉駅前にしたらお手頃価格です。
場所は駅舎の改札外、ニューデイズなど土産店の二階にありました。手前にエクセルシオールカフェがあり、このカフェも発見だったので(ドトール系の上位カフェ)今度何かの折に利用しようと思います。かなり席が広く、トイレも同じフロアにあり便利そう。
早速入店すると、まだ混雑しておらず、すぐに料理が運ばれました。常に店員さんが目を配っていて、こまめに対応してくれる感じです。
トイレは店内にあり、とてもきれいで男女別。駅のトイレに入らず、電車に乗る直前ギリギリに出てもOKでした。気に入りました。また利用したい。
まとめ
- はじめに
- 裏ワザ?藤沢駅からスタートしてみた
- 藤沢駅スタートの利点
- JR藤沢駅に降りてスタート
- なんとなく降りてしまった湘南海岸公園駅
- 江の島駅に降りる
- スラムダンクの聖地・鎌倉高校前駅に降りてみる
- 長谷駅で下車
- 高徳院から鎌倉駅まではバスで移動
- 鎌倉駅で和ランチ
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は、行きたいと思いつつ、延び延びになっていた鎌倉に、急に思いついて半日一人で出かけてきました。
江ノ電を西側の藤沢駅からスタートして、途中下車を繰り返し、大仏様のいらっしゃる長谷駅からはバスで鎌倉駅に戻るコース。時々その場その場の思い付きで行動した箇所も多かったですが、満足のいく小さな一人旅でした。
最後まで読んでくれてありがとう。旅は気分転換と非日常感がいいですね。できれば鎌倉はもっと行きたいです。