はじめに
久しぶりに鎌倉を、ぼっちで散策しました。
大好きなところなのに、最近の人の多さにしり込みしていました。
けれども
「外国人が遠くから来ているのに、日帰りできる距離で行かないとは、自分の怠慢だ・・。」
と気づき、思い切って行くことにしました。
鎌倉駅で、江ノ電乗り換え極楽寺駅へ
コースの戦略として、一番東京側から遠い、極楽寺から行くことにしました。
江ノ電で行くところは混雑回避対策が必要なので、前半それをクリアする戦略です。
極楽寺が以前から気になっていたからです。
鎌倉にはドラマなどの聖地とされる場所もあるそうです。
極楽寺駅は、そのひとつだそうです。
筆者は聖地巡礼は無関係に、気になっていたのでおとずれました。
江ノ電には中国人が多くて割合的に半分くらいがそうです。
スラムダンクの聖地で有名な駅は鎌倉高校駅だそうですが、筆者は特に興味がないのでそこまではいきません。
ひっそりと極楽駅到着
電車を降りたのは筆者ひとりでした。
駅を出ると昭和にタイムスリップしたかのようです。
赤いポストもあります。
無人駅です。
駅名でもある極楽寺は、駅の出口から近くの赤い橋を渡って線路のすぐ背後にあります。
ただ、筆者は駅を降りてグーグル検索したら、お寺の入り口とは全然違うところに案内されました。
「おかしいなあ」
と思ったら、近くに小さく
「お寺の入り口はここ」
と簡単な配置図があり、急いで戻りました。
極楽寺はあじさいきれいですが、ピークを過ぎていますし、お寺の規模は観光向けではないかんじです。
正面入り口前に柵がありました。
よく見ると、左右両脇の小さな低い入り口は開いていました。
「参拝の方は、入り口からお入りください」
と、小さい看板に書いてありました。
大人が腰をかがめないと通れない高さの右の入り口から入り、帰りは反対側の出口から出るようになっています。
低い入り口からかがんではいると、しっとり落ち着いた空間が広がっていました。
参拝させていただき、反対側の出口から腰をかがめて出ました。
極楽寺はかつて、病院や福祉施設としての役割をもっていたそうです。
極楽寺周辺は、高低差があり、だいぶ高さのある所への階段なども見えます。
江ノ電で鎌倉駅に戻り、コロッケを食べる
小腹がすいてきました。
鎌倉駅に到着してお土産屋さんの奥で鎌倉コロッケを1つ買い、ベンチで食べました。
ついでに5年前くらいに、ここで買った3枚組のミニイラストタオルハンカチ(江ノ電図柄)と全く同じものを買いました。
以前買ったハンカチは、ヘビーに持ち出して重宝しました。
3枚とも出先で落としたりして全部なくなっていたのです。
サイズが小さいので、かさばらず重宝しています。
鶴岡八幡宮 二の鳥居
鶴岡八幡宮に向かうルートは、小町通り経由が人気ですが、今回は人込みを避け、神社本来の参道ルートである二の鳥居から行きました。
ちなみに一の鳥居は、〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜2丁目14にあります。
二の鳥居から850m海側にありますので、本来はそちらから行きたいところです。
二の鳥居以降の参道はきれいに整備されています。
まだ若い桜の木が植えられていますが日陰になるので、暑さがやわらぎます。
この参道は以前来たときはなかったので、いつの間にか整備されたもののようです。
2014年から2016年にかけて整備されていたようです。
筆者が頻繁に鎌倉をおとずれたのは(鎌倉アルプスハイキング)、ちょうどそのあたりでしたが、小町通を通って帰宅していたので気づきませんでした。
ここ最近も、この辺に来なかったので知りませんでした。
想像より壮大な鶴岡八幡宮に圧倒される
鶴岡八幡宮境内入り口に到着すると、はるか向こうに本殿が見えます。
その規模が想像以上に壮大でおどろきました。
かつて何度も北鎌倉から鎌倉アルプスを歩き、帰りに鶴岡八幡宮前を通過していましたが、改めて参拝をしたことがなかったのです。
あらためて、一人でやってきて参拝しようとしたら、なんと正面の階段には手すりがありません。
夫がいれば問題ないのですが、今日は頼れる人がいない。
ほかの出入り口がないかと見渡すと、左右に別のところがあるらしい。
で、「えいっ」とばかりに気づいたら手すりのない正面階段を上り始めていました。
現在、片足の筋力がやや落ちていて踏みしめると足首がぶれます。
念のため、片足ずつゆっくり隅っこでのぼりました。
途中に踊り場がないので、休む場もありませんでしたが、何とか登れました。
本殿は撮影禁止で警備の人がいます。
ちなみに鎌倉も中国人が多くて、中国語ばかり聞こえます。
登りはいいのですが、問題は下りです。
階段に手すりがないと一人では危険。
最悪、おしりをついて座りながら下ればいいと開き直り(さすがにそれは・・)、まずは参拝。
帰りに周りを見渡すと、古い手すりがついた階段がありました。
無事に下れました。
(登りもここから無理しないで登れますね)
鶴岡八幡宮から歩いて明月院に向かう
さて、鶴岡八幡宮の後は、明月院です。
明月院は北鎌倉駅の近くにあります。
明月院までは歩いていきます。
ただし建長寺あたりまではゆるい上り坂です。
筆者は下りよりのぼりのほうが好きなので、歩きやすくていい感じです。
途中、タイワンリスが道路を横断して、車が徐行していました。
鎌倉はタイワンリスが多いんですよね。
特定外来生物として生息していて、住民の方は大変みたいです。
鎌倉アルプスのような自然個所を歩くと、タイワンリスは以前もよく見ました。
さらに増えているそうで、大変ですね。
途中、建長寺を通過
途中、何度来たかわからない建長寺へ。
建長寺は鎌倉アルプスに入る入口があるのです。
(建長寺の入場料を払って出入りします。)
かつて、軽くハイキングしたい時によく来ていました。
ただし山歩きができなくなった2016年あたりからは、2回ほど来ただけです。
北鎌倉から建長寺までは普通の速度で歩けば30分ほどです。
ですので明月院まではあともう少しです。
明月院に到着
無事に明月院に到着しました。
ちなみに明月院の門の外の道を向かって左に進むと、鎌倉アルプスに通じる入り口もあります。
こちらから入ると建長寺の入場料が不要なので、こちら経由で行く人もいます。
幸い、行列は全くありません。
余裕で入れました。
入場料が必要です。
以前は300円でしたが、500円でした。
あじさいは2割まだ咲いている感じです。
十分です。
かんじんの箇所撮影ファイルが破損
ただ、枯山水庭園やあじさいや、悟りの窓など、明月院の見どころともいえる撮影ファイルがなぜか破損して見ることができませんでした。
類似の場所は人気の撮影スポットです。
だから撮影する人もたくさんいますし、撮影禁止でもありません。
今回、どれも普通に撮影と保存ができていますが、なぜかこのファイルだけ破損しているようでした。
楽しみにしていましたが、仕方ありません。
ただ、自分の目でもしっかり焼き付けてきたので、それは問題ありません。
北鎌倉駅から帰宅
まとめ
- はじめに
- 鎌倉駅で、江ノ電乗り換え極楽寺駅へ
- ひっそりと極楽駅到着
- 江ノ電で鎌倉駅に戻り、コロッケを食べる
- 鶴岡八幡宮 二の鳥居
- 想像より壮大な鶴岡八幡宮に圧倒される
- 鶴岡八幡宮から歩いて明月院に向かう
- 途中、建長寺を通過
- 明月院に到着
- かんじんの箇所撮影ファイルが破損
- 北鎌倉駅から帰宅
- まとめ
北鎌倉駅に向かい帰宅しました。
以前から気になっていた、鎌倉のいくつかの名所に行くことができました。
鎌倉は好きな場所ですが最近の混雑で敬遠していました。
思い切って出てきて正解でした。
また、ルートは違いますが、かつて一人でハイキングに来た雰囲気を思い出し、懐かしく感じました。
あちこち欲張らず、限定した行先で早めに帰るスタイルです。
最後までご覧いただきありがとうございます。