はじめに
アマゾンの各種サービスが低下しています。
アマゾンのサービス自体は便利で助かっています。
ですが、最近、部分的に今一つの点があるので書きます。
この現象は主に、実質値上げの背景です。
特に注意が必要なのは、定期便購入とアマゾンプライムの年会員の場合です。
また、梱包の状態に問題があったり、指定にかかわらず「勝手に置き配されてしまう」などの状態もあります。
アマゾンのサービス自体の利便性は良いのですが、
利用者に何の連絡もなしに、有料会員のサービス低下は問題です。
特にアマゾンプライム年会員入会の方は
「割に合うかどうか」
を、確認する必要があります。
現時点で年の途中で解約は原則できませんが、次回更新するかどうかは慎重になりましょう。
また、割に合っている場合でも、変化しているサービス内容については、事前のお知らせなどはないので、知っておいたほうがいいでしょう。
このような現象があると、場合によっては、アマゾンではなく楽天など他店から買うほうが良いケースもあります。
アマゾン定期便購入価格の変化
アマゾン定期便というサービスがあります。
これはプライム非会員でも利用できます。
このサービスは従来、通常購入品よりもいくらか安い金額で買えるというメリットがありました。
ところが最近、通常購入品と価格が同じになる商品が増えているのです。
すべての商品を確認するわけにはいかないので断言はできませんが、かなりの商品が通常品と変わりなくなっているかもしれません。
定期便購入中の方は、もしかすると通常購入と価格が変わらないことに気付いていないかもしれません。
ただし、定期便購入の理由が、買い忘れ防止などの利便性を重視している場合、値段はそれほど気にしていない方もいるかもしれません。
けれどもそれでは、アマゾンから買う約束をしているにしては、何の断りもなく通常購入と値段が同じであることは、定期便購入を利用する意味とメリットが低下しているわけです。
定期便購入を利用する場合は、時々価格を確認してみましょう。
アマゾンプライム特典の配送オプションサービスの低下
アマゾンプライム特典のひとつである、送料の優遇制度があります。
プライム会員は、購入価格と無関係に、配送オプションである、
お急ぎ便、お届け日時指定便
・・などが無料・・というものです。
ところが最近、注文確定前に、配送オプションを選択しようとすると、お急ぎ便、お届け日時指定便を選択できないケースが増えています。
つまり実質的に配送オプションが利用できないため、プライム特典が低下しているわけです。
実質値上げです。
このような場合、プライム会員は月会員なら使わない月は停止することができます。
けれども年会員の場合はそういきません。
サービスが予告なしに低下して不満を抱いても、一年分を支払っているので、原則続行するしかありません。
というわけで、アマゾンプライム年会員になろうとするときは、このような実質値上げがあることも考慮しましょう。
プライムワードローブ→try before you buy 対象品が減った?
プライム会員が利用可能なサービス「プライムワードローブ」が「try before you buy」と名称を変えています。
利用方法はほぼ同じです。
try before you buy対象商品は、無料で試着できます。
特に靴類を自宅で試着できて便利です。
ところが極端に対象品が減ったようです。
ただ、try before you buy利用に関して、一度試着された商品を新品価格で買うのは抵抗があります。
プライムワードローブ時代のとき、プライムワードローブで送られてきた商品を試着後定価で買ったことがあります。(シューズ)
けれどもマメな人ならば、いったん返却して新品で注文しなおす人も当然いたでしょう。
試着された商品でも定価と変わりないという点が微妙ですね。
ただ、シューズ類は実店舗の場合、誰かが試着した商品を買うことは普通にあります。
一方で通販では、あきらかに返品されたとわかる靴を定価で買うのは微妙です。
try before you buyでは、極端に対象品が減ったような気がしているため、実質プライムワードローブ時代のような便利さは終了しているとみなしていいかもしれません。
これは、プライム会員の特典メリットの低下とも言えます。
本は梱包状態に難があることを覚悟する
筆者は最近、通販で本を買うとき、アマゾンではなく楽天から買っています。
理由は梱包と配送の問題があるからです。
例えば文庫で8冊の本をまとめて買ったことがあります。
8冊も買ったのに、紙の袋に台紙や固定のラップのようなものもなく、そのまま入っていました。
案の定、8冊中4冊が折れやよじれができていました。
過剰な梱包は望みませんが、必要な梱包方法を除外していいということではありません。
百歩譲って文庫本1冊程度なら、許容範囲ということがあるでしょう。けれども最近、アマゾンの紙書籍梱包は、梱包資材と手間を極端に減らしているので、これもサービス低下といえます。
そのあとも似たようなことがあり、以後アマゾンから紙書籍を買うことを原則やめました。
代わりに楽天から購入するようになりました。
結果、梱包状態が良いですし、だいたい日本郵便が配達しているので配送も問題ない感じです。
「Amazonの配送サービスパートナー」による配送がほとんど
アマゾンの配送業者、以前はヤマト運輸などが多くありました。
けれども最近は「Amazonの配送サービスパートナー」というAmazonの荷物だけを扱う配達業者が配送を行っていることが増えました。
筆者のところでは特にトラブルはほとんどありませんが、1~2度、置き配指示を一時的に停止(対面に切り替え)したにもかかわらず、置き配されたことがありました。
「Amazonの配送サービスパートナー」は個人、法人様々ですが、どんな人が配送しているかわからない点があります。
プライムビデオ対象作品が減っている?
プライム会員の目玉は何といってもプライムビデオでしょう。
ただしこのサービスも以前と比較し対象作品が多分、減っています。
筆者は先日、数か月ぶりにプライム月会員に加入しました。
この時期に必要だった買い物が(セール品ではありません)、ブラックフライデー時にプライム会員になっていると、割引率がアップしたからです。
その購入価格に対する割引額が、プライム月会員価格と変わりなかったため、ひと月だけ加入しました。
それで久しぶりにプライムビデオのラインナップを見たのですが、プライムビデオを見る気がそもそもしないんですね。
たまたま2~3作品だけ見ましたが、今はプライムビデオを見る気がありません。
つまりプライム対象が減っているということは、実質値上げということです。
カントリーマームが、だんだん値段を変えずに小さくなっていることと同じ現象です。
お得、便利!と浮かれて利用しない
アマゾンは常に画期的なサービスを提供しています。
筆者は車を持たずに生活しているので、玄関先まで配達してもらえるアマゾンは大変ありがたい存在です。
プライム会員は入会したり退会したりしていますが、サービス内容は変化しています。
それでもアメリカと比較すると、日本のプライム会員価格はまだまだ安いのだそうです。
けれども便利で画期的でお得なサービスも、一定ではないということです。
月会員ならこまめに入退会できますが、年会員はそうなりません。
時々サービス内容を確認して
お得、便利
と浮かれた利用をしないことが必要です。
まとめ
- はじめに
- アマゾン定期便購入価格の変化
- アマゾンプライム特典の配送オプションサービスの低下
- プライムワードローブ→try before you buy 対象品が減った?
- 本は梱包状態に難があることを覚悟する
- 「Amazonの配送サービスパートナー」による配送がほとんど
- プライムビデオ対象作品が減っている?
- お得、便利!と浮かれて利用しない
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は
いつの間にか低下しているアマゾンの各種サービスを確認(いつの間にか実質値上げ)
という話をしました。
参考になれば幸いです