
はじめに
災害備蓄品って、必要なのは事実。でも、どこまで備えたらいいか悩みませんか?
日本は災害が多く、首都直下地震が懸念されています。そこで災害備蓄品を備えることが推奨されています。ただ、これらの問題はとにかくお金がかかり保管の手間やスペースが必要なこと。
実は筆者は2008年ころに懸念されていた伝染病に備えて20万の備蓄品を買いました。その当時の前後の様子と結果をお話しします。
注意点
今回は「こうしましょう!」、「不要です!」という話ではありません。あくまで筆者個人が「こうしています」という趣旨のお話です。必要なもの、不要なものは各自で違います。
筆者自身も「今は必要ない」と考えても、方針を変えることもあります。あくまで現時点での判断です。
最終的には、それぞれご自身の判断で決定して下さるようお願いします。
備蓄品は必要だけど、キリがない
備蓄品はある程度必要でしょう。確かに実際に大変な災害にあった場合備蓄品があることで助かるのは事実。ただ、問題は備えはキリがないことです。どの範囲まで用意するのかをおよそ決めて備えたほうがいいでしょう。
筆者が買わないと決めているもの
筆者は買わないと決めているのは
- ポータブル電源
- カセットボンベ(一般には必須とされています。判断は注意してください。)
です。ペット、子供や高齢者がおらず気候が割と安定している地域住まいということもありますが、不要になったときに処分が大変なので持たない方針です。
2008年に備蓄品を大量購入
2008年ころ、日本では鳥インフルエンザの脅威が繰り返し報道されていました。筆者はそれを受けて20万円使い備蓄品を買いました。
買ったものは普通の備蓄品ですが、一気にそろえるとそのくらい簡単に費用がかかりました。備蓄ってお金がかかるんです。
スペースも使います。筆者は一部をベッドの下に収納しました。
2009年ころに鳥インフルエンザではなく豚インフルエンザが流行しましたが、弱毒製だったので通常のインフルエンザ同様の扱いになりました。
2010年に備蓄品を軽減
「結局、そんなものだな」
と思い、2010年には2008年に買ったN95マスクは捨てました。高かったんですけどね。マスクを装着してみたら、息苦しくてとてもじゃないけど無理と思いました。
ちょうど消費期限がきたフード類を食べることにしました。それがとてもまずい。結局食べきれずに処分しました。
使えるものもありましたが、少し捨てたものもありました。
2011年に役立ったもの
2011年の東日本大震災。2008年から引き続き今と同じ地域(首都圏)に住んでいました。しばらく断水にあいました。
2008年当時の備蓄品が多少残っていました。水は買い替えています。その状況の場合ですが、最終的に役に立った主なものは以下の通り。
- 水
- ポリタンク(運搬用に小さいほうが女性はいい)
- 保冷ボックス代わりのふたつきプラスチックボックス(無印良品)
- ペット用シーツ
- インスタントコーヒー
- 紙パック
- ラップ
- 紙皿
- 保冷シート
- 新聞紙
- 45リットルごみ袋
- 2Lペットボトル容器
など。インスタントコーヒーはいらないと思うかもしれませんが、こういうときこそ、おやつや嗜好品は結構大事です。ストレスがたまるので気分転換になります。
また、災害時だから味は何でもいいかというと、そうでもありませんでした。そういう時だからこそ、おいしくないものは食べたくない気分。(わがまま!と思われるでしょうが、それが本音です。)だから備蓄品は食べなれているもので構成するか、味見をしたほうがいいです。
何より水の確保が大事
災害時は水の確保が大事です。通常は給水車が来ますが、それを自宅に運ぶ手段と汲んできた水を保管する手段が大事です。
当時、越してきたときに行政から簡易な災害セットをもらいました。そこに入っていたのが確か10リットルの水のタンクだったのですが、それが大変役立ちました。
現在はショルダー付きのこれを備えています。
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2011年には地震のあと、しばらく断水になりました。幸いにガスと電気はすぐ再開しました。
断水でトイレが使えなくてマンション前には仮設トイレが設置されました。水は給水車が来ました。
ただ我が家では水を備蓄していたので直後は多少ゆとりがありました。もちろん結局、水を汲みには行きましたが。
トイレは簡易のグッズを準備していて、仮設トイレは使わず済みました。近隣店舗が再開したときにペット用シーツとごみ袋を買ってきました。それをトイレの代用にしました。
水を汲み置き保管できるプラ付きボックスが大活躍
あくまで筆者が体験した程度の災害の場合ですが(自宅で待機)水道が止まっただけだったので幸いといえば幸い。ただ、その水の調達が大変です。
給水車から汲んできて自宅に運ぶためには当時40代女性の筆者の場合、自転車の前かに1つ、後ろに1つ10リットルタンク1つ、空いた2リットルペットボトルを4本、レジかごサイズエコバックに入れて後ろの荷台に荷造りひもで固定して自宅まで運びました。マンション階段を上がるにもそれくらいが限度です。
夫がいるときは20リットルポリタンクも階段を上って運べますが。
災害直後、近隣店も水を汲みおき代用できるものは売り切れていました。そこで筆者宅では空いた2リットルペットボトルを大切に使いました。
さらに水の腐敗をふせぐために無印良品の蓋つきプラボックスが家にあったので(現在は販売なし)それを保冷バッグ代わりに使いました。底と側面に新聞紙を入れて囲い、保冷シートで囲い、その内側に水を入れたペットボトルを入れ間に保冷剤を入れ蓋をして完了です。
結論・3日分の備えにとどめる(筆者の場合)
結論を言います。筆者の場合、備蓄は基本のアイテムを三日分程度にとどめます。実際はそれより少ないです。ローリングストックもうまく回らず、一度キープしても消費が早くて追加購入が追い付かないのです。
もちろん、備えの考え方は人それぞれです。家族構成や環境の違いもあります。
だから三日分というのは、あくまで筆者個人の結論です。ほかの人に推奨したり「これだけでいい!」と言うつもりはありません。
無駄になりやすい備蓄品
無駄になりやすいと感じた備蓄品は以下の通り
- N95マスクなどの特殊なもの
- 味が好みではない食品
- 効果が不明なウイルス除去グッズ
普段、日常で使わないものは緊急時も使うかどうかわかりません。だから備蓄するとしたら、毎日使うものを中心にすればいいかと考えています。
まとめ
- はじめに
- 注意点
- 備蓄品は必要だけど、キリがない
- 筆者が買わないと決めているもの
- 2008年に備蓄品を大量購入
- 2010年に備蓄品を軽減
- 2011年に役立ったもの
- 何より水の確保が大事
- 水を汲み置き保管できるプラ付きボックスが大活躍
- 結論・3日分の備えにとどめる(筆者の場合)
- 無駄になりやすい備蓄品
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は「防災備蓄品はキリがない。17年前20万一気買いして実感した無駄なものと必要なもの」という話をしました。不穏なニュースが流れると備蓄品の関心が高まります。確かに見直す良い機会です。ただ、過剰になりすぎず、用意することが基本だと感じています。最後まで読んでくださりありがとう。