簡単に暮らせ

ちゃくまのブログ。女性ミニマリスト。FP。合理的な家事、家計管理、少ない服で暮らす、お金、節約、捨て作業のコツ。好きな事をして生きる。

もらい忘れ注意!ねんきん定期便に記載されないのは「加給年金、振替加算」だけじゃない。申請しないともらえない、お宝年金。危うくもらい損ねるところだったので手続きしておきました。



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こんにちは ちゃくまです。このブログは暮らしに関することをつづっています。

・ミニマリスト的な暮らし方 ・家事を簡単にする工夫 ・お金に関する管理方法(筆者はファイナンシャルプランナーです) ・世間に惑わされない生き方 ・・など。お役に立てたらうれしいです。

はじめに

毎年誕生月に届く、年金定期便。そこに書かれている見込み額、実はすべてではないことをご存じですか?知らないで放置すると、もらえる権利があるにもかかわらず、もらい損ねて大損しかねないことがあるんです。

「そんなことあるの?」と思った方は要注意です。筆者はまだ50代なので年金は受給していません。ですが実際、危うく将来、とある年金をもらい損ね予備軍になるところでした。

もくじ

年金定期便に書かれない年金が多数ある

年金定期便を見て、将来の年金見込み額が「思ったより少ない。」と思ったことはありませんか。実はその感覚、正しいことがあります。というのも、年金定期便に書かれる見込み額は、その人が受け取る権利があるものについて、すべて書かれているわけではないからです。

大前提・年金はすべて申請しないともらえない

年金自体、申請しないともらえません。たとえ受給の資格があっても、申請と手続きをするという「主張と意思表示」をしないと一生受け取ることはできないのです。さらに受け取る権利がある年金について、定期便に書かれないものがたくさんあります。

バブル期に勤務していた人は要確認!

特に注意したいのは、バブル期に勤務したことがある人です。このころ企業年金に加入して、結婚などで退職をした人、引っ越しをしたり名字が変わったりした人はもらい損ね予備軍の可能性があります。すでに年金受給が開始した人は、もらい損ねているかもしれません。

企業年金とは

企業年金とは、公的年金に上乗せされる3階部分の年金です。企業が設定する私的年金です。

日本の景気拡大期にスタートした厚生年金基金

バブル期に勤務していた人は退職するときに横長の一枚の厚紙を受け取りませんでしたか?そこには「厚生年金基金」と書いてあったはずです。

「厚生年金基金」は、1966年にスタートしました。1966年は日本での長い景気拡大期「いざなぎ景気」の初年度です。ですがしばらくしてバブル崩壊などで財政破綻などで現在では新規設立は停止しています。

筆者が勘違いしていたのは企業年金

筆者が勘違いをして宙に浮かせていたのは、まさに厚生年金基金(企業年金)です。企業年金とはバブル期にかけられた3階建て部分です。

なぜ、宙に浮かせてしまうかというと、筆者の場合は退職で脱退一時金を受け取り、資格を喪失したと勘違いしたためでした。実際に同じような例は多いそうです。

幸いに数年前に気づいたので、企業年金連合会に連絡して確認、手続きをしました。通常は退職後に「移換完了通知書」・「年金の引き継ぎのお知らせ」が届きますが、何らかの理由で不達になっていることがあります。

厚生年金基金は一か月以上の加入でOK!

厚生年金基金は国の年金に関係なく、1ヶ月以上のの加入期間で受け取れます。(ただし他詳細あり)

筆者が厚生年金基金に加入していた期間は数年にわたります。調べてみたら、多くはないけれど、馬鹿にできない金額でした。しかも2つの勤務先で企業年金に加入していましたが、どちらも脱退一時金を受け取っていて、手続きをしていなかったため情報が宙に浮いていました。

企業年金に問い合わせるために用意しておきたい情報

  • 現在の氏名
  • 現在の住所
  • 旧氏名
  • 生年月日
  • 勤務した会社の名称
  • 加入していた基金名(わかれば)
  • 基礎年金番号または厚生年金保険記号番号
  • メールアドレス

これで受給権の確認が取れれば、年金受給の年齢になるときに申請するだけです。

年金定期便に書かれない年金一覧

年金定期便に書かれない年金一覧です。

「年金定期便」に記載されるのは、公的年金(国民年金・厚生年金)に関するものだけです。けれども公的に支給されるものでも、一部記載されないものがあります。多くは申請しないともらえません。一つずつ該当しないか確認しましょう。

公的年金に付加される年金

①加給年金・・配偶者、子に、厚生年金獲得者へ加算

②振替加算・・加給年金を受けられない配偶者に、支給される手当

私的な年金

企業に勤務していたことによる私的年金

①企業年金・・企業が独自に上乗せする年金。転職などで脱退した場合は「企業年金連合会」に移行されていることがある。(筆者が該当するのはこの部分でした)

②厚生年金基金(代行部分を除く)

③確定給付企業年金(DB)

④企業型確定拠出年金(DC)

⑤年金払い退職給付(公務員など):公務員に支給される退職後の年金形式の給付。

個人や自営業者向けの年金

①確定拠出年金(iDeCo)・・自分で運用する私的年金

②確定給付年金(個人型)・・将来の受け取り額があらかじめ決まっている私的年金

③国民年金基金・・自営業者、フリーランスなどが国民年金第1号被保険者が任意で追加で加入する年金。

④個人年金・・生命保険会社が扱う個人年金保険。

年金受給年齢前でも確認しよう

「年金定期便」に掲載されるものがすべてではないんです。私的年金だけではなく、公的機関から申請すればもらえる加給年金、振替加算があります。企業年金は転職などで脱退した場合「企業年金連合会」に移行されていることがあります。

年金受給権の時効は通常5年

まだ受給前の年齢でも、今のうちに確認をしておきましょう。すでに受給が開始している場合でも、最寄りの年金事務所、「ねんきんダイヤル」に問い合わせてください。年金受給権の時効は通常5年です。うっかり申請もれがあってもまだ間に合う可能性があります。とにかく問い合わせを早くしましょう。

ちなみにですが↓のサイトで確認できる項目で「確認できませんでした」と出てもあきらめないでください。実際に筆者は最初にその状態でしたが最終的には加入が確認できました。必ず有人窓口に電話で詳細を聞いたり質問したり、話したほうがいいです。

電話での年金相談窓口→https://www.nenkin.go.jp/section/tel/index.html

企業年金連合会(Pension Fund Association)

バブル世代は年金情報が乱立している

厚生年金基金に加入していた人が退職直後などに脱退一時金を受け取っていても、通常は企業年金が受け取れます。

それでも手続きがされて連絡先情報が届いていればお知らせなどは来るので気付く機会があります。ところが名字が変わり引っ越しをしていると自分でも受給資格がないと勘違いしていることがあります。厚生年金基金の脱退一時金を受け取った人がそのように勘違いしがちです。

数年前に消えた年金問題がありました。それだけではなく企業年金も宙に浮いていることがあります。すぐに確認しておきましょう。

まとめ

さいごに

今回は

もらい忘れ注意!ねんきん定期便に記載されないのは「加給年金、振替加算」だけじゃない。申請しないともらえない、お宝年金。危うくもらい損ねるところだったので手続きしておきました。

という話をしました。ねんきん定期便に乗らない年金は多数あります。そのうち企業年金はかつて退職したときに脱退一時金を受け取ったので資格がないと誤解している人がたくさんいます。バブル期に働いていた人は可能性ありです。心当たりがある方はすぐに確認しましょう。厚生年金基金は公的年金とは別に一か月以上で支給対象です。「ちょっとしか勤務してないから」とあきらめないでください。