私は2019年に、ふと思い立ってFP(ファイナンシャルプランナー)の資格をとりました。今回はそのメリットを簡単に紹介します。家籠りを活用したい方にお勧めいたします。
FPの資格取得で、基本的な知識を短期間で得ることができました。FPの資格取得は時間をかけずに正確にお金と生活にかかわる基本的な知識を獲得するのにとても効率的です。
具体的な現在のFP所有資格は以下の通りです。
- 国家資格・・ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)2級
- 民間資格・・AFP
ちなみにFP技能士は金財(金融財政事情研究会)とFP協会(日本FP協会)があります。私はFP協会の方を受験しました。個人的にはそれぞれの難易度は大差ないと解釈しています。(〇〇の方が難しい、または簡単という意見はあちこちで見受けられますが)自分が目的にする内容を含む方を選べば良いです。
合格率を比較するとFP協会の方が高いので一見、こっちが簡単?と思いそうですが、それにはいろいろな事情があるようです。企業経由の団体受験で、例えばあまり勉強しないで臨む方が多いなどの傾向もあるとかないとか噂を耳にします。
「お金の知識を整理しておきたい」という思いでまずは3級からスタートした受験でした。合格したので、すぐに次の2級を受験して、続いてAFPも取得しました。
結論を言えば、この受験は非常に有用です。試験内容を実際に参考書や問題集を見ていると、お金のことだけではなく、社会人として必要なことを一通り覚えられるメリットに気づいたんですよね。
具体的には以下の項目があります。
- ライフプランニングと資金計画
- リスクマネジメント
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業継承
これらの項目はどれも、知っておいて損はない・・というより「知らずにいると損するかも」と思える内容です。
もっとも、これらの情報は「くまなく探せば、書籍やネットで見つけることはできるよね?」と思うかもしれません。
けれどもいちいち調べて探すよりも、ある程度自分の知識として合った方が断然、合理的です。
FPの受験内容は、生活に必要な知識を一気に効率よく吸収できるものと言えます。今はコロナの影響で外出がままなりません。結果として家籠りの機会が増えます。
こうした時間を活用すればFPの勉強をすることは理にかなっています。基本の知識があれば、半端な情報に振り回されません。
なんといっても、〇級ファイナンシャルプランニング技能士(正式名称です)はファイナンシャルプランナーの国家資格、つまり国が認めた知識が詰め込まれています。
それに加えてAFPとはFP協会が認めた資格で、2級ファイナンシャルプランニング技能士を取得していることが必須条件です。
確かなFP技能を持った信頼の資格です
AFP資格は、FPとして必要かつ十分な基礎知識を持ち、相談者に対して適切なアドバイスや提案ができるFP技能を習得した者に与えられる資格です。
国家資格の「〇級ファイナンシャルプランニング技能士」は、基本の資格です。それに対してAFPは簡単に言えば他者にアドバイスをするための資格という見方もできます。私は現時点では、どちらも自分が知識を得るために取得したのですが、どちらも「取得して良かった」と思っています。
けれども資格に合格したからと言って、これで終わりということはありません。お金の制度もその他のことも次々改正されるし、内容も忘れていきます。
だから日々、興味を持って多方面にアンテナを張りつつ、勉強が欠かせないなあ・・と実感するこの頃です。特にAFPは2年ごとに更新があり、それまでに必要な単位取得があります。
このご時世ですから、コロナを中心に様々な情報があります。そうした時期だからこそ、確かな基本となる知識を持つことは必要なことだと思います。
いつも応援ありがとうございます。
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