はじめに
世の中が不安定になると、陰謀論や特定の推測が注目されます。
確かに水面下では、何かが動いていることはあるかもしれないし、ないかもしれない。
でも、実は大きな陰謀論めいた情報よりも、身近な何気ない一見小さい洗脳のほうが強くて影響力が大きいのです。
身近な洗脳の例10選
身近な洗脳としてはいろいろなパターンがあります。
①「これを使うとあなたの暮らしは便利になりますよ。」という洗脳
もっと多くのものを使わせて、お金を使わせる洗脳です。
十分に暮らしは回っているのに、もっともっとと追及してきりがありません。
働いても働いても、収入を片っ端から減らしてしまいます。
②「買って増えたらどんどん捨ててすっきりしましょう。」という洗脳
ものを捨てさせて、また新たに買い物させるための洗脳です。
捨てブームがはやりましたが、本格的な捨て作業は数回繰り返したら、以後は少ないもので暮らすはず。
ところが「買っては捨て」を繰り返せば、無駄はいつまでも消えません。
部屋は片付かず、物を買うお金も出ていきっぱなしです。
③「まとめ買いして雑に使ってもっとセールで買いましょう」という洗脳
無駄な買い物をさせて、そうとは気づかせないための洗脳です。
「セールで何か買わないと損」という気にさせられています。
買い物のタイミングは自分でコントロールしましょう。
④「クリスマスケーキにイチゴを乗せましょう」という洗脳
季節感を狂わせ、割高な買い物をさせる洗脳です。
イチゴは春~初夏の果物です。
ところが真冬のクリスマスケーキのイチゴに、違和感を覚えないなら、あなたはすでに洗脳されています。
真冬のイチゴのコストが高いのは当然です。
ケーキに限らず、季節に合わないものは高くつきます。
そうやってあなたの財布からは、どんどんお金が減っていくのです。
⑤「旅行に行ったらお土産を買って、誕生日にはプレゼントしましょう」という洗脳
プレゼントをさせて、自分以外の人に買い物するための洗脳です。
旅行に行っているのか買い物しに行っているのか。
今の時代、どこでも売っているものはだいたい同じです。
知り合いがくれたお土産に喜ぶ時代ではないですよね。
⑥「スマホを新しく買ったら、ケースを買って、フィルムを貼って、ストラップもつけて便利に使いましょう」という洗脳
1つ売るのではなく、1つをきかっけに、2つ以上のものを買わせる洗脳です。
スマホを買って終わりではなく、何かを新しく買うとそれに伴って買うものが増えます。
⑦「SNSや動画をチェックして、もっといい品物を発見しましょう」という洗脳
自分が欲しいものを作るきっかけのための洗脳です。
SNSに掲載されるものは、企業案件がかなり含まれるでしょう。
個人のSNSに頼って広告しなければならない企業の程度と商品の信頼性は、大半が「たかが知れている」と推測できるものです。
⑧「もうそれを持っていると、おばさんですよ」という洗脳
「別のものに買い替えないといけない」と思わせる洗脳です。
若い人が偉いと勘違いをして、「年を重ねると卑下する文化」は日本特有です。
ただの自然現象を理由に価値の上下を決める文化は、あきらかに遅れています。
もう終わりにしましょう。
年をとらない人は、この世に一人もいないのですから。
⑨「『100円(千円だから、安いから)だから、失敗してもOKですよ』」という洗脳
よく考えずに買い物させて、安物買いの銭失いなどにつながる洗脳です。
100円でも100万円でも、失敗は失敗です。
買い物は慎重になりましょう。
⑩「米が買えない!備蓄だ!もっと買い貯めよう!」という洗脳
混乱をあおり、冷静な判断を失わせる洗脳です。
人はパニックになると何かアクションを起こす心理が働きます。
世の中が混乱しているときは、注意しましょう。
日常の習慣が洗脳につながっている
陰謀論よりコワいのは、普段の日常空間で目にする習慣的な行動がきっかけです。
それ自体は大金を盗られるわけではないし、強引にセールスされているわけではありません。
すべて自分が率先して情報収集した結果だと思っています。
でも実際のところ、一見自分の意志で選択した行動に思えることが陰謀論よりずっとコワいのです。
理由は誰もが継続してその行動をとり続けてしまうからです。
まとめ
- はじめに
- 身近な洗脳の例10選
- ①「これを使うとあなたの暮らしは便利になりますよ。」という洗脳
- ②「買って増えたらどんどん捨ててすっきりしましょう。」という洗脳
- ③「まとめ買いして雑に使ってもっとセールで買いましょう」という洗脳
- ④「クリスマスケーキにイチゴを乗せましょう」という洗脳
- ⑤「旅行に行ったらお土産を買って、誕生日にはプレゼントしましょう」という洗脳
- ⑥「スマホを新しく買ったら、ケースを買って、フィルムを貼って、ストラップもつけて便利に使いましょう」という洗脳
- ⑦「SNSや動画をチェックして、もっといい品物を発見しましょう」という洗脳
- ⑧「もうそれを持っていると、おばさんですよ」という洗脳
- ⑨「『100円(千円だから、安いから)だから、失敗してもOKですよ』」という洗脳
- ⑩「米が買えない!備蓄だ!もっと買い貯めよう!」という洗脳
- 日常の習慣が洗脳につながっている
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は「大きい陰謀論より、身近な影響が一番コワい。それって実は洗脳・・10選。」という話をしました。
参考になれば幸いです。