はじめに
あらゆるライフハックが、ビッシリ詰まった本を紹介します。
ライフハックを集めるのは大変
生きているといろんな困りごとや戸惑いがあるけれど、一見八方ふさがりに見えることもこの本を読むと
「たいていのことは解決策がある」
と知って安心できます。
もっとも、普通はこれだけの膨大な知識を自力で集めることはできません。でも、この本を読めば解釈が難しかったり、どのライフハックが自分の困りごとに適しているかの選別のヒントになりそうです。
『自分を肯定する言葉を大量に投下する』
膨大な量のライフハックが掲載されているので、パラパラめくってピンと来たところをランダムに読んでいます。
今回、目に留まったのは96項目目『自分を肯定する言葉を大量に投下する』です。この本を買ったときは、だいぶ回復したとはいえ、心身共にいまいちでした。
冒頭に「どんなに成功しているように見える人でも、逆境の連続」とあり、「そうか。そうだよね。私だけじゃないんだ。」と、救われた気がしました。
さらにこうした時の根底にある原因は~「本当は~であるべき」という自分を拘束している考え方を見つけて、ポジティブに疑義を挟むのが有効だ~とあります。
落ち込んでいるときこそ、自分を肯定する言葉を声に出す・・そんなライフハックが紹介されていました。
確かに日本は努力や頑張りが推奨される文化が主流です。確かにそれも大事だけど、時に息苦しくなってしまう。
そんなときのために、思いっきり自分を肯定する言葉を常備してあれば、いざという時の備えになるでしょう。備蓄するのは何も、水や食料だけではないですよね。
例えばこの方の言葉とか。
おだやかな文体は読むだけで落ち着く
「ライフハック」と聞けば、合理的で無味乾燥なイメージをなぜか抱いてしまいます。でも、そうじゃないんですね。生活の全ては、生身の人間のものです。
だから方法も過程も結果も、「人ありき」なのです。この本の文体は落ち着いておだやかです。読むだけでも心が段々、平穏になっていく気がします。
この本は最初のページから順に読むのも良いですが、その時気になる項目をランダムに読むのが良い気がしています。