書籍出版のお知らせです。
書籍「簡単に暮らせ」の文庫版が11月12日に出版されます。
もくじ
- もくじ
- 『簡単に暮らせ』が文庫版で発売されます
- 2,016年当時とミニマリストブームについて
- 簡単に暮らすために必要なこと
- ビジネスも家事も効率化の視点は同じ
- 文庫化にあたりゲラの概要
- 文体から個性を排除している理由
- 主役は読者さんであり、執筆している私は黒子です
- さいごに
『簡単に暮らせ』が文庫版で発売されます
アマゾン、楽天で予約が開始しました。
アマゾンはこちらです↓
楽天はこちらです ↓
📕書籍『簡単に暮らせ』文庫版発売予定のお知らせ
— ちゃくま@簡単に暮らせ (@chakuma_kurase) 2020年10月27日
書籍『簡単に暮らせ』が文庫版で発売されます。
発売は11月12日の予定です。
大和書房さんから出版されます。
詳しくは順次ブログでもお知らせします。
☕️まもなくアマゾン予約ページもできる予定です。
よろしくお願いします。
2,016年当時とミニマリストブームについて
書籍「簡単に暮らせ」(文庫版)を紹介しますね。
2016年に当初の単行本が出版されたとき、世はミニマリストブームに沸いていました。 でも、これは単なるブームで終わるのか、それとも・・
- 一過性のもの?
- それとも続いていく?
- さらに進化していく?
と思いました。
世の中はミニマリストの概念に、大いに驚いてとまどっていましたよね。
だいたい、新しいものは、最初はたたかれることもあるし、賛否両論あるのが常です。
私自体は、ブログ村のカテゴリでミニマリストに参加してはいました。
でも、当時から、物を減らすことが最重要項目ではないのは今も同じです。
私の中で、
「物を減らすことはイチ手段」
という位置づけです。
あれから数年経過した今、ミニマリストの概念はようやく世の中に受け入れられていますね。
同時に多様なスタイルがあり、がらんとした何もない部屋に住むことがミニマリストの趣旨ではないことも理解されているのではないでしょうか。
結局のところ、ミニマリストな暮らしも、
「簡単に暮らしたい」
という思いに行き着くんですよね。
「簡単」の内訳もまた、人それぞれなのですが、
要は自分が心穏やかにマイペースで暮らすせることではないでしょうか。
そのためにミニマリストの概念を活用すれば、
- 住まいの物を減らす
- 着るものをパターン化する
- バッグの中身を厳選する
- お金の使い方にメリハリをつける
といった過程になります。
簡単に暮らすために必要なこと
簡単に暮らすことは永遠に必要なテーマだと思っています。
同時に簡単に暮らすために必要なのは芯が何かを知っていることなんですですよね。
つまりは単なる時短テクとか、家事の裏ワザなどに徹しても、それだけで「芯」は解決しません。
例えば、時短テクを活用して、洗濯機を回す間に朝食づくりをしても、
洗濯機の終了ブザーと、自分が食べ始めるタイミン」グが一緒の場合、
「洗濯ものを干すのが先?」
それとも
「ご飯を食べるのが先?」
と葛藤にかられるんですよね。
主婦の場合、たいていご飯を後回しにして、洗濯物干しを優先するんです。
なぜかというと、冷めたご飯は自分ががまんすればいいけれど、
洗濯もの干しを後にするとシワになるからです。
でも、こういう積み重ねが主婦の
「なんでわたしばっかり感」
が蓄積されます。
じゃあ、どうすれば解決するのか?
従来は家事を効率的に、早く終わらせるためには
○○をやっている間に△△をやる・・
みたいな方法が良いと思いこんでいました。
でも、これって本当なんだろうか?
じゃあ、
○○をが終わってから△△をやったらどうだろう。
ということをきっかけに、
実際に試してみたら、
「こうするといいよ」
という巷で推奨されている反対のほうがよかったことも、かなりあるんです。
つまりはさっきの洗濯機と朝食の例でいえば、
「朝食を食べてから洗濯機を作動させる。」
というようなことです。
そうしたら冷めた朝食を食べたり焦らなくてもいい。
このことに気づいてからというもの、これまでの効率化の常識にとらわれないことにしました。
ビジネスも家事も効率化の視点は同じ
後で知ったのですが、この現象はビジネス目線でも説明されているようです。
マルチタスクよりもシングルタスクのほうが集中できて良い結果を出せる
という話を聞いたことがあるのではないでしょうか。
ビジネスの視点においても、かつての常識が覆されている例は多数あるようです。
当然、家事や暮らし全般についても
「より良い方法」
は全く違う方法が改善策を見出す可能性があります。
私はこうした事例に、たまたま実感として気づきを得たので、ブログに記しました。
つまり家事であろうとビジネスであろうと、人が行うことは俯瞰すると同じなんですよね。
だから家事においての範囲ですが、様々な「常識の反対」を試してみました。
例えば、
- 優先順位の低い家事を先にやってみたり、
- 始めていく駅にあえて路線検索アプリを使わず、路線図を眺めて自分の頭で決めてみたり、・・
といった風にです。
書籍には単なる家事のハウツーものにとどまらない、行動と考えのヒントを記しました。
文庫化にあたりゲラの概要
文庫化にあたり、当初は一色刷りの予定でしたが、二色刷りに変更していただいたようです。
(ゲラ:上/当初の一色刷り・下/二色刷り)
ゲラとは製本、校正前の試し刷りされたもののことです。
単行本の文庫化ですので、赤入れは控えめにしました。
・・が、にしては結構増えてしまいました。
(文章は多様な表現があるんですよね。
だから気にしだすとキリがないんです。)
文体から個性を排除している理由
この本の内容は当初の単行本当時から、長い年月にわたり役に立つことを意識しました。
ブログではもっとラフな言い回しをしていたのですが、書籍はあえてラフな言い回しを避けたんです。
理由は、ラフな言い回しを使うとどうしても時代が出てしまうからです。
この本は、長い年月にわたり活用できるものにしたいと思いました。
そのために、あえてニュートラルな性別や年代に関係ない文体にしました。
実は大和書房さんから書籍のお話をいただいたときから、将来文庫化されることを目標にしていました。
無謀とも思える目標ですが、大和書房さんには「だいわ文庫」という文庫があるので、
「せっかく書籍化の話をいただいたからには、将来、文庫化されることを目指したい。」
と即座に思いました。
そうしたことを視野に入れると、ブログよりのラフな言い回しを多用すると「時代」が出てしまいます。
もちろん、書籍自体が旬の内容であり、生鮮品です。
その時代に人が求めるものが書籍になっている側面もあるから、「今」を反映したほうが良い側面もあります。
もちろん、この辺のさじ加減はケースバイケースですが、一時的なものにとどまらない内容を意識しました。
主役は読者さんであり、執筆している私は黒子です
ですが、数年後も古さを感じず、旬を感じてもらうには、文体に時代を多用しないほうが良いだろうと考えてのことでした。
だから文体から私の個性は極力排除しました。
なぜなら主役は読者さんだからです。
執筆している私はあくまで黒子であり、前面に出る必要はありません。
さいごに
この本を読んだ読者さんが、暮らしを簡単にしていくきっかけや気づきのきっかけになれば、著者としてこれほど嬉しいことはありません。
単行本よりコンパクトですので、持ち歩きにも便利ですね。
単行本も素敵でしたが、文庫本もかわいい感ですね。
楽天はこちらです。↓
|
アマゾンの予約はこちらです。 ↓はこちらです。