はじめに
今回は、食費と日用品の予算を固定化する方法を紹介します。
節約を意識しても、
「いや、でも必要だし。」
と思っていると、実際の購入額がどんどん増えてしまいます。
「これはマズイ兆候!」
と、改善に乗り出しました。
その方法とは、やってみたら実に簡単なことでした。
食費と予算が増えた背景
そもそもですが、食費と日用品の予算が増えたのにはいくつか原因がありました。
- 私(妻&主婦)が自転車などで安い店に買い物に行けなくなった
- 夫が「健康に良かれ」と思い、値段を見ないで食材を買ってくるようになった
- 息子が20代なので食べる量が多い
- 夫は50代後半だが、まだまだ食べる量が多め(息子ほどではないが)
それでもしばらくは「やむを得ない」と許容していたんです。
数年前、私の病で環境が激変しました。以前は予算を意識して私が自転車で買い物に行ってましたが、それが不可能に。
当初は夫に買い物してもらってました。でも、「健康に良い」と思えば値段を気にしないで買うので、ネットスーパーに私が注文する方法に変えました。
それでも当初は割高になりました。ネットスーパーは広告と同じ値段のものがある反面、店頭より品数が少ないので、リアルなら安く買えるものが買えないからです。
ほかには成人男性2人がいるので、油断するとすぐ食費が増えました。
とにかく予算を死守する
それで改めて予算を死守することを意識しました。
「必要なものを買う」
のではなくて、
「予算を決めて、その範囲の買い物をする」
というように予算を優先してみたんです。
それで改めてネットスーパーの注文時に、予算がオーバーしたら、削れるところがないか再度チェックしました。
するとムリだと思っていた予算が、みるみる収まるではないですか。
予算内に収めるコツ
食費
その秘訣ですが、いったんネットスーパーのかごに入れていきます。それで予算内ならそのまま確定します。
オーバーしたら、削れるものを探します。
だいたい削れるのは、以下のものです。
- まだ在庫があるから来週の注文で良いもの
- 価格の割にボリュームがないもの
- お菓子
在庫があるから来週の注文で良いもの
例えば、「そろそろオリーブオイルがなくなりそうだから、注文しておこう」というようなものが、一週間は持ちそうなら来週に見送ります。
価格の割にボリュームがないもの
また、国産にんにくを買おうと思ったけど、予算オーバーなら見送ります。確かににんにくは健康に良いし、良いアクセントになります。けれども「あってもなくても何とかなる」ものでもあるんですね。
だから、こういう「値段の割にボリュームがなく、なくても何とかなるもの」は、予算オーバーの時は見送ります。
同様の食材は、しょうが、みょうが、キュウリ、トマトなどがあります。(夏野菜はサラダの彩りに欲しいけど、冬は高い)
一方で、キャベツ、レタス、はくさい、じゃがいも、たまねぎ、にんじん、などはボリュームがあり安くて料理もしやすい食材です。
お菓子
お菓子はそもそも食べ過ぎないほうがいいので最近は安いものを選んでいます。コツは「おすすめ順」ではなく「価格が低い順」に並べ替えることです。そして低価格のもののうち、ボリュームと品質に妥協できそうなものを買います。
お菓子は「おすすめ順」にすると我が家では絶対買わないスナック菓子などが上位に来るので「安い順」のほうが選びやすいです。
日用品
ティッシュなどは品質にこだわりがありません。ですのでこれも「安い順」に並べ替えます。そしてその中から、コスパが良いものを選んで買います。
キッチンペーパーも同様です。
(洗剤やボディケア類は、肌に影響するため気に入っているものを買っていますので、この限りではありません)
さいごに
食費と日用品の予算を固定化して下げる方法は意外に簡単でした。それは一にも二にも、予算を先に決めること。そして予算を死守することで可能になりました。
ところが「必要だから」と許容するとどんどん支出は増える一方です。かつての我が家もそうでした。
ところが予算を死守することを意識するだけで、「今週買わなくてもいいもの」を後回しにするなど、無駄な買い物を減らすことができました。
買い物は癖もあります。予算死守は、そうした癖を治すにも有効です。
食費と日用品の予算を、確実に簡単に減らす方法の参考になればうれしいです。