はじめに
今回は、状態の良い本を安く手に入れる手段の一つにアマゾンアウトレットの存在を紹介します。
アマゾンアウトレットで本を買う
紙書籍を安く買いたいときは様々な手段があります。メルカリやネットオフ、バリューブックスなどの中古書店があります。
一方で意外と見落としやすい穴場の方法があります。それはアマゾンアウトレットの購入です。
アマゾンアウトレットで希望の本があるかどうかは運次第です。けれども本は中古本扱いです。
料金は本の人気度や程度によって様々ですが、基本的に定価より高いことは今のところ経験ありません。
アマゾンアウトレット本の探し方
探し方は簡単です。まずアマゾンで自分が買いたい本のページを開きます。
次に中古本のリンクをクリックします。その中にアマゾンアウトレットの文字があればアウトレットの扱いがあります。
アマゾンアウトレットと一般の中古本の違いとメリットは、基本的に新刊が何らかの理由で新刊として販売できない本を中古本&アウトレットとしてアマゾンが販売しているものです。
アマゾンが販売元なので安心
また、販売がアマゾンである安心感があります。
私はこれまで、2年くらいの間にアマゾンアウトレットから買った本は5冊くらいあります。
いずれも本来は新刊なので基本的に誰かの手に渡ってはいません。(返品などの例外はあるでしょうね)そもそもですが、実店舗の書店で売られている本は、誰かが立ち読みしている可能性はあります。また本が傷んでいることもあります。
実店舗書店なら定価で販売の本もアウトレット価格に
一方でアマゾンアウトレット扱いの本は、実店舗書店なら新刊として売られているレベルの本でも、わずかな傷や折れなどがあるなどで割り引いた値段で売られています。
値段は様々ですが、目安として定価の6~8割くらいかと思います。
著者(や多分、出版社も)にとっては好ましくない
ただしアマゾンアウトレットに限らずですが、中古本が出回る背景は著者(や多分、出版社に)とって好ましいものではありません。
例えば私の著書も、メルカリで出版から5年経過した本が取引されています。アマゾンで販売されている中古本価格は、送料を含めるとほぼ同程度の価格(メルカリのほうがやや高めか)です。
今でもこれだけ取引され読まれていることは、たとえ中古本でもうれしい・・といえばそうですが、一方で中古本がどれだけ取引されても、著者と出版社には見返りが全くない点が悲しい現実です。
というのも本一冊書くのも作り上げるのも、膨大なエネルギーを必要とするからです。
けれども
「新刊なら買わないが、中古価格なら買ってみよう」
ということはあると思います。また、新刊がほとんど書店にない場合は、中古本購入もやむを得ません。
まったく読まれないよりは、中古本でも読まれるほうが「関心がある」ということなので、意義はあるでしょう。
ただ、著者と出版社の収入の問題は難しい課題です。本を書いている人で一冊も中古本を買ったことがない人はいないでしょう。だからお互い様でもあるというところでしょうか。
新刊、中古本を買う目安
同じことは、アマゾンアウトレットで取引される本にも言えます。では私はその背景をどう向き合っているかというと、目安は以下の通りです
新刊、中古本を買う目安(私の場合)
- 出版から半年以内程度の本・・新刊で買う
- 新刊の在庫がない本・・中古本を買う
- 定価と中古本の価格差(送料込み)が500円以内なら新刊を買う
- 出版から半年以上経過した本・・中古本、アウトレットで買う
さいごに
今回は、中古本の購入先として
「アマゾンアウトレットで本を買う」
ことについて紹介しました。
アマゾンアウトレット本は、扱いは中古本ですが、実際は読むには支障がない目立たないキズ程度で実質新品に近いのでお得です。
対象本があるかどうかは運しだいですが、覚えておくと便利です。
参考になればうれしいです。