服の買い替えサイクルは、どのくらいが適正なのでしょうか。
私は現在、基本的に少ない枚数を短いサイクルで買い替えることを基本にしています。もちろん数年着るような場合もありますが。
本来は、質の良い服を数少なく持ち、大事に手入れしながら着るというスタイルが理想です。
ところがこれは、社会的環境とのバランスもある程度考慮する必要があるんですね。もちろん、私のように、プライベート空間が基本の生活の場合は、自分の方針を貫けばいいと思うんです。
とはいえ、日本という国に住んでいる以上は、洋服の概念くらい、社会のフツーに譲り渡したっていいんじゃない?と思うわけです。
もし私が洋服に大きな思い入れがあるのなら、そういうわけにいかないかもしれません。けれども私は、洋服はほどほどでいい。
だから洋服のフツーは、多数の一人として記号になっても一向に構いません。
というわけで、今の日本のフツーで生きるならば、洋服は短いサイクルで買い替えることになります。でもここでひとつだけ、注意することがあるんです。
それは、数は少なく、ということ。短いサイクルで買い替える代わりに、その数は少なく買い替えるのです。そうすれば最終的にはいつも、新しめの服を着ているので、世間のフツーに乗ることができます。
一方で短いサイクルで買い替えながら、数をたくさん買ってしまってはまずいですよね。安物買いの銭失いになってしまいます。
同時に、今の日本はいくら物が良くても、少しでも流行おくれだと浮いてしまいます。だから高価な服を買うメリットがあまりありません。
だから適度な価格の服を買い、少ない数で買い替えるのがポイントですね。
このほか、流行のサイクルが長い種類のアイテムを見極めて取り入れれば、しょっちゅう買い替えずに済みます。
例えば次のような服は、流行が廃れる気配はありません。
- トレンチコート
- ステンカラーコート
- Gジャン(私は持っていませんが)
- アウトドアウェア
- ユニクロのレギンスパンツ
それから意外なところとしては、ユニクロのレギンスパンツが挙げられます。パンツのシルエットは流行でコロコロ変わりますが、レギンスパンツはもう何年も廃れる気配がありません。
というわけで、私はアウトドアウェアとしてのパンツ以外は、ボトムはユニクロのレギンスパンツと決めています。
ユニクロのレギンスパンツなら、そのままパンツとして履けるだけではありません。ワンピースなどの下に履くこともできるのです。
流行に合わせてボトムを変えるのではなく、レギンスパンツしか履かないと決めてしまえば、迷う必要はなくなりますよ。
というわけで、私の場合はボトムで迷うことはもうありません。せいぜい冬用か、春夏用かと履き分けるだけです。
アウターのサイクルは長いですが、それ以外は短く少なくを心がけています。