はじめに
値上げラッシュにあたり主に食品や消耗品(トイレットペーパー、洗剤など)の節約に注目が集まりますが、衣類も例外ではありません。
これまでと同じような買い物をしていては家計の負担が大きくなります。そこで今回は衣類をコスパ良く買い物する方法を紹介します。
安い服=ユニクロとは限らない時代になった
安い服といえば、これまではユニクロというイメージがありました。けれどもこのイメージは覆されつつあります。
もちろん、値上げしても他メーカーの洋服と比較すればコスパは上です。とはいえ、ユニクロの服も、従来より値上げされて全般に買いにくい値段になっています。例えばユニクロではこれまで1,900円で販売してきたフリースを2,990円にせざるを得ない理由をホームページで説明しています。値上げの理由は昨今の値上げラッシュとほぼ同等のようです。
セール価格は実施が不鮮明だからあてにしない
ただ実際には、本日あたりから秋冬物のアウターを中心に期間限定価格で販売しているようです。定価では割高感が否めない価格でしたが、期間限定価格であれば、従来と同程度ですので、洋服代もなんとかこなせる印象です。
とはいえ、このように自分が必要とする服が常にタイミングよくセール価格になるとは限りません。
基本的に、一時的に部分的に値下げすることがあっても、洋服の値段も全般に値上げが基本だと思っていた方がよいでしょう。
ユニクロより低価格店も視野に入れる
そこで視野に入れるのは、ユニクロにこだわらない視点です。例えばGUはユニクロと比較して低価格なので品質が劣るとか若者向けでしかない、というイメージがありました。
けれども改めて確認したら、さがせば50代女性の私が着てもおかしくない・・どころか普通に着られる高品質な服がけっこうあると気づきました。
期間限定価格時は価格の逆転があるから注意する
ただしユニクロは値上げ中でも期間限定価格、つまりセール価格になればGUより安く買えることがあります。
この場合、GUの服を気に入って選んでいたなら別ですが値段を理由にGUを選んでいた場合は注意しましょう。
ユニクロとGUは似ている服があります。「どちらでもいい。値段優先」の場合は、それぞれ似ている服と価格をあらかじめチェックしておき、どちらをどのタイミングで買うか検討しておきます。
セールまで待てるのであれば、両者を比較しておきます。
セールを待ちすぎると裏目に出ることもある
ただしセールを待ちすぎると、いざセールになると品切れになるなどにあうことがあります。また、毎週セールを待ってチェックするのは疲れます。
であれば、初めから適当なタイミングで、必要な服を定価でもいいから手に入れておいたほうがいいことがあります。
ただしこの場合、
「買った翌日に値下げ」
は十分あります。実際私はそのような目には何度かあっています。値下げを知ったときはちょっと悔しくなりますが、服のことばかり考えていられないのであらかじめ想定しておけば大丈夫です。
(↓これも買った直後の期間限定価格ですが、想定内です。これだけはユニクロを選んでいます。)
必要な服を必要なタイミングで買ってしまえば、確実に手に入れて妥協しないで済みます。また、以後はその服を買うことを考えずに済みます。
GU、50代女性はかぶりにくい
もちろん、好みとタイミングが必要ですが、例えば最近は羽織物とインナーにするトップスを数点購入しました。
私が気に入るGUの服は、若者には人気がなく、セール価格になったり品切れにならずに買いやすい傾向があるようです。
つまり、案外他人とかぶりにくいという状態も起きます。GUの服を若者が着れば若者同士でかぶりやすいわけですがGUを着る中高年は少ないので、かぶりにくいわけです。
ウォーキングメインだから高価な服は不要
それでもユニクロをチェックしつつGUをチェックするわけですが、私はプライベートが中心なので、遠目的に常識的な格好をしていれば十分。近くで見て高品質とわかる服を着る必要はないのです。
むしろ屋外をがんがん歩くのが基本で汗をかくし、ウォーキング時は屋外のベンチに座ることが多い。なので高品質で高価な服は割に合わないのです。だからGUが最適だと、最近GUの良さに目覚めています。
街で見かけたおしゃれ女性のコーデをGUで再現して楽しむ
最近、街で見かけた素敵なコーデをした女性を見て、GUでそれに近い服装を探しました。するとイメージぴったりの服が見つかり、連日着て楽しんでいます。
季節が良い時期なので歩くにしてもせっかくなら自分が着て楽しい服装をしたい。実際最近は服のコーデの傾向をガラッと変えました。
結果、気分が変わり本当に楽しいです。以前より洋服代のコストが下がったのに、おしゃれがたのしくなりました。
インナー、ソックスをユニクロからスーパーPB品、楽天ショップ品に変えてコストダウン
それ以外ではインナーを楽天ショップ品に変えてコストダウンに成功しています。例えばソックス、ショーツ、ブラトップ長袖について、以前はほとんどユニクロ品でしたが、現在はスーパーPB品や楽天ショップで見つけた品を着ています。
スーパー品のPB品とは例えばトップバリュなどです。以前はヨーカドー品を併用していましたがヨーカドーの店舗が減り買いにくくなりましたので、イオンのトップバリュをチェックすることがあります。
昨年はイオンからインナーを発見(今年買い足そうとしたらありませんでした)併用して楽天ショップ内から購入したヒートテック系のブラトップ似の衣類を利用しています。
これらは前年の値上げ前でもユニクロの半値ほどでした。にもかかわらず着心地品質はヒートテックに負けていません。
さいごに
これまでコスパのいい服といえばユニクロのイメージがあり、すべてユニクロから買っていた方も多いでしょう。我が家もそうでした。
ところが値上げラッシュも反映されユニクロだけを利用していたのでは、家計の洋服代が高くなります。
そこで若者向けのイメージが大きいGUや、楽天ショップ、スーパーのPB品などを探せば、ユニクロより安い価格でよい品質の衣類が結構見つかると気づきました。
ユニクロの洋服が値上げしたと嘆かなくても、それよりもともと安い他店などを探せば、意外と品質に問題のない類似品が見つかります。