半年分の日記系ノートを捨てました。発端はモーニングページという手法で書き始めたものです。→(参考書籍 ずっとやりたかったことを、やりなさい。)
これまで「書く」手法が続かなかった筆者ですが、今回は珍しくしばらく取り入れていました。
ところが異変は突然やってきました。初めて半年ほど経過したある日、突然書く気が失せたんです。本当に突然でした。
「しばらくすると、また書く気が起きるかな。」
と思いましたが、そうはなりませんでした。このノートを使っていた時はこう思っていました。
「このノートはこれからも増え続け、捨てることはないだろう。」
ところが日を変えて読み返そうとしましたが、しょせんは「心のゴミ」みたいなことしか書いていない。だから読み返す気も起きませんでした。
念のためしばらく保管していましたが、やっぱり読み返す気が起きません。つまりこれは日記のようなものとはいえ、ゴミです。そう悟った筆者は、このノートをすべて処分しました。
このノートを書いたことで、心の中のざわざわしたゴミを吐き出すことができた効果は大きいと思います。
今回気づいたことがあります。それは、例えばモーニングページなどの手法は、ある種、瞑想と似ていることです。
朝起きて、頭に浮かんだことをあるがままに、ノートに書いていく。これは瞑想の「今、この時をただ、実感していく」ことです。瞑想中は雑念が様々浮かびます。それは当然なのですが、それすらもただ、感じていればいい。
モーニングノートも、瞑想と似ている側面があり、今頭に浮かんだいわば雑念をあるがままに吐き出していく行為です。
確かにノートに書いていくと、心が落ち着きますが、なぜかある時期から急に書くことがわずらわしくなったのでした。それ自体は理由がわかりませんが、書き連ねたノートは単に頭に浮かんでは消えていったチリみたいなものです。
今回は6冊のノートがありましたが、たったこれだけでも、いざ捨てようとすると手間もかかるし結構、重いです。その都度処分すればのちに負担にならずに済みます。
保管する必要のないものは、ちょこちょこと処分が正解です。