
はじめに
「有事の金」と言われ、戦争になると金は上昇するものと言われていました。ところが現在、今こそ力を発揮して上昇するはずの金が、ダダ下がりで戻る気配がまだ見えません。今回は筆者の非常に非常に零細な「純金積み立て」の価格を公開します。そのうえで資産形成や金投資に関する考えを自分なりに整理してみましょう。
田中貴金属工業の純金積み立ての現状公開
筆者は、10年くらい前から、純金積み立てを田中貴金属工業で実施しています。というと、なんだかすごそうですが、実際の積立額はたったの月千円なのです。スタートしたのは確か2017年の1~3月ころ。10年くらい経過しています。
まずは気になるだろう現在の残高のキャプチャ公開。

2026年6月25日現在 315,747円
2026年6月25日現在 315,747円となっています。
実は少し前まではかなり順調に上昇していました。ところが最近、アメリカとイランのことが起きてから金は下落。
2026年1月2日は 328,510円
ちなみに月千円の積み立てですが、残高確認は毎月はせず、半年に一回くらいログインして確認しています。最後にログインしたのは2026年1月2日。この時点の正確な残高は328,510円でした。
最低でも現状 334,510円以上のはずが315,747円

あれから6か月経過したので順調に残高が増えれば、最低でも334,510円以上のはずです。1月2日の残高328,510円に6千円を足せば334,510円です。
ところが実際の6月の残高は315,747円でしかありませんでした。2026年1月の残高よりも下落しています。半年でも12,763円下落。もともとの残高に対して大きいですよね。
金は相当下落しているが長期保有しているのでセーフ
つまり1月から、元本割れしない価格と比較して半年で筆者の投資額の場合、18,763円も下落しているということです。
ただ、そうはいっても10年くらいで当初は最近まで上昇していました。ですから最近下落はしていますが、トータルではマイナスにはなっていません。
投資した元本は月千円なので、単純にざっくり目安では12万円の元本に対し31万円くらいですから倍以上に育っています。
ただ筆者は10年前に投資して積み立てたからこのようになっていますが、最近投資したばかりだとマイナスになっているでしょう。
現物金投資の税金
余裕でプラスです。こうしたことが長期投資のメリットです。また金の投資は出口がちょっと難しいんですよね。保有期間が長期と短期で税金が違うんです。
金の現物や純金積立の売却益は譲渡所得です。保有期間が5年以下と5年超とで課税額が変わります。短期で売買すると税金で不利です。
千円で積み立てた理由
なぜ、割高な手数料を支払ってまで、千円なんていう金額で積み立てをしたのか。当時、金の投資に興味を持つも、いまひとつ確信が持てずにいたのです。
そこでまずは、最低金額の千円で積みたてをスタートしておきました。ここまでやっておけば、後でじっくり考えて、積立額を増やしたりスポット購入するのが簡単だからです。
ところが結局、そのまま現在に至ります。新NISAで投資全般はやっていますが、金は当時から千円の積み立てのまま。ただ、少し前までは順調に価格が上昇していました。だから投資を本格的にしなかったことをやや後悔もしたんです。
投資に絶対はない
そうこうしているうちに、今回のアメリカとイランの有事。さらに金の価格が上がるかと思いきや、予想は反対で価格は低下しています。上昇しないまでも低下するとは思ってもいないことでした。
あちこちの金を扱う企業では、その理由を解いています。確かにそういわれればそんなものなのかもしれない。結局、投資は誰にも読めないということだけは確実です。
分散が必須
それは金も例外ではなかったわけです。つまり私たちに必要なのは、分散投資だということがよくわかりました。
現物投資だけでもダメだし、投資だけでもダメだし、預貯金だけというのも心もとない。要は、多方面に種をまいておくことが大事だということです。
備蓄だけにとらわれない
今回の情勢にしても、多くの人が備蓄品を買いためることに気を取られています。これも備蓄ばかりに集中しています。確かに災害の多い日本はある程度の備蓄は必要です。
けれども備蓄品は利益を産みませんし、備蓄に熱中しすぎて結局は消費期限、賞味期限が切れて劣化しているものを渋々食べることになります。中にはこっそり捨てている人もいるでしょう。
第一備蓄品を買うのはお金がいるんです。みなさん、多くが気付いていませんが備蓄品を買うことも投資なんです。
多方面に種をまいておく
備蓄も投資の一種であると自覚する人は少ないでしょう。つまり備蓄は必要ですがそればっかりではなくほかの投資にも注目する必要があります。
一般に投資と言われて思い浮かぶのは新NISAなどの文字通りの投資です。これも必要ですが、預貯金、健康づくり、読書などの知識の投資、収入の手段を得られる方法を持つことも投資です。
まとめ
さいごに
今回は「有事の金が下がりっぱなし!純金積み立ての現情公開」をしつつ投資に関する話をしました。参考になれば幸いです。