はじめに
先日の地震では現在も大変な状態にある方が多くいらっしゃいます。心よりお見舞い申し上げます。
地震やコロナの影響もあり、ここ最近では特に災害の備蓄などの意識が高まっています。
備蓄と言うと当然、食料品や消耗品など物が中心になっています。 一方で、物以外にもとても大切な備蓄があります。
物より大事な備蓄とは
極端な事を言えば、これは物よりももっと大事なことかもしれません。
その大切な備蓄とは体力と健康です。
特に災害がある状態では、体力があるほどに平常心を保つことができます。また体力があれば健康を損ないにくくなるでしょう。
体力の備蓄をどうやって得るか
ではその体力をどうやって備蓄するかということです。
「体力の 備蓄なんて、そんなことはあるのか」
と首を傾げるかもしれませんね。 ところが大ありです。それは普段から体を動かして、少しぐらい歩いてもへたれない体力を作ることです。
また、歩いて体力があっても筋力がないと効率よく体を動かすことができません。
ウォーキングだけでは筋力が維持できない
40代くらいまでは、とにかくウォーキングなどの有酸素運動をメインにすれば、すべてがうまくいくと思っています。
筋力を鍛えないと30代、40代から筋力が衰えていくそうです。
通常はいわゆるおばあちゃん世代くらいにならなければ、特に 健康的な疾患がなければ、急に筋力が落ちるなんてことはないと思いますよね。
一般に年を重ねると筋力が落ちると思われていますが、実は加齢そのものというより、体を動かさなくなるから衰えていくのだそうです。
例えば寝たきりになると、筋力は一日5%ずつ低下するので20日で底をつく計算だそうです。
筋力は備蓄できない
しかも筋力は備蓄できないそうです。つまり日々コツコツと筋力を維持するためのトレーニングをしなければどんどん落ちていく一方なのです。
だから普通に生活して「有酸素運動さえしていればいい」わけではないのです。これは注意しなければならないところです。
つまり若い頃に運動をしていたからといって年を重ねてから筋力の衰え方が遅くなるわけではないということです。
参考本→図解 百歳まで歩く
毎日コツコツ筋トレしよう
裏を返せば、毎日コツコツと筋力維持のためのトレーニングを怠らなければ年齢を重ねても自由に動き回れる体力を維持できるわけです。
これは大変でもあるけれど、希望も見えます。中高年以降の方は健康面も体力面も筋力面も個人差がとても大きくあります。
こうしたことは普段、平和で何でもない世の中では大きな問題にならないかもしれません。
ですが 災害などが起きると、体力的にも健康的もに弱っていると当然負担が大きくなることでしょう。
それが自分であった場合には本当に大変なことになります。
筋力&体力維持は楽に楽しく生きるために必須なこと
災害の為にと言うばかりではありませんが、筋力や体力を維持していくことは何より自分本人が楽しく楽に生きていくためにも一番重要なことです。
備蓄は品物を用意するばかりではありません。体力や筋力のトレーニングといった、実は品物の備蓄以上に大事なことかもしれない大事な備蓄があります。
筋力&体力はお金、家事、メンタルに影響する
また、こうしたトレーニングは、 先日もブログに書きましたが、何より本人のメンタルや家事、お金の使い方にも反映されます。
裏を返せば、体力と筋力を維持することができれば、たいていのことをクリアできてしまうほどの力があります。
そしてこうしたことを維持するためには、新たに何か物を買ったり、お金をかけることはたいして必要ないのが特徴的です。
筋力&体力は代わりに他人がやれない
必要なのは本人が毎日習慣化することと、続けることだけです。歯磨き と同じように、やらないと気持ち悪いと思うようにすれば続けられます。
筋力と体力の備蓄は、店から買ってくるわけにもいきません。 通販で買うこともできません。誰かが代わりに行ってあげるわけにもいきません。
コツコツと日々自分で実践するしかありません。けれどもやれば確実に効果が出るし、結果として気分も良くなり、行動範囲が広がります。
やるだけの大きな意味とメリットは、大すぎるほどあります。
さいごに
災害の備えは備蓄品のことが気になります。ですが、同じくらいに筋力と体力をつけることは大事です。
参考になればさいわいです。