はじめに
突然ですが、あなたはクーポンを使う派ですか?それとも使わない派ですか?
今回は、
「クーポンを使うと節約にならない」
という話をします。
クーポンはもらっても、即処分しています
たまにドラッグストアに行くと、例えばマツキヨあたりでは必ずクーポンをくれます。よく見てはいないのですが、次回の買い物で何パーセント引きになるというクーポンです。
クーポンは本来、受け取りたくないのですが(財布がふくれる)それでは角が立つので、おとなしく受け取ります。
その代わり帰宅したら、ソッコーでごみ箱へ入れてしまいます。
次の買い物でクーポン使えないのはもったいない?
「クーポンを捨てる」
というと、おどろく人もいるかもしれません。確かに、次の買い物で割引になるなら、そのほうがいいですからね。
でも、「クーポンでお得」は、あるかんじんなことが抜けていることに気づいていますか?
クーポンを使おうとする時点で、
「そもそも買うか買わないか」が
↓
「どれを買うか」に意識が変わってしまうんです。
「そもそも」余計な買い物をしないのが一番安い
「そもそも」なんですが、クーポンがどうのという以前に、買わないのが一番安いんです。
つまり、クーポンで5%割引になろうが、10%割引になろうが、
「そもそも買わない=100%引き」
・・にかなう買い物はないんです。
最安値は買い物をしないこと。
何かを買おうとしている時点で、最安値じゃない
クーポンを発行されると
「次はこのお店で期限内に何か買おう」
と思いませんか?
私も以前はそうでした。
そしてクーポンをもらうと、財布の中に大事に入れていたもんです。そして財布を開け閉めするたびに、クーポンが目に入ります。
マツキヨならマツキヨのクーポンが脳にインプットされます。
これはある種の小さな洗脳です。
いえ、マツキヨさん自体はよいお店なんですよ。
クーポンも常連さんは安く買えるということでもあるから、それはそれでよいシステムなんです。
けれども、ついドラッグストアで散財してしまう私には、危険なチケットだったのです。
それで気づいたのは、クーポンで安く買おうとしていたけれど、そもそも何も買わないのが一番安いということだったんです。
クーポンの存在をスルーする
以来、クーポンの存在はスルーするようになりました。結果として、ドラッグストアで余計な買い物をすることがなくなりました。
普段はだいたいネットスーパーに注文するので、リアル店舗で使うクーポンは即処分しています。
確かに通販より、ドラッグストアで買うほうが安いことは多々あります。けれども余計な買い物をしてしまうから、極力近づかないようにしています。
さいごに
クーポンは節約の味方と思いがちですが、実はかえってクーポンを使おうとして買おうとしていない商品を余計に買ってしまう魔のチケットでもあります。
ドラッグストアに限らず、スマホアプリ経由で発行されるクーポンも同じです。
通販でも「クーポン発行」を目当てにした買い物は極力控えています。節約したければクーポンは使わない、意識しないに限ります。