
はじめに
現在、金(ゴールド)が下落していますよね。
あれ?
「有事の際に金は上がるんでは?」
絶対的なことは何もない
有事の際は金は、上がるとされるのが常識とされていました。でも、投資の世界に絶対はないんです。今回の金相場の下落を見ても、それは例外じゃないことがわかります。だから分散投資が不可欠とされるわけですね。
どの投資に対しても、絶対的な信頼を置かず、少し引いた視点で向き合うことが必要です。
投資の値動きについて庶民が騒いでも何もできません。また原因を特定することもできません。わからないのだから騒ぐだけ無駄です。無駄なことにエネルギーを使わず、現実を淡々とこなして生きるほうが効率的です。
もし金投資をしているならば、ドルコスト平均法で積み立てで実践すればいいでしょう。
9年前に金投資を推奨する本を読んでも、さわりだけにした理由
9年前、金投資を推奨する本を読みました。そのころ、たまたま知った著者さんで、一時期夢中になって全出版本を読みまくりました。その方は金投資と同時に、徹底的な備蓄をすすめるスタイルもありました。
ただ筆者は、ある時その方が師とあおぐ方を知ったとき急に興味が薄れたんです。その方が師と仰がれていた方に特別問題があったわけではありません。ただ、その著者さんが割と現実的な発信をしているのにたいして、師さんはどちらかというと運とか、気などを重視する方です。そのギャップに混乱しました。結果として著書に興味がなくなったという次第です。
もちろん、その方の主張とは別にある程度の分散投資としての金投資と、ある程度の備蓄は有用でしょう。でも徹底的な備蓄(シェルターを設置するレベル)は無理があります。徹底的な備蓄は、可能な人とそうでない人がいます。誰もが徹底的な備蓄をできればいいですが、それはできません。
金銭面だけではなく、職業的に住む場所においても制限されますし。南海トラフや首都直下型地震が言われていても、実際に引っ越す人はかなり少数派でしょう。それは家を出れば誰もが交通事故のリスクがありますが、だからと言って外に出ないで暮らす人は少ないことと原理が似ているかもしれません。
9年前に千円の純金積み立てを開始したまま放置
当時の筆者は、とりあえず月たった千円の積み立て投資だけをしました。よくわからないので、とりあえず口座開設だけして月千円だけで積み立てをしました。口座開設と積み立ての設定までやっておけば、あとは増額もスポット購入も簡単です。
でもあれから9年経過しましたが、積立額を増額もしていないし、スポット購入したこともありません。ただ、もし当時から千円などという小学生のような額ではなく、ある程度の金額を積み立てていたらある程度の金額にはなっていたでしょう。金投資を実質やらないのは、それはあまり興味がない、面白みがないという点が大きいかもしれません。投資はなんだかんだ言って、その人の好きな方向性が出ますからね。
金の下落は短期の話。長期では爆上がりしている
現在、下落しているとはいえ、それは短期で見た場合のこと。数年前と比較したら金価格は相当上昇しています。ある意味、投資しそびれていると感じるならば今が投資しどきと見る人もいます。
下落しているといっても1年前の2025年3月25日はの金価格はグラム17,044 円です。2026年3月26日は25,715円です。1年前との比較で見ても1.5倍です。
では、いつと比較して下落といわれているかというと、2026年3月3日に29,969円でしたがそれと26日あたりで比較すると25,000円くらいに下落しているというわけです。
3年前(2023年頃)と比較すると当時はグラムあたりおよそ9,000円〜10,000円台なので下落しているといっても3年前との比較では2.5倍に上昇しています。
筆者が千円で積み立てをした10年前と比較すると10年前(2016年頃)の金価格は、グラムあたり約4,500円〜4,600円台です。5倍以上になっています。このころと比較すると現在の下落は誤差に見えます。
メディアは一部を切り取って報道する
メディアは注目を浴びるために情報の一部を切り取る癖があります。たとえば短期の下落に過ぎないのに暴落あおりをします。
もちろん、富豪や企業、デイトレや投資スタイルによっては短期の下落の影響を受けます。ただ、私たち庶民投資家と見るべきところは違います。
こうした現象も、チャートを確認すれば現実がすぐわかります。でも多くの人は実際に投資をしていないので、チャートを確認する人は少数派です。だから暴落あおりに乗せられてしまいます。
テレビや新聞以外にユーチューブも、それは同じ傾向もあります。暴落をあおったほうがチャンネルをみてもらえるからです。
また、暴落に対して楽観的なことをいうと、万が一本当に暴落が起きたら非難されます。だから暴落はあおったほうがメディアとしては安全圏でいられるのでますます、そのたぐいの情報が増えるのです。
投資は分散、安全資産を十分に確保で実践する
投資に絶対はありません。また先を読める人はいません。もし先を読めるという人がいるならば幻覚を見ているか、もしくは詐欺です。または自分を過信しているだけです。
投資は分散が鉄則。安全資産を十分に確保してやりましょう。この場合、国債自体は元本保証の安全資産ですが、入金したばかりだと1年は換金できません。この場合は1年以内にすぐ換金できる預貯金などの生活費は別に確保して行いましょう。
まとめ
- はじめに
- 絶対的なことは何もない
- 9年前に金投資を推奨する本を読んでも、さわりだけにした理由
- 9年前に千円の純金積み立てを開始したまま放置
- 金の下落は短期の話。長期では爆上がりしている
- メディアは一部を切り取って報道する
- 投資は分散、安全資産を十分に確保で実践する
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は
金(ゴールド)、戦争(有事)が起きているのに「下落」の不思議。一般庶民が騒ぐ意味がない理由。
という話をしました。参考になれば幸いです。