はじめに
今回は、円安で食材などが高騰する中において「食費を安定的に節約する方法」を紹介します。
実は食費総額はほぼ一定させています
実は食費総額は、筆者宅では円安前とそれほど変わっていません。ほぼ同じで一定しています。
つまり円安の今は、実質食費が下がっていることになります。多くの方は価格高騰で食費はアップしていると思われます。
にもかかわらず筆者宅ではなぜ、食費を実質低下させ、円安の今、それ以前と食費自体が変わらないのか、その秘訣を紹介します。
もちろん、何かガマンしてるかというと、まったくそうではありません。
安定的食費節約術1・無駄に食べる量を減らす
円安以前は、買う食材の量が現在より多かったのです。特に多かったのはお菓子類です。また、在宅勤務の名残から一時期お菓子の購入が増えていました。また肉魚野菜も
「食べ足りない」
と家族に思わせたくなくて、多めに食材を買っていました。けれどもそれをやめて、一般的に普通量だけを買うことにしました。
これまでは食材が余ることがありましたが、現在は週末は少し足りないくらいの量にしています。
実際に多くの方が食品を余計に買いすぎている可能性があります。毎週末、冷蔵庫が空になってから買い物をするようにすれば買いすぎを予防できます。
コツ・食費高騰を嘆く前に余計な食品を買わない
安定的食費節約術2・歯に良くないものを食べない
歯というか歯茎の調子が良くないときは、事前に甘いものを食べてしまっていることが多いようです。そこでなるべくダイレクトに甘いものを食べる頻度を激減させました。これは同時に身体のためにもなります。
歯によくないものを買うのを減らしたら、食費が激減しました。
コツ・歯によくない食品を買わない、食べない。その分食費が減る
安定的食費節約術3・アルコールを飲まない
筆者は全くアルコールを飲みません。家族もたまに自分で買ってくる程度で、ほとんど買いません。
けれどもアルコール摂取が習慣の方は、これを減らすことで大幅な削減が可能です。アルコール摂取は、そのものの購入費のほか、つまみなどの食材も増えるからです。
また健康効果にも良いとは言えません。
コツ・アルコール飲酒の習慣を減らす。その分食費が減る
安定的食費節約術4・使わなくていい調味料を使わない
食材というと肉魚野菜などが浮かびますが、盲点は調味料です。使わなくてもいいものを永遠にやめると、永遠にその費用が不要になります。
- 砂糖
- みりん
- 酒
- ドレッシング
- サラダ油(オリーブオイルかごま油を使います)
この5つはなくてもOKです。もちろん、料理が趣味であるとか専門的な分野の方は必要かもしれませんが通常の家庭料理ではこれらがなくても問題ありません。
レシピに酒やみりんや砂糖と書いてあっても、使いません。それでも味に大差はありません。甘い味に慣れないことのほうが重要です。
「甘い」=「おいしい」と感じやすいので、総菜には砂糖が多く入りますが家庭料理には不要です。
コツ・余計な調味料を買うのをやめる。その分食費が減る。
安定的食費節約術5・ネットスーパーで買う
筆者宅では食品をネットスーパーから9割買っています。実店舗で買うのは食品の1割程度です。
確かに実店舗で安い品を直接選んで買うほうが節約になりそうな気がしますが、実際はそううまくいきません。
直接目で食品を見てしまうと、欲が出るからです。買う予定になかった総菜、お菓子、果物など場合によっては食品以外も買う気になります。
店舗では買い物かごに入れた金額を概算で計算しますが、数が増えると途中でわからなくなります。結果としてたいていは予算オーバーになります。
一方でネットスーパーならば予算を正確に死守できます。いったん買い物かごに入れた後合計が予算オーバーした場合は、何か削れるものがないか再確認します。
するとたいていは今日買わなくてもいいものが発見できるので予算は死守できるというわけです。
※ネットスーパーが無理な場合は買い物メモをもってそれ以外買わないようにします。
コツ・ネットスーパーや買い物メモで、予定外のものを買わない、予算死守で食費が減る
安定的食費節約術6・白米の消費を控え玄米を取り入れる
白米メインをやめて玄米メインにしました。すると少量でも満腹感と栄養効果があり、白米よりも米代が減りました。
玄米はロウカット玄米というものを買いますので、消化の面も我が家は問題ありません。白米1に対し、玄米5くらいの頻度です。
玄米は白米より割高ですが、食べる量、つまり購入量が減ったので米代そのものは低下しました。栄養面は問題なくむしろ白米よりアップしつつ、食べ過ぎを抑え食費も抑えられます。
コツ・白米から玄米を取り入れて食べすぎが減り食費が減る
安定的食費節約術7・スイーツを買うくらいなら、いちごヨーグルトを買う
たまのお楽しみに食べたいのがスイーツです。この場合まともにスイーツを食べると高いし小麦粉メインだし、甘すぎるしで問題多しです。
そこでスイーツを食べるくらいなら、いちごヨーグルトを買えばいいと気づきました。例えばレアチーズケーキやババロアは高く一個400円くらいします。コンビニスイーツでも250円~300円くらいします。
ところがいちごヨーグルトであれば、一個120円くらいです。それでいながらメインはヨーグルトなのでたんぱく質です。乳酸菌も摂取できます。
レアチーズケーキの構成要素とヨーグルトって大差ない気がするんですよね。
例えば「いちご大福」を食べたいならば、いちご大福は高価なので、いちごと大福を買っても効果は同じです。(もちろん「おつかいもの」ならこの限りではありません。)
このような発想で工夫すれば、欲求を満たしつつも食べたいものは取り入れられます。
コツ・スイーツの代わりにヨーグルトを買い食費を減らす
安定的食費節約術8・甘い飲み物は飲まない、茶葉を活用
甘い飲み物は基本、飲みません。やむを得ず飲むのは、自販機で買って飲むスポーツ飲料くらいです。(スポーツ飲料は災害備蓄の水分を兼ねるので、粉末ではなくペットボトル飲料です)
ウォーキング用にはスポーツ飲料をネットで箱買いしておき、冷蔵庫で冷やして水筒に入れて持参します。それで足りない分だけ自販機で買います。ネットで買うとはるかに安いです。
それ以外自宅で飲むのは
- ほうじ茶
- 麦茶
- 緑茶
- 紅茶
- コーヒー(インスタント)
などです。これらは茶葉を買います。皆さんもやっていると思いますがペットボトルで買うよりも断然割安です。
この時、砂糖を入れず飲む習慣を作ると余計な糖分摂取を控えられます。はじめは苦く感じますが1週間くらいで慣れますよ。
コツ・茶葉を使い、甘いものを飲まないで食費を減らす
まとめ
- はじめに
- 実は食費総額はほぼ一定させています
- 安定的食費節約術1・無駄に食べる量を減らす
- 安定的食費節約術2・歯に良くないものを食べない
- 安定的食費節約術3・アルコールを飲まない
- 安定的食費節約術4・使わなくていい調味料を使わない
- 安定的食費節約術5・ネットスーパーで買う
- 安定的食費節約術6・白米の消費を控え玄米を取り入れる
- 安定的食費節約術7・スイーツを買うくらいなら、いちごヨーグルトを買う
- 安定的食費節約術8・甘い飲み物は飲まない、茶葉を活用
- まとめ
- さいごに
さいごに
今回は「円安時代の安定的食費節約術8つの方法」を紹介しました。参考になればうれしいです。